2010年11月25日木曜日

また北朝鮮が暴れています

菅政権、もう少し頑張ってくれないと国民の意思を受けとめる政党がまだ出来ていませんが・・
しかし北朝鮮はそれどころではないようですね。政権交代が早まっているのでしょうか、金正恩氏を権力の座につけようとしているようですが。

韓国とアメリカは現在北朝鮮と戦争中なのですが、一時停戦をしていました。
停戦中、北朝鮮は共産党の独裁をまじめに行い、そしてどんどん貧しくなっていったのではないでしょうか。
そして戦争中なのですから軍備にお金をかけてきました。「先軍政治」と言っていますが、ようするに日本を恫喝してお金をもらい、そのお金で更なる恫喝用の軍備をしてきたようです。
いさましい言葉とは裏腹に、成長する他国との間に経済格差は広がるばかり。国民にそれを知らせないように国を閉ざして、世界の事情は日本人になりすましたスパイを活動させて中枢だけに伝わるようにしたわけです。
そのために日本人化教育が必要になり、日本人を拉致までしました。
それが祟って日本からの援助は止められ、当然世界の国々は日本ほど甘くはありませんからシカト(無視)します。もはや話が出来るのは、北朝鮮に領土的野心を持つ中共だけ。あとは国際政治のカウンターパートナーとして付き合ってくれる弱小国だけとなりました。

恫喝の最終的手段は核爆弾とミサイル。ごまかしに近い核実験をやって核保有を誇示し、ウランの濃縮を行うとかで千台くらいの遠心分離機を披露したとか。
そして「原子力発電用のウラン燃料を作っている」と話したとか。ジャーナリストは「それは原発用ではなく核兵器用だろう」などと騒いでいますが、むしろそれが北朝鮮の狙いでしょう。
核爆弾は濃縮度90%以上でなければ爆発しません。遠心分離機で出来るのは30%程度がやっとのはず。原発のウランです。
それ以上の濃縮は、六フッ化ウランを作って、ガス状態にして遠心分離しなければならず、そのためにはフッ素樹脂による容器でないと腐食して濃縮できないはずです。
高速増殖炉などで核反応を起こし、ウランに中性子を吸収させれば高濃度ウラン(プルトニュウムですが)は出来るかも知れませんが、北朝鮮にはそれは無いと思います。

アメリカと中共の対立が世界の目を奪い、北朝鮮がほとんど無視されている昨今、韓国の巡洋艦を爆破してみても事態は変わりませんでした。
そこで23日、ついに韓国西方沖の島「延坪島」に攻撃を行い、韓国の民間人2名が死亡、韓国軍兵士も2名が死亡したとか。
島の住居は炎上し、負傷者はもっと出ている模様です。

韓国軍は警戒態勢を強化するも、李大統領は「断固とした措置」を取る言いながら、しかし挑発には乗らない姿勢を示しています。
オバマ大統領は激怒、「北朝鮮は休戦協定と国際法を順守していないとの認識を持っている」と述べたとか。(そんな国ではないことが、まだわからないのでしょうか?)
さっそくアメリカは中共に対し影響力を行使させるように画策しているようです。そしてその中共は、駐日大使が「報復の連鎖になるといけないので、エスカレートしないように北朝鮮と韓国に働きかけていくことが必要だ」などと述べています。

そして我が国の菅政権は・・・その時の対応のまずさ。首相を始め、防衛大臣とか国家考案委員長などの無責任さを露呈しているようで、まそます下がる内閣支持率、と言ったところです。
このまま行くと年明け早々に解散かも知れません。まだ投票すべき政党も出来ていないのに。

ここまでやっても戦争に持っていけない北朝鮮。すなわちお金は取れないと言うこと。
シカト(無視)されることが一番怖い北朝鮮。次に打ってくる手は日本の米軍基地へのミサイル攻撃かも知れませんね。沖縄への。
沖縄の国民は「基地があるから攻撃された!アメリカ軍出て行け」となるのか、「ここまでされても米軍は北を攻撃しないのか、イラクの時に見せた意欲は何だったんだ!」となるのか、日本国民の正念場となるようですね。

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