2011年11月9日水曜日

TPP問題で民主分裂、仙谷氏の文句

アメリカから半端じゃない圧力が来ているのでしょう。普天間を鳩山元総理が思慮浅く、遊び心で壊してしまって、取り返しのつかない事態になってしまい、その落とし前でTPP交渉参加の圧力が掛かるのは当然のこと。

何とかしなければならない民主党執行部・仙谷氏の言い分はまったく内容とは関係ないもの。即ち内容に言及するのを避けているようです。
曰く「日本人の精神のありようや気概の持ち方として、そんな内向きでいいのか」とか、「日本という国家がグローバリゼーション化でどうあるべきかを議論せず、旧態依然の部分的な議論に終始している」など。

そして言わなくてもいいことを・・・
「(JAバンクは)ゆうちょ銀行の半分ぐらいの約80兆円の貯金がある。(JA)共済は45兆円くらいの(運用)資産を持っている。そういう存在が、TPP交渉に参加すると『明日にでも農業が一切なくなる』と言わんばかりのことをわめいているのは、いかがなものか」とは・・。
アメリカはそのお金を奪いに来るわけで、それだけでなく医療保険全般に渡って、お金を取り上げるように暴力的に交渉し始めるでしょう。

オバマ政権の後ろに、アメリカの保険会社が控えています。 国民皆保険をやりきっている日本、出来なかったアメリカ。日本のさまざまな共済組合が持っているお金を、アメリカは狙っているはずです。
お金は、物とは違います。簡単に取り上げることは出来ません。そこで次のような戦術を使います。

まず、アメリカの保険会社が日本国内でもっと自由に働けるように、条約を締結します。そしてその自由が侵害された場合は、訴訟を起こす権利をアメリカの会社が持つことを、条約に書き込んでおきます。
TPPが実施されたら、共済組合保険(今は厚生年金保険)などに対して、「アメリカの保険会社の自由な営業活動を妨害している」として訴訟を起こします。訴訟はアメリカ国内でやってもいいことにしておくでしょうね。そして共済組合は敗訴し、莫大な損害賠償金が請求されます。
こうやって、そのお金を取っていくわけです。そうなることぐらい仙谷氏であれば判っているはず。しかし売国が信条の仙谷氏。そんなことはオクビにも出しません。
農業交渉(FTA)などで、すでにカナダがひどい眼に合っていますね。この前結んだ韓国のFTAも結果的にはそうなるでしょう。

TPPには、もっと日本国民の生活を打ち砕く条約がいっぱい入っています。それを交渉で翻せばいいのですが、あの政治家達に出来るはずもありません。(言い訳とごまかしで、実態はアメリカの言いなり)
だから愛国者が反対するのは当然のこと。賛成している方々が反日サヨク議員だけであることからも、この条約の危険性が伺われます。

アメリカが経済破綻国家であることをよく認識して取り組まなければいけません。ギリシャとかイタリアとは異なりますが、破綻していることは確かでしょう。
日本は破綻していません。財政赤字が大きくなって、財務省が危機なだけです。このままでは権力維持が出来ないので、増税だのなんだのと国民の預金と財政赤字を相殺しようとしているだけです。

国民が老後のために貯めた預金。 そして仕事をする上で必要と思って貯めた共済預金など、これに群がるアメリカ政府。でもアメリカが居なくても財務省が取り上げる算段。
財務省が取るか、アメリカが取るか・・・
どっちにしても無くなってしまうようですね。我々のお金は・・・

どうしてこうなってしまったのか、悪いのは日本国民かも。60年以上も国家の防衛をアメリカに任せておいたこと、前衆議院選挙で民主党に政権を渡してしまったこと、この2点です。

お金の次に取られるのは命。中共軍がやってくるのが、命取りというわけですか?
お金がなくなった日本国民など、アメリカ軍が守るわけも無く・・・・

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