2016年7月25日月曜日

奄美大島、住民が侵略阻止を戦う

鹿児島県の奄美大島は、美しいサンゴ礁の海が広がり、マリンスポーツも盛んなリゾート地です。その奄美大島の北部、鹿児島県龍郷町(たつごうちょう)に、中共の甘い魔手が延びてきたのは今年の3月でした。

上海から九州に向かう大型クルーズ船の寄港地として「リゾートパークを建設したい」というオファーが、この龍郷町になされたのです。
このプランを企画したのは、アメリカの大手クルーズ旅行会社「ロイヤル・カリビアン・クルーズ」だったそうです。しかしアメリカと言っても実際には「自由」を食い物にする華人の組織が絡んでくるでしょう。巧みな中共の日本侵略です。

計画は次のようになっていたそうです。
1.15万~22万トン級の巨大クルーズ船が接岸できる長さ350メートルの浮桟橋を湾内に設置する。
2.クルーズ客が利用するレストランやプール、遊歩道、日本庭園などを町有地などに整備する。
3.毎年3~11月の間、週2~4回寄港し、年間30万人が来島するように企画する。
これは島の振興や経済効果を期待させる、甘い計画でした。龍郷町の徳田康光町長は計画推進に傾いたのです。

ロイヤル・カリビアン・クルーズ社は、1969年に設立されたマイアミにある会社で、名前が示す通りカリブ海のリゾートクルーズを売り物にした客船会社です。
セレブをターゲットとしたこのクルーズ会社は、カリブ海などの島々にセレブのクルーズ客のみが使うプライベートリゾートパークを数多く建設し、かなり収益をあげていたのでしょう。しかし、アメリカがリーマンショックで減衰し始めたころから、カリブからアジアに顧客を求め始めます。恐らく中共の金を狙ったのではないでしょうか。

主にシンガポールや上海、香港を拠点にして、多彩なコースを展開し、収益を上げられるように華人の従業員も増やしたものと思われます。
そして2010年、日本にやって来たわけです。日本側の総代理店は株式会社ミキ・ツーリストです。

アメリカの企業が雇った華人で、英語も中国語も堪能で人当たりの良い華人でも、一度中共の国防動員法が発動されれば、いつでもどこに居ても、中共の兵士となって敵国の国民に銃を向けるようになっているのが、現在の中共の法律であることを忘れてはなりません。

計画推進に傾いた徳田康光町長に対して、住民が反発したのです。龍郷町の人口は6028人、これに対し、1回の寄港で島に来る華人の観光客は3千~5千人になると聞いた住民は、小さな町が中国人に“飲み込まれる”という不安を持ったそうです。

もし5000人ほどの観光客がこの街に居る時に国防動員法が発令され、彼らが兵士と豹変すれば、6000人ほどの住民はひとたまりもありません。船内には日本の法律は及びませんから、ここに兵器を隠し持って来たらあっというまに抑制されて、そのあとに人民解放軍がやってくるということになります。奄美大島のこの島は中共の橋頭堡となり、鹿児島県から九州全域が戦場と化すでしょう。
この国防動員法がある限り、中国人はどこでも、常に要注意なのです。(これは差別ではありません)

この作戦を可能にするために、年間に延べ30万人を、入れ代わり立ち代わり来島させると言うのが中共の戦略だとしたら・・・

反対派住民は「龍郷湾を守る会」を組織します。そして「何千人も中国人が押しかけると、のんびりとした奄美の雰囲気が一変してしまう。中国人向けの店が増え、近い将来、中国の街になるのは火を見るより明らかだ」と西元則吉会長が反対の理由を述べました。

また、町議会議員の田畑浩氏は「計画を聞いてチャイナタウン化が思い浮かんだ。地元の雇用につながるというが、町民のほとんどは中国語を話せないので、結局、パーク内では中国人の雇用が増えるだけだろう。自然が壊れ、景観も変わってしまう」と現実を述べました。
インターネットなどでチャイナタウンを作ると言う中共の悪質な戦略を知っていたのでしょう。

さらに、沖縄から龍郷町に移住したという田中基次氏は、「中国人の観光地というイメージが植えつけられると、日本の移住者や旅行者は訪れなくなる」と訴えたそうです。よく判っておりますね。

離島に居ると、新聞やテレビなどの「嘘」報道よりも、玉石混合のインターネットの方に接する機会が多いのかも知れませんね。

このように多くの反対意見が出た以上、町長の徳田氏も推進を断念したそうです。「住民や漁協の意見を聞く中で、地元合意の形成は無理だと判断した」ということでした。
ロイヤル社側は、開発の条件に地元住民の賛成を挙げていることから、地元が反対したことで計画は白紙に戻されたと言うことです。

もしかしたらロイヤル社は知らなかったのかも知れません。中共は兵士と一般人を区別することなく、いったん本国が戦争を仕掛ければ、観光客と言えども国防動員法という兵士として戦わなければならない法律があることを。そして共産党一党独裁国家は、自由主義国家とは全く違って居るのだと言うことを。

このような無知に付け込む中共の陰謀は、今後アウトロー国家として、戦いに腰の引けた国家をことごとく蹂躙していくことでしょう。

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