2020年6月8日月曜日

習近平主席国賓来日は中止か?

6月3日、茂木外相はテレビ番組の中で、「中共の習近平主席の国賓来日は今年11月以降になる」と発言したそうです。
翌日、菅官房長官は「習主席の国賓来日は現在調整する段階にない」というような発言がなされたようです。

日本のマスコミには、「習主席、年内来日困難に」などと書かれ、いかにも来年は来るような書き方になっていますが、今年9月に「先進国首脳会議」(G7かもしくはG12)が行われることが重要なのです。

場所は恐らくアメリカ国内になるでしょう。そこでトランプ大統領は「アメリカにつくか中共につくか」を参加国首脳に問いかけるでしょう。
つまり中共包囲網を明確にすることが目的だからです。

ですからロシアとか韓国を招きたいのだと思います。そこで安倍首相が「日本は中共につくなどとは言えないでしょう。「当然自由民主主義側」、つまり「アメリカ側」を選択するしかありません。

欧州はイタリアが何と言うか判りませんが、他は自由民主主義側でしょう。ロシアは「中立」を表明するかも知れませんが、「だったら中共にミグとかスホイを売るな。エンジンだけでもだ!」とトランプ大統領は言い返すと思います。
プーチン大統領は、「主権国家として交易は自由のはずだ」とさらに言い返すのではないでしょうか。しかしもちろん幾らロシアでも最新鋭の武器を中共に売ることはありません。

韓国が問題ですね。「もちろんアメリカ側につきます」などと言いながら、約束破りが常習の体質国家ですからね。

ともかく我が日本は、二階幹事長や財界が何と言おうと「アメリカ側につく」しかありません。「米中の仲介役として・・」などと言ったらそれで我が国はお終いですから。
アメリカ合衆国は、二階幹事長や文在寅大統領を暗殺してでも国益を守るでしょう。

トランプ政権は「先進の情報機器の対中防衛」への強力を求めるはずです。ですから「台湾」の参加が重要になるのでしょう。
この「先進国首脳会議」で「自由民主主義側」が結束を強めないと、すかさず中共がそこに割り込んできます。やり方は変わらず、「金と女(飴)と地位(脅し)」でしょうけどね。

インドは中共と国境を接し、いつもイザコザが絶えません。自由民主主義の国家ですが経済がいまいちなのです。
しかし中共側に付くとは思えません。中立と言いたいでしょうが、自由民主主義側につくはずです。これはブラジルも同じだと思います。

高度技術を持っている国家として台湾があります。台湾は現在中共との戦線の真っただ中に居ます。ですからアメリカ側に付くでしょうが、技術情報の漏えいが心配ですね。
そして台湾以上に情報の駄々洩れが心配されるのが日本です。有力企業がほとんど中共国内に入り込み、飴と脅しで走狗のようになって高度技術情報を渡してしまう平和ボケ企業で、脅されるとすぐに日本政府に泣きついてきます。まあそれが二階氏の資金源なのかも知れませんが。

安倍首相が「自由民主主義国家として、公正と信義に信頼出来る側に入る」ことを明確に示せば、トランプ政権は例えば自動車の日本側の輸出企業に、「使用している部品全ての製造国一覧表を出せ」と要求してくるかも知れません。そして「もし中共で製造された部品があれば、生産国をすぐに変えるように指示し、それまでは輸入を禁止する」と法制化するかも知れません。
また、生産国の企業についても「中華系と繋がっている企業は中共と同じと見なす」とするかも知れません。なぜなら現在は戦時という非常時なのですからね。

アメリカは、自動車だけでなくあらゆる工業製品についてこのような踏み絵を行うかも知れません。最初はハードルを低くしておいて、次第に高くして締め上げる手法も取るでしょう。
こうして自由民主主義陣営をまとめていくことが必用だからです。つまりアメリカの消費市場と中共の消費市場のどちらを選ぶかであり、アメリカの消費市場には中共製は(ネジの一本も)一切入れないという決意を示すわけです。

このような戦争になった状況の中で、習主席を国賓として日本に呼ぶことができるのでしょうか。
それでも日本に来たがるとしたら、それはもう習近平主席にとって、日本しか主席の権威を見せる場所がないと言うことを意味します。
中共の人々も、習主席を国賓で呼ぶ日本を蔑視することでしょう。

安倍政権の中でどのような議論がなされているかは想像するしかありません。二階幹事長や公明党などの、世界の流れを読めないパンダハガーがいますから。
しかし防衛大臣・河野太郎氏の「安全保障状況を反映しながら、しっかりと議論していきたい」という発言が、自民党政府は中共が日本の安全保障にとって極めて脅威になっていることを認識していることの表明と見て良いのでしょうね。

もしトランプ政権の打ち上げる「自由民主主義連合」が成立すれば、これが国連に変わる新たな国際機関に発展させることも出来るかもしれません。(中共抜き、ディープステート抜きの・・・)
期待しましょう。

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