2017年7月20日木曜日

閉会中審議・加計学園問題

憲法改正に期限を切ってきた安倍政権に対し、戦後既得権維持に固執する政治家、マスコミが一斉攻撃を仕掛けました。
都議選でマスコミのフェイクがまだ有効であることを再確認したマスコミは、国会閉会中に行われりことに決まった加計学園問題を、安倍政権つぶしの大義として画策を始めます。

加計学園問題とは、獣医師不足に困った四国の畜産農家が、獣医学部の新設を加戸守行前愛媛県知事を通して申請し、それが文科省・農水省の規制によって潰され、そして安倍政権で復活し、新設を希望していた加計学園に新設を許可しようとした事件でした。

安倍政権つぶしに躍起となっている野党がこの問題を使って、安倍首相が何か汚職でもしたかのような印象を作るわけです。
その効果が内閣支持率の下落によって現れてきましたから、ますます図に乗って今回の閉会中審議という訳の判らない国会審議が始まったのではないでしょうか。

この問題は、日本獣医師会と言う既得権集団が絡み、さらにマスコミの煽動効果の再確認という事象も含まれ、ネットによる全中継と、マスコミによる偏向とフェイクの戦いの場になって来たようですね。

この閉会中審議で、自民党参議の青山繁晴氏による加戸守行前愛媛県知事と前川喜平前文部科学事務次官への質問で、まったく異なる認識の実態が暴露されました。
その様子は、ニコニコ動画とYouTubeで公開されていますからそちらをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=MdsZIGBiA98

前川前文部科学事務次官が「首相官邸の意向によって『行政がゆがめられた』」と述べていたことに対し、加戸前愛媛県知事が「10年間、我慢させられてきた岩盤規制にドリルで穴を開けていただいた。『ゆがめられてきた行政が正された』というのが正しい発言ではないか」と述べていることで、まったく両社の認識が異なっていることが判ります。

さて、この事実が新聞にどのように出てきたか、産経新聞の阿比留瑠比氏によりますと、在京各紙の翌日の記事には加戸氏の発言の扱いは小さかったそうです。(産経新聞も小さかったようですね。)
そして、朝日新聞と毎日新聞に至っては閉会中審査に関して大きく紙面を割いたにもかかわらず、一般記事の中で1行も加戸氏の発言を取り上げなかったそうです。
つまり、安倍晋三政権批判の筋書きに合致しない加戸氏の証言は、存在しなかったというわけです。

日本の報道機関の特徴で、「報道しない」というフェイクがあるわけです。そしてそれゆえに安倍政権の支持率が落ちたのであれば、日本国民がいかにマスコミによってコントロールされているかということになります。

特にひどいのがテレビで、テレビ報道について監視している団体「放送法遵守を求める視聴者の会」がTBSを批判し、またテレビ朝日の報道ステーションについて「重大な偏向がある」として記者会見を行っております。
https://www.youtube.com/watch?v=rZ7W7GX_KnI

毎日は第1社会面のトップ記事に、前川氏の発言だけを取り上げ「発言内容の信ぴょう性を低下させようとする与党側(青山氏側)の『印象操作』をかわした格好だ」などと書いていたと言います。

憲法改正が現実化する中で、マスコミが反対する理由は何なのでしょうか。まさか現行憲法で日本国が守られるとでも思っているのでしょうか。
刺激さえしなければ中共は何もしないなどと思っているのでしょうか。

菅義偉官房長官の記者会見が東京新聞の社会部記者・望月衣塑子によって荒れて来たとか。
「共同通信の調査では国民の77%が政府の対応に納得していない。もう少し開かれた対応をしていただきたい」などと質問するこの見慣れない女性記者は、その特徴として「一つの質問が長いこと」「質問に引用元が定かでない内容や私見が多く含まれ、結局、同じことを繰り返し聞いていること」などで、ついに菅官房長官は「主観に基づく質問には答えない」と苦言を呈したそうです。

この記者がなぜ加計問題をしつこく質問するのか、その理由は安倍内閣潰しでしょう。潰せるようなスキャンダルが無いために、無理やりその雰囲気を作り上げることが、残されたマスコミの唯一の手段であり、野党の議員と、その裏側の得体の知れない既得権保有者などが蠢いているように思えるのですが・・・

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