2016年7月2日土曜日

いよいよ戦闘か、東シナ海

日中戦争は安倍晋三首相と習近平主席の個人対決で続けられていましたが、いよいよ末期的症状が出てきた中共が戦闘モードに入り始めたようですね。

中共・人民解放軍の戦闘機が6月17日など複数回にわたり、航空自衛隊機に対し、これまでにない攻撃動作を仕掛けたことが、元空自航空支援集団司令官、織田(おりた)邦男元空将のインターネットのニュースサイトで明らかになりました。

尖閣諸島周辺の公海上空に中共の空軍機が接近したため、那覇空港から緊急発進(スクランブル)しました。その空自機は中共の戦闘機の周囲を大きく回り込み、後方から真横につけるポジショニングを試み、パイロットの顔が見える位置から信号射撃などを行い、退去を呼びかけるためです。

その時、その戦闘機は大きく回り込もうとする空自機に対し機首を向け、正面から向き合う体勢をとったそうです。織田氏は「これはいつでもミサイルを撃てる戦闘態勢で、事実上の攻撃動作といえる」と述べております。

その後空自機は不測の事態を避けるため同空域からの離脱を図りましたが、敵の戦闘機はこれを追尾したと言うことです。
これはレーダー誘導ミサイルなどを発射する態勢であり、いわゆるジェット機時代のドッグファイトに相当するそうで、空自機はすぐにミサイル攪乱装置を使って危機を脱したそうです。
しかしこれで敵戦闘機は、ミサイル攪乱装置を使わせことで「情報」を得たわけですね。

今後、レーダー誘導ミサイルの攪乱装置を改造しなければならないでしょうし、尖閣諸島周辺のスクランブルはドッグファイトになることを想定し、より厳しい訓練が必要になるでしょう。

ここまで来ると、日本側はとても不利な状態になります。憲法で交戦が認められていないからです。国土防衛の場合は容認されるとの意見もありますが、国会の承認とかなんとかあって、ミリ秒単位での戦闘では間に合いませんね。(安全保障法で変わったかな?)

敵は東シナ海を勝手に自国領と言っているわけですから、敵戦闘機は自国領の防衛で攻撃してかまわないわけです。中共の法律ですからね・・・
日本が法規制で戦闘モードに入れなければ、逃げるしか手段はないわけで、逃げれば中共側は「日本が中共の領海であることを認めた」と喧伝するでしょう。
つまり憲法によって我が国は敵に領土領海を明け渡すことになってしまうわけです。

今後は安全保障法制をもっと充実させて、緊急の防衛対応をパイロットの判断で迎撃可能にして、それなりの訓練に変えていかなければなりません。
ところが、このような訓練を行うための防衛予算に対して、「人を殺すための予算」と揶揄した議員がおります。
共産党の「藤野保史(ふみやす)」議員です。
後に「取り消し」ておりますが、安保法制で武器・装備が拡大していることを念頭に置いて行った発言だ・・と述べております。
敵国が日本の何倍もの予算を掛けて「日本人を殺すための予算」を使っていることはさておいて・・です。

共産党と言えば、現行憲法制定時に「こんな憲法で、どうして日本を守ることが出来るのか。主権国家の憲法ではない」とまで言い切った唯一の政党です。
その後、どのようにアメリカに懐柔されたのかは知りませんが、今はその時の共産党の姿は無く、ただ「平和と護憲」のアメリカ隷従政党になってしまいました。

一応自由主義ではない党名と矛盾があるので、よせばいいのに中共に寄りかかってしまったことで、このような売国議員が出てきてしまうのではないでしょうか。

英国がEUを離脱するようです。EUと言えば、ハプスブルク家に嫁に言った青山光子の息子、リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー氏(日本名:青山栄次郎)を思い起こさせますが、それは戦乱に明け暮れる欧州の、一つの夢の実現でした。

このEUに英国が参加したのは、第二次大戦後の1973年でしたが、英国国民にとっては「EU参加で暮らしはきつくなった」という感じがしたと言います。
ですから現在発生した国民投票の結果は、長い間の英国の不満の表れで、もう戻ることは無いでしょう。

つまり、理想は夢想となり、いつかは現実に戻ると言うことです。
欧州での日本の評価は。「いつもアメリカの顔色ばかり伺いやがって、いい加減『奴隷根性』はやめろ!」ということです。これは日本の外務省に対しての不満ですが、もちろん日本のマスコミには出てきません。
日本共産党も、早く昔の立党の精神に立ち返り、あのアメリカから押し付けられた憲法に身体を張ってぶつかって行く覚悟を取り戻すべきです。そして共産主義を中心にした日本国憲法草案を作って提示するべきなのです。(国民の協賛を得られるかどうかは次の問題です)

日本にとっての現実とは、現在は「中共軍がもうそこまでやってきている」という事です。戦うしか方法の無い「話し合い」もあるのです。

もし「人殺し」が嫌ならば、戦争反対ではなく「非殺傷兵器」の開発でもすればいいのです。例えばミサイルの打ち合いでは、日本のミサイルは破裂するとジェット機を網で包み込みパラシュートで海面に落とすというような・・・
それを装着してどんどんドッグファイトで撃ち落とせば良いのです。軽くて細くて何百トンの加重に耐え、小さくたためる・・そんな繊維を創造して。

台湾はアメリカの中共を気にする姿勢に嫌気を感じ、主要艦船の自国製造に踏み切るとか。2018年から2030年で約1兆5千億円を投じるとか。
ともかく中共の「殺人集団」はもう目の前に迫っているのです。

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