2010年9月7日火曜日

売国の元首、金総書記の元満州視察

日本とアメリカへ、さまざまな画策を試み、すべて失敗した北朝鮮の金総書記は、行き詰まりの果てに中共への売国的交渉を行ったようです。
北朝鮮国民から見れば、それが中共であろうと今より悪くはならないような感覚になっているかも知れませんが、韓国、日本、そしてアメリカにとっては打撃が大きいものでしょう。
もっとも、それを狙って行う行為なのでしょうけど。

7月にアメリカと韓国は、米韓連合軍の戦時作戦統制権を韓国に移管するのを、2015年12月まで延期すると発表しました。
この5年間の延期とは、あと5年以内に金総書記が亡くなるだろうということを意図した決め方ではないのか、とのもっぱらの噂です。
(アメリカと北朝鮮は現在戦争中であることをお忘れなく!)

そしてアメリカが取ったその後の行動、それは金総書記の資金の封じ込め策でした。
アメリカ主導の金融制裁が、これ以上どこまで有効なのかは判りませんし、アメリカが対北朝鮮政策を今後どのようにするのか、それも見えてきません。
ただ判るのは北朝鮮の現体制は潰したいが、中共とはぶつかりたくない・・という思いです。
これでは北朝鮮現体制に「中共へ身売りしろ!」とシグナルを送っているようなものではないでしょうか?
当然、金総書記は中共へ身売りに行くでしょうね。

アメリカが今圧力をかけるべきは中共でしょう。それは「北朝鮮にこれ以上手を出すな!」という圧力です。そうしませんと、アメリカの太平洋覇権が危険にさらされるのでは?
アメリカが中共に負い目を感じるのは単に経済面だけ。もっとしっかりして欲しいものですね。
中共は、元満州(現中国東北部)から北朝鮮の羅津港を経由して日本海から津軽海峡を通って太平洋へ出てくるつもりかも知れません。
日本にとっては、沖縄と北海道が中共の手中に収まる危険があります。アメリカのユーラシア大陸への野望とは正反対の行動が起きるわけですから。

日本の本州を挟んで、南の沖縄、北の北海道。双方とも日本では防衛の要諦です。しかし軍事費を削減してきた結果、これらの防衛力が減衰していることは否めません。
沖縄にはそれでも米軍がおります。現実的な中共は、北海道経由での太平洋進出の方が手っ取り早いと判断しているかも知れません。日本の現政権は、さらに防衛費を減らすかも知れませんし、そうなれば中共にとっては北ルートも有望なようですから。

北朝鮮と中共は国境の鴨緑江にかかる大橋の建設(総工費約150億円)に、10月から着工するようです。(中朝国境の形は、ほとんど鴨緑江の流れの形です)
中共は着々と準備を進めています。経済発展と軍事拡張、そして太平洋の半分を取るために。
アメリカはユーラシアへの覇権ではいつも華人に騙されます。第二次大戦でも、蒋介石を支援したアメリカが、結局大陸を毛沢東に取られてしまったように。
朝鮮戦争でも未だに北朝鮮との戦争を終結できません。その影に華人の謀略があるというのに、何故か騙され続けています。

華人の、アングロサクソンに対する憎しみの大きさ、それに早く気が付かなければ・・・

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