2018年9月6日木曜日

トランプ氏は小5の理解力?

トランプ大統領に対するリベラル側の攻撃は現在も続いているようです。
米紙ワシントン・ポストの看板記者、ボブ・ウッドワード氏が「Fear(恐れ)」という本を出すそうですが、その内容がひどいみたいですね。

ボブ・ウッドワード氏は昔ニクソン大統領のウォーターゲート事件を世間に出して、ニクソン大統領を辞任に追いやったジャーナリストです。
その彼が、トランプ大統領を失脚させようと、この本の出版をすることになったように見えます。

この本の中で、マティス国防長官が1月19日の国家安全保障会議で在韓米軍の存在意義を疑問視するトランプ氏に対し、在韓米軍は「第三次世界大戦を防ぐために駐留している」と説明し、その後マティス氏は、側近に「(大統領は)小学5~6年生程度の理解力しかない」と危機感を表明したと書いているそうです。

また、ケリー首席補佐官もトランプ氏について「間抜けだ。どう説得しようとしても無駄だ。私たちはいかれた街にいる」と漏らしたと書かれているそうです。

現在、政府高官はトランプ氏が衝動に駆られて誤った判断を下しかねないとの危惧を強め、トランプ氏の言動が国家的惨事につながるのを予防するため水面下で奔走している・・・などとも書かれているそうです。

また、シリア情勢をめぐってアサド政権による化学兵器使用に激怒し、マティス国防長官に電話でアサド大統領や周辺の大量殺害を指示したとか。まさか大統領が大量虐殺を指示するなどと言うことはあり得ないでしょう。
国防長官は「すぐにやります」と応じつつ、部下には何もしないよう指示し、最終的には現実的な内容の空爆作戦を実施するよう仕向けた・・と書かれていると言うことですが、どうもリアリティがありません。

2月に辞任した側近の一人は「もはや大統領制もホワイトハウスも体を成していない。トランプ氏が意のままに振る舞っているだけだ」などと述べているそうですが、大統領に辞めさせられた人が大統領をけなしても、あまり信じられません。

もちろんトランプ大統領は保守系ニュースサイトとツイッターで反論します。
「単なる著者のでっち上げ」と述べ「本の内容は事実と異なる」と反論し、「ウッドワード氏は民主党の工作員か?」とか「本の中身は嘘と架空の情報源(に基づく記述)だらけ」と述べました。

また、ケリー首席補佐官もマティス国防長官も「そんな問題の発言はしていない」とウッドワード氏の本の内容を否定したそうです。

このボブ・ウッドワード氏は現在アメリカを代表するジャーナリストと言うことです。
ニクソン政権の末期を描いた「最後の日々(the final days)」とか、ブッシュ政権のイラク政策の迷走を描いた「ブッシュのホワイトハウス(the state of denial)」など、どうも共和党の大統領をターゲットにした暴露本を書いているようです。

彼の先輩にあたる「故)ウォルター・クロンカイト氏」は、ケネディ暗殺事件の時に悲しみのあまり涙で言葉に詰まりながらも速報を伝え、以降この感情がアメリカを代表するものになったとか。

しかし、ベトナムに介入し泥沼の戦争を始めたのがケネディ大統領であったことは事実ですし、その泥沼を終わらせたのはニクソン大統領であったことも事実です。
それでもケネディ神話を造ったり、ニクソン大統領を貶めたアメリカのジャーナリズムは、所詮、反・共和党であり親・民主党という傾向があるように思います。

そしてリベラルを標榜していることもアメリカのジャーナリズムの特徴ではないでしょうか。
リベラルとは日本ではサヨクに該当するようです。
国境を低くし、国家主権を抑制し、それを持って自由で平等で、そして平和な世の中を作ろうと言う妄想を抱いているわけです。

この妄想を逆手に取られて、中共に追い込まれたアメリカ合衆国なのですが、そのことは決して表面には出しませんね。
国際金融資本やハリウッドなどを使って、アメリカン・リベラルは妄想実現に向けて活動します。そしてその片棒を担ぐのがアメリカン・ジャーナリズムです。

ですから国家主義であるトランプ大統領は、どうしても容認できないのでしょう。
そこでトランプ大統領失脚を狙って、さまざまな攻撃が繰り返されているわけです。そこに中共の謀略も含まれているかも知れません。

ともかく、国家の力を弱体化し、経済をグローバル化しても、理想の社会など決して出来ないことは間違いないのですけどね。

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