2010年11月3日水曜日

ロシア大統領の国後訪問、なめられた菅政権

尖閣列島で中共をのさばらせている菅政権・こんどは北方領土も取られそうです。
尖閣列島は沖縄への侵略の橋頭堡であり、北方領土は北海道への橋頭堡であることは、誰が見ても明らか。
放置すれば日本そのものがロシア・中共の隷属国家になってしまうことが考えられます。

「地方主権」などと言葉としても間違っているような主権の解釈では、とても日本の国家主権を守れるはずもなく、そういう無知こそが売国政権と言われる所以であることは判っているのでしょうか?
日本の民主党政権がこの1年間に取ってきた愚民政治によって、中共もロシアも動き出したことは間違いないでしょう。
「日本を支持する」とリップサービスを行ったアメリカ・オバマ大統領も、自らが掲げた理想主義がアメリカという国家を弱体化し、ロシア・中共などに間違ったシグナルを送ってしまったことに気が付いています。
いや、それよりもアメリカ国民がそれに気づき、支持率低下という形でオバマ大統領に政策の変換を求めたようにも見えますね。

この中間選挙では、民主党は共和党に惨敗しそうです。即ちオバマ大統領が気づいた時には、もう中間選挙には間に合わなかったということでしょう。
日本の民主党もすでに支持する国民は減少していることでしょう。街中の声を聞いても、マスコミの出す記事とはかけ離れた内容が話されています。
反日マスコミ、特にテレビは何とか民主党を盛り上げようと必死ですが、民放においてはスポンサー離れに歯止めがかからず、NHKはすでに国民のある団体から集団訴訟もされていますし、デジタル化でビジネスモデルの変更も余儀なくされるでしょう。
このような中で草莽の国民集会が盛んに行われ、尖閣列島を守ろうとするデモが毎週のように行われていることに、中共政府も首脳会談を断ったり、ロシアとの友好を計ったりと対抗してきています。

このあとアメリカの民主党は大きく舵をきるでしょう。しかし日本の民主党はそれも出来ず、いたずらに時間を過ごすだけではないでしょうか?
野党自民党の支持率が上がったとのことですが、それほど支持を集めるような政策も意見も出していませんし、内部にはまだサヨク的政治家がうろついています。
しっかりした保守政党としてはいまだ生まれ変わっていないような気がします。今回のロシアの取った行為に対して有効な突っ込みも入れられず、中共に対しても腰砕けの感じがぬぐえません。
その他の保守系野党も、いまだ日本の将来を掛けた政策をまとめきれていないようです。

ロシア・メドベージェフ大統領は、次期大統領選挙でプーチン元大統領とぶつかることは目に見えています。何とか自分で成果を出さないと支持は受けられませんし、このところプーチン氏のカリスマにはますます磨きがかかっています。
それが今回の国後訪問だったのではないでしょうか?
さかんに日本を意識した発言を行い、北方領土の実効支配を確固たるものにして自分の実績をあげようと苦心しているように見えます。
あくまでも相手が菅政権だからこそ出来る「強いロシア」発言のように聞こえます。

前原外務大臣だけが必死になっています。ロシア大使を一時帰国させるとか言っていますから。
ロシア・コサチョフ外交委員長が「過激な一歩」と批判し「(日本は)北方四島の法的地位の論争を繰り返すつもりだ」と非難したとか。即ち前原外相の行動が日本のとるべき正しいもの。こうすることで外交交渉が可能になると言うことです。(これは戦争行為ですからね)
今、日本は日露戦争と日中戦争の同時並行戦争を戦わなければならなくなったようです。
平和主義者が戦争を起こすとはよく言ったものですね。相手になめられて仕掛けられるからでしょうね。鳩山前首相など自分がこうしてしまったとは、まったく気づいていないでしょうけど・・・

ここまできても何も出来ない菅政権。そしてこの政権に何も期待していない日本国民。
11月6日の草莽のデモ(日比谷野外音楽堂)では、尖閣列島に加えて北方領土に対するロシアの蛮行も取り上げるでしょうか?
アメリカ・オバマ大統領の「日本を支持する発言」は菅政権に対する援護というより、むしろ日本国民の「激怒」に対する援護のようにも聞こえますね・・・

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