2020年6月9日火曜日

横田滋氏の死、日本国憲法の責任

拉致問題の犠牲者・横田めぐみさんのご尊父「滋」氏が6月5日に亡くなられました。ご冥福をお祈りすると同時に、救出できなかった日本国の責任を深く感じる次第です。

この拉致事件の最終的な問題点が、日本国憲法に行きつくことは間違いないでしょう。もし明治の大日本帝国であれば、軍事力を使って戦ってでも取り返したでしょう。どれほどの犠牲者が出ようとも、救出すべきは主権国家の当然の義務だからです。

ところが日本国憲法は「日本軍に追い出されたマッカーサー将軍の復習の憲法」と言われるように、「日本が軍隊を持つと侵略するから持たせない」という怨念に基づいた設計で作られたもの。従ってアメリカの衰退した現在は、日本国家にとって害ある文書になってしまったわけです。

その証拠がこの北朝鮮による拉致事件で、日本が何も出来ないでいる現実ではないでしょうか。

日本国憲法は、「世界には善人しか居らず、日本が悪いことをしなければ平和である」ことを前提に作られた憲法です。現実世界とは違う世界の憲法だと思います。
それが70年以上も維持されてきたのは、日本軍の変わりをアメリカ軍が勤めてきたからでしょう。それが日米安保でした。

ディープステートに操られる日本のサヨクが、この憲法を変えさせないように教育界で子供の頃から洗脳していました。
ソビエト共産党、アメリカ・サヨク(リベラル)、そして中国共産党と、日本の裏社会で資金を操りながら、このサヨクは現在もまだ日本国内を締め付けています。

日本国民の中には、すでに憲法改正に賛成の人も増えてきているようです。サヨク・マスコミの世論調査によっても、その比率は高まって来ていますから。

しかしまだ日本国憲法は一字一句変わっていません。そして拉致被害者家族の横田滋氏が亡くなられてしまいました。
中共の公船は今も尖閣諸島を侵犯し、中共による日本国内の土地は買われ、日本国内において情報奪取活動(スパイ活動)のやり放題の状況が続いています。

中共は「我々は日本の法律に基づいて行動しているだけだ」と嘯き(うそぶき)ます。日本の法体系が日本国憲法に基づいていることを知っているからでしょう。
日本国憲法は妄想平和を基準にした憲法です。「(世界各国の)公正と信義に信頼した」上では成り立ちますが、そうでない国家の前ではひとたまりもありません。
そしてそれを知っていて我が国のサヨクとマスコミは憲法遵守を謳いあげます。

その洗脳が解けていないのが日本の経団連の連中ですね。中共にいいように扱われているように見えます。
安倍首相が第二次政権を作るとき、経団連の会長は安倍首相を呼び出して「(経団連が安倍政権を)支持する条件は、中共の言う事を聞くことだ」と悪びれることもなく言い放ったそうです。

大東亜戦争が終わり、戦地に散った同胞への思いと、何としてでも焼け野原・日本を立て直すと言った思いで経済大国にのし上がった日本。しかしその敗戦日本の英雄達が高齢で居なくなり、後を継いだサヨク日教組の洗脳教育で育った世代は、日本の首相に向かって上から目線でこのような「売国宣言」をするわけですね。
しばらく安倍首相は怒りが収まらなかったようです。

経団連の現在の経営者達は、株主資本主義にされた企業の中で自分の成績を上げるために、ディープステートに操られ、中共に踊らされ、自分達の行っている醜悪さが見えていないようです。(実は私もそうでしたが、あるお爺さんから話を聞いて醜悪さが見えるようになったのですけど)

こんな状況の我が日本国ですから、北朝鮮による拉致被害者を取り返せるわけがありません。
彼らサヨクは、拉致被害者を取り戻すには「日本を北朝鮮に売り払えば良い」と言うようなことを言っているような気がしてなりません。

日本国民はディープステートに洗脳され、中共に洗脳されたまま、その2つの矛盾する洗脳で正常な判断が出来なくなってしまったようにも見えます。
だいたい自国同胞が拉致監禁されていても、怒りもしないで「平和ばんざい」と言っている様子は、他国から見たら精神障害としか見えないでしょう。
自国の海域が侵略されても、北海道の土地が中共の教条主義者に侵略買いされても、「平和ばんざい」ですからね。

中共から馬鹿にされ、台湾から軽蔑され、ロシアから侮蔑されても、マスコミが伝えないから国民は「平和ばんざい」のままなのでしょうか。
いや、判っていても現実逃避の癖が抜けていないのかも知れませんね。経団連を見ていると、共産主義者で愛国者のレーニンの述べた「資本家は自分の首をつるすのに使うロープを、あなた(日本の場合は中共)に売るだろう」という言葉が胸に刺さりますね。

拉致被害者に方々は、本当に気の毒だと思います。そしてこの国を何とか元に戻そうと苦労されている愛国者(政治家や知識階級の方々)に、心から敬意を表します。・・・

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