2015年2月23日月曜日

建国記念日、ある中学校で・・

愛知県一宮市の市立中学校で、その校長先生(おそらく丹羽明男先生?)が、建国記念日の前の9日の朝礼で「日本の起源」について話しました。そして同日午後に、その基になった原稿をブログに掲載したのです。

その内容を要約しますと・・・
「日本は、今から2675年前の紀元前660年2月11日、初代、神武天皇が即位した日が始まりです。
大仙古墳で有名な16代仁徳天皇が、ある日高台に登って遠くをご覧になられました。すると人々の家からは、食事の準備のために煮炊きする煙が少しも上がっていないことに気付いたのです。『民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう』と仁徳天皇は仰せになり、三年間、税を免除されました。
朝廷の収入はなくなり、天皇は衣を新調されず、茅葦屋根が破れ、雨漏りがして、星の光が屋根の隙間から見えるという有様となってしまいましたが、三年がたって同じ高台からご覧になると、人々の家々から煮炊きする煙が盛んに立つのをご覧になれました。
一緒におられた皇后に『私は豊かになった。喜ばしいことだ』とおっしゃっいますと、皇后陛下は『陛下は変なことをおっしゃいますね。衣服には穴があき、屋根が破れているのに、どうして豊かになったといえるのですか』と問われます。
仁徳天皇は『国とは民が根本である。その民が豊かでいるのだから、私も豊かということだ』と言われ、天皇は引き続き、さらに三年間、税をとることをお許しにならず、六年が経過して、やっと税を課して、宮殿の修理をお許しになりました。
この話は神話であり、作り話であるという説もあります。しかし、こうした神話こそが、その国の国柄を示しているとも言えるのです。
こうした天皇と国民の関係性は、何も仁徳天皇に限ったことではありません。敗戦直後の1945年9月27日、124代昭和天皇はマッカーサーと会見をし、『今回の戦争の責任はすべて自分にあるのであるから、東郷や重光らを罰せず、私を罰してほしい。ただし、このままでは罪のない国民に多数の餓死者が出る恐れがあるから、是非食糧援助をお願いしたい。ここに皇室財産の有価証券類をまとめて持参したので、その費用の一部に充ててほしい』と述べたのです。
他の多くの国王のように、命乞いに来たのだろうと考えていたマッカーサー元帥は、この言葉を聞いて、やおら立ち上がり、陛下の前に進み、抱きつかんばかりにして陛下の手を握り、『私は初めて神のごとき帝王を見た』と述べて、陛下のお帰りの際は、マッカーサー自らが出口まで見送りの礼を取ったのです。
このように、初代・神武天皇以来2675年に渡り、我が国は日本型の民主主義が穏やかに定着した、世界で類を見ない国家です。
日本は先の太平洋戦争で、建国以来初めて負けました。しかし、だからといってアメリカから初めて民主主義を与えられたわけではありません。また、革命で日本人同士が殺しあって民主主義をつくったわけでもありません。
私たちは日本や日本人のことを決して卑下する必要はありません。皆さんは、世界一長い歴史とすばらしい伝統を持つこの国に誇りを持ち、世界や世界の人々に貢献できるよう、一生懸命勉強に励んで欲しいと思います。」・・・というものです。

これに対し、12日になって批判の電話が一本入ったそうです。そして市教委(日教組)が校長に注意したため、校長は「生徒や職員に迷惑をかけたくない」として自ら記事を削除しました。
市教委学校教育課は「部分的に読むと史実と受け止められかねず誤解を招く」などと、因縁に近い文句を付けたそうですね。
市教委には「偏向教育だ」という匿名の手紙が1通寄せられたそうです。しかし・・・

その後の一部報道を受け、学校側にも海外在住の日本人を含め、電話やファクスが多数寄せられたと言うことです。その大半が記事を評価したり、「間違ってない」「感動した」「削除する必要はない」などと校長を激励したりするものだったそうで、この事態を見た狭山ケ丘高校(埼玉県)校長の小川義男氏は「神話と断っている上、学習指導要領にも即しており、何の問題もない」と評価しました。

神武天皇の話や仁徳天皇の話が神話なのか史実なのかは、現在も論争中です。
共産主義者から、やがて転向した林房雄氏の書かれた「神武天皇実在論」などは、封殺された古代史文献を参照しながら、日本民族と天皇家のオリジンを明らかにしようと試みております。

「太陽神ラー」を信仰していた古代エジプトが、アッシリアに滅ぼされたのが今から約2600年前でした。そしてそれと入れ替わるように、極東の島に神武天皇の国が興ります。これは偶然だったのでしょうか?
日の丸のシンボルは、古代エジプトの遺跡(5000年前からの記録があります)からも多く見受けられているようです。

古代エジプトのファラオとモーゼの戦いを描いた、「エクソダス(出エジプト記)」の映画が、エジプトとモロッコでは公開が禁止となりました。
「シオニストの立場からだけで描かれている」というのが理由のようです。映画ではファラオが独裁者の様に描かれていますが、もしかしたら本当は皇室のような存在だったのではないでしょうか。

「神話」とは、ひと塊の遺跡が出ただけで史実と変わる可能性を秘めています。
日教組は、そのような研究に備えて、神話を「嘘」と断定するような野蛮な行いを改めるべきです。
・・組織率25%となっても、いまだ影響力を誇示している日教組。

それにしても、この25%とはどういう人たちなのでしょうか・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿