2015年2月26日木曜日

「喫緊の脅威」・中共の衛星攻撃兵器

国際宇宙ステーションなどが今後さらに作られ、GPSなども高度化していく中で、秘密主義を取る中共などが衛星攻撃兵器を開発しております。空から常に監視されているのは嫌なのでしょうね。

この問題を、来日しているローズ米国務次官補が取り上げました。
「中共、そのほかの国々が開発する衛星攻撃兵器にいかに日米で緊密して対応できるか。これは喫緊の脅威だ」と言うわけです。

そしてこの問題解決に日米共同で対処する必要性を強調しました。その上で、2011年から日米豪が開催している宇宙利用に関する安全保障分野での協議に、韓国やインドを加えることを提案されています。
韓国が入ってくるかどうかは判りません。とにかく「アメリカに媚を売ることはいいが、中共に損をさせてはならない」などと朴政権を恫喝している中共ですからね。

韓国よりもロシアを入れた方が良いのではないかと思いますが、それはウォール街が拒否するでしょうね。

ローズ次官補は、この問題を提起するにあたって、「(中共が)包括的な対衛星能力を開発しており、それが米国やほかの同盟国を脅威にさらす明確な証拠を米国は持っている」と指摘しています。
さらに、「宇宙活動に関する国際行動規範の策定」を欧州連合は提案しており、また欧州連合は攻撃に対抗できるシステムの開発作業を行っていると述べました。

そして「中共の核戦力が強化されていることを述べ、そして移動式ミサイルの開発などで「透明性の欠如に懸念している」と警戒感を示しました。
https://www.youtube.com/watch?v=sYVP2PJs60I

次第にアメリカの中共脅威論が高まってきているようです。
中共の経済が破綻を招いていることを示す証拠でもありますね。もはやウォール街が中共を見捨てたとも考えられます。
そこで政府は、対中脅威論をぶち上げて日米同盟強化と、対ミサイル防衛の技術開発を共同して行うべきだという方針が決まったのかも知れません。

日本にとっては、中共というよりも中国大陸(支那)の脅威であり、それは歴史的に1400年前からのものであり、いわば日本の地政学的脅威とも言うべき問題であります。
アメリカ軍を震撼させたあの「カミカゼ」も、もとはと言えば支那からの災いに対処した「風」を意味する言葉であること、判っているのでしょうか・・・
ですから日米協力して支那に立ち向かおうとういう方針を支持はしますが、アメリカの国策には注意も必要です。なにしろつい最近まで「日本は終わった。これからは支那の時代だ」などと本気で思っていたアメリカなのですからね。

日本にとって支那の価値観、即ち「中華思想」は受け入れがたく、どちらかと言うと「キリスト教、あるいはヘブライの思想」の方がしっくりと行くのです。
先日、チャンネルAJERのメールマガジンに、「日本の建国神話は、ユダヤ・キリスト教の神話と親和的である。」と書かれていましたが、まさにその通りでしょう。

思うところ、神武天皇は史実であり、ここで縄文の口伝神話を神武以前の歴史として古事記、日本書紀に定着させたのでしょう。この時、ヘブライの天地創造を使って口伝神話を時系列に並べたのではないでしょうか。奈良時代ですから、飛鳥時代に聖徳太子が支那に絶縁状を送った後です。
古事記は国内向け、日本書紀は対外国向け(特に支那向け)に編纂したと思われます。国際条約も何もない時代、こうして日本は主権国家として定着(国体の定着)していったと思われます。

ですから神話と神道はヘブライの価値観と親和性が良いのでしょうね。

中華思想は、この日本を認めませんでした。なにしろ朝貢国となることが国として認めることですから、絶縁した日本を認めるわけがありません。
しかし、支那は度重なる自国民のジェノサイドで文化は継続しませんでした。「宗教」もなく「公の認識」もなく、自分を守るのが精いっぱいの蛮国(アトム的な世界観)のまま、現在に至っているようです。

対する日本は、皇室を守ることによって文化の継続が行われ現在に至りました。支那の脅威とは、こうした歴史の中で継続された脅威で、主権侵害の脅威を常に感じていたと思われます。そして現在もそれは「尖閣諸島の領土侵害」などに具体的に表れています。

こうした日本の歴史をアメリカは理解しているでしょうか?
我々はアメリカの歴史を知っています。今知らなくても、勉強することは容易です。すべて記述が残っていますし、短い歴史ですからね。
そして「短い歴史」の劣等感が強い国です。オーストラリアも同様ですね。

日本が「神の国」であるという根拠は、職人が使う「神技」にあります。一つの技量に精進すれば、「あの人はXXに関しては神様だ」と言われる国なのです。そしてそういう人達に天皇陛下は勲章をくださいます。
だから日本人は、そういう心証を持って、例えば「潜水艦」を作っているのです。「日本の潜水艦は優秀だ」などと軽々しく言わないでいただきたいものですね。

少なくとも、日本国民だけはこのような理解を持って、その上で「日米豪の同盟」を注意深く維持発展させていきましょう。1400年以上にわたる支那の脅威に対抗するために・・・

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