2017年9月29日金曜日

小沢氏の変な信念

衆議院が解散されました。10月10日(火曜日)公示で10月22日投開票です。
安倍首相は「国難突破解散」として、消費税10%を再来年10月に行い、少子高齢化と教育助成へその使い道を切り替えると述べました。
そして、この変更でプライマリーバランス均衡化を2020年までに達成すると言う約束は反故になり、国民と約束が変わるために国民に信を問う・・と訴えました。

つまり国難とは「少子高齢化」であって、それを突破するために「消費税の使用変更」が必要だから解散です・・と言う訳ですね。

しかし国民の中の、マスコミ以外から情報を取っている何割かの人々は知っています。現在の我が国の国難は「北朝鮮危機」であり、トランプ政権が北朝鮮に圧力をかけ、彼らが先に撃つように仕向けている状況だと言う事を。
そして尖閣海域には中共の艦船がほぼ毎日のように俳諧し、世界に向かって「実効支配」を訴えて領海侵略を企てていることを。
そしてその国難に何もできない我が国の原因が、あの憲法にあることを・・・

安倍首相の解散表明をどのように解釈するか、それは有権者の判断ですが、国難が「少子高齢化」などではないことは、少し考えれば判るはずです。
北朝鮮は相変わらずミサイルを飛ばし、そして核実験を繰り返すことでしょう。それを支える日本のサヨクども。彼らは北朝鮮の核実験には一言の文句も言いません。それだけでも彼らが北朝鮮の謀略部隊であることがはっきりします。
これこそが国難ですね。

憲法改正は目の前です。憲法について議論している暇はありません。防衛のための軍事力行使を可能にすれば良いだけです。
2項削除でも3項追加でもどっちでもいいから、交戦可能にすれば良いのです。
今この時点で、核武装がどうだとか敵基地攻撃がどうだとか議論すべきではないように思います。

安倍首相の突然の解散で、民進党は(実質上)潰れました。小池都知事の新党立ち上げが効いたようです。雪崩を打つように民進党から離れていく議員達。何の政治信条も信念も熱意もなく、ただ多数にすり寄る議員達の姿ですね。

民進党の松原仁議員は「拉致問題」などでも活躍した人です。民進党には少ない保守系の議員でしたが、離党の時の記者会見で、「民進党は美しい山である。しかし現在造山活動している小池新党で熱く燃えたい」などとプロ・スポーツマンのようなことを述べていました。
このような政治家の発想では困るわけです。政治家になる目的は、「今後この国をどう導いていくのか」にあるのではないでしょうか。松原氏には言いたいことがあったのかも知れません。憲法改正とか教育現場から日教組を追い出せとか。それが出来ないから民進党を出るんだ・・とか。それを言えばマスコミに叩かれます。しかしもうマスコミに叩かれることは政治家の勲章なのではないでしょうか。

民進党解散の引き金を引いた黒幕が誰なのか、もしかしたら小沢一郎議員かも知れません。その直後に小沢氏の自由党は「希望の党との合流」を発表したからです。
小沢氏は小池氏の師匠に当たります。合流を拒否は出来ないだろうという読みがあります。
そしてこう述べました。「政権交代を実現するため、野党は一つになって戦わないといけないというのが持論だ。私どももその方向で最終的に結論を出していきたい」と。

小沢氏の持論である「数の政治」です。選挙で多数を取らなければどんな政策も意味をなさない・・という持論は確かに正しいでしょう。
しかしだからと言って、何の政治的意思、「我が国をどうする」という志が無ければ選挙に出る資格は無いのです。
そして小沢氏にはそれが見られません。多数を求めてうろついているだけのようにしか見えません。
小沢氏の師匠である「故)田中角栄氏」は行政に関して数字を全て理解し記憶していました。そして国家をどのようにハンドリングすればいいか、その方向も解っていました。
その上で、実現のためには数が必要だという持論だったのです。その「数が必要」という部分だけを「持論」としている小沢氏は、だから単なる野合の群れしか作れないのですね。

小池百合子代表が民進党のこのやり方(希望の党に公認をもらえ)を受け入れるのか、そして有権者がそれをどのように判断するのか、それはまだ判りません。
小池氏は都知事です。現在都知事の仕事が止まってしまったのではないでしょうか。都知事の部屋には決済の書類が山になっているかも知れません。そして豊洲移転問題、東京2020五輪についても都知事は結局騒いだだけでした。

そして希望の党でまた騒いでいるだけかも知れません。マスコミは記事になりますから書きまくりますが、それゆえに北朝鮮危機も中共の東シナ海侵略も、我が国の危機は何も報道されなくなります。

元「日本のこころ」から「希望の党」に鞍替えした中山成彬氏は、「私達の小池新党合流から始まった今回の騒ぎに前原(誠司)代表は右往左往。言うだけ番長の面目躍如」とツイッターで民進党を批判し、「安倍(晋三)首相の交代は許されない。(民進党の)辻元(清美)氏等と一緒なんて冗談じゃない」と希望の党が烏合の衆の塊になることを牽制しました。

しかし、もう選挙戦は始まってしまったのです。

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