2018年10月23日火曜日

トランスジェンダーの排除

アメリカ・トランプ大統領は、オバマ前大統領が決めたトランスジェンダー(心と体の性が異なる人)の存在を認めて保護することを行政当局の取り組みから排除することを検討し始めたと言うことです。
オバマ政権で拡大したLGBTの権利は、今後縮小に向かうでしょうか?
なにしろトランスジェンダーの生徒に自らが選んだ性のトイレの利用を認めたのですから、これでは痴漢なのかトランスジェンダーなのか・・どう判断するのでしょうか。

トランプ大統領がトランスジェンダーのアメリカ軍入隊制限を発表した時、サヨク・リベラル系の人々が抗議をしたことから見て、今回はもっと激しい抗議が出ることが予想されますか、それを承知の上でのことでしょう。

このトランプ大統領の方針を受けて、アメリカの厚生省は性について連邦政府機関が「明確で客観的かつ管理可能な生物学に基づく」定義を採用するよう促す方針を検討しているそうです。
「生まれつきの生殖器で定義すべき」とか「異議がある場合、遺伝子検査に基づいて決着させる」などの案が出ているとか。

アメリカのマスコミは、11月の中間選挙を間近に控え、共和党支持層の保守派にアピールするねらいがあると報道し、保守層にアピールするための発言とも書かれているようですが、それが本当かどうかは判りません。

日本では杉田水脈衆議院議員が「LGBTは子供を作らない」ということから、彼らに社会福祉で国民の税金を使うことに異議を唱えました。
福祉は日本の未来を担う可能性に付与すべきだという感覚です。それでもサヨク・リベラルは彼女を攻撃しました。

その攻撃と、このような発言をするトランプ大統領に対する抗議はかなり似ているように思います。
杉田氏を擁護したのは「新潮45」という雑誌と、そこに記載した小川榮太郎氏など、結構多くの識者が賛同しておりましたが、サヨク系の圧力でしょうか「新潮45」は休刊となり、杉田議員はこのところおとなしくしております。

トランプ大統領はおとなしくしていることは出来ません。まもなく中間選挙ですから。そしてこのように提起しておくことで、選挙結果がどう出るか、多数を取ればトランスジェンダー排除をアメリカ国民の多数が望んでいることになります。

オバマ政権はサヨク・リベラルに偏り、マスコミを味方につけるためのトランスジェンダー擁護に踏み込んだのかも知れません。
トランプ大統領は最初からマスコミを敵視し、SNSを使って自らの意見を発信しました。民主党が低迷する中、トランプ大統領が中間選挙を使って、変なリベラル風の「トランスジェンダー擁護」を止めさせる賭けに出たようにも思えます。

トランスジェンダーというのは一種の病気だろうと思います。直るものなのか直らないものなのかは判りませんが、性的少数者であることに間違いはないでしょう。
そしてある意味での擁護は必要でしょうが、社会システムとして取り込むことには無理があると思います。

サヨク・リベラルは、よく「弱者の味方」のように振舞います。しかし視野が狭く社会全体に対する影響は考えません。
ですからよく弱者を裏切ります。社会システムとしてはうまく機能しないからです。

トランスジェンダーの方々は「そっと静かにしていて欲しい」という希望を持っていると聞きます。社会生活に支障のないようにしてくれればいいと言うような感じです。ですからあまり騒ぎ立てることはしない方が良いように思います。

また、LGBに関しては、日本では昔からあったもので、十分社会に溶け込んでおります。差別も無ければ社会生活も出来ているように思います。

それは日本独特の感覚、「甘え」が理解されているからです。甘えという言葉に相当するものが欧米系の言語には無いそうです。
ですからLGBという差別が生じてしまうようですね。学者や芸術家などでこの感覚が研ぎ澄まされている人には生活しずらい欧米社会のようです。

サヨクが使うLGBTは政治用語です。
政治的意味を持って使われ、政敵を「差別主義者」とか「人権無視」といって貶めるための用語でしかありません。

LGBTはかなり微妙な用語で、慎重に使うべきものです。しかし政治用語としてのLGBTは粗野で攻撃的です。
トランプ大統領はこの政治用語としてのトランスジェンダーに切り込んだのだと思います。それがアメリカの有権者に伝わったかどうか、中間選挙の結果によって判るでしょう。

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