2011年11月21日月曜日

尖閣列島の魚をブランド商品にする

がんばれ日本全国行動委員会(代表:田母神俊雄元空幕長)が、尖閣諸島沖に漁船団を組織し、東シナ海の日本領海で漁業を行い、その魚を国会議員に振舞いました。
こういう記事は絶対にマスコミには登場しませんが事実のようです。魚は11月15日に参議院会館内で、刺身とかお寿司にして自民党、民主党の議員達、サヨク的でない文化人などが試食したということです。
評判は上々で、尖閣ブランドの魚(おそらく関あじの成功を考慮しているのでしょう)として流通させられないか、という意見まで飛び出したそうですね。

沖縄県の先島の漁民達にとって、尖閣周辺の一部海域には、そうとう良い漁場があることを知っていますが、そこまで行くと燃費が数万円となり、しかも中共の漁船などがうろついていて危険極まりないので、費用対効果という面でなかなか漁に行けないそうです。それをいいことに、中共の漁船が同海域に不正侵入して荒稼ぎをして行くとか。
そして中共は、「尖閣諸島は中共の不可分の領土・領海であり、それは昔からそうであった」などと言いつつ、訳の判らぬ石碑を海底にぶち込んでおります。きっと歴史の証拠を捏造しているのでしょう。
こんなことですから、中共の漁民はますますつけあがり、その挙句が昨年9月の尖閣諸島の衝突事件でした。

衝突事件では民主党・菅内閣の「日本国民に対して不誠実な対応」により、中共の予想を混乱させ、しかも海上保安庁の一色正春氏の「衝突ビデオのインターネット公開」によって、世界中にその違法ぶりを見せるという事件に発展し、しかもオバマ・アメリカが「尖閣諸島は沖縄と一緒に日本に返還した領土である」とまで言われてしまいました。

自国内に内乱要因を抱える中共政府は、仕方なく尖閣諸島周辺海域での中共漁船の操業を禁止するような処置を取り、漁業監視船を海域に張り付かせました。

尖閣沖での漁業が出来なくなった中共の漁民達は、極東沿海地方沖の日本海内のロシアの排他的経済水域での操業を行い、そこでロシア国境警備隊に追い払われると、韓国南部・済州島北方にある楸子島沖で操業を行い、韓国海洋警察の警備艦に拿捕されたりしております。
この楸子島沖の拿捕では、中共の漁船が警備艦の回りを取り囲み威嚇行動をしたと言うのですから、中共漁民の違法操業振りは東シナ海、日本海などで、だんだん激しくなってきたようです。

そんな中での尖閣周辺での漁業、大変な危険が伴っています。
中共は、軍事戦略の面からも尖閣諸島は奪取したいところ。しばらく時間を置けば、冷めやすい日本国民のこと、すぐに尖閣の問題など忘れてしまうだろう・・と考えていたようです。
そこに日本の漁船団が操業を始めてしまったということです。ですから大変な危険がともなっていることは確かですね。

日本と中共が、ともに主権を主張する海域。すなわち戦争状態にある海域です。そこに、先島諸島の漁船団と言っても、それを指揮するのは元航空幕僚長である田母神俊雄氏が率いる「頑張れ日本全国行動委員会」なのです。

日本政府は現在民主党という素人集団で、現実には無政府状態。単に増税とTPPという国民をないがしろにした政策だけが動いているだけです。
中共政府は「そんな状態で日本は戦争しようというのか!」と恫喝してきます。

南シナ海を巡っては、アメリカと中共の話し合いが平行線。「外部は干渉してはならない」と恩家宝首相が言えば、「われわれ全員の問題。米国は多大な関心がある」とオバマ大統領。
2国間交渉による解決を主張する中共と、多国間協議の枠組みでの解決を目指す米国の激しいやりとりが続いています。

これが戦争であり、国際政治であること、日本国民はしっかりと認識すべきでは・・・

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