2017年10月30日月曜日

百田尚樹氏、沖縄2紙と対決

10月27日、作家の百田尚樹氏が沖縄・名護市で講演し、「沖縄に迫る脅威や真実を伝えていない」として沖縄タイムズ紙と琉球新報紙に対する激しい非難をしました。
海上には漁師の記者も聞いていて、「差別発言だ」などと意味不明な言いがかりをつけていましたが、そのような記者を百田氏は論破していたそうです。

この講演で百田氏は「中共は尖閣諸島を取りに来ている上、沖縄も自分のものにしようとしている」として中共の公船が尖閣諸島(石垣市)周辺に連日のように来ていることを挙げながら「漁船などの緊急避難で島に上陸するのが最も確率の高いシナリオ。人民解放軍が自国民を助ける目的で(理由付けで)尖閣に上陸する」などと我が国の危機を具体的に示しました。

そして「中共側は尖閣周辺で自国の船が写っている映像を世界に流して、日本の施政権が及んでいないよう見せかけている。日本は後れを取っている」と事実を述べたそうです。
その結果どうなるか、「尖閣諸島を確保した場合、3年で沖縄と台湾をにらむ軍事基地を建設する」と警鐘を鳴らしました。

さらに「中共が尖閣に侵略したら、米軍が日米安全保障条約の範囲内で出動するが、日本の施政権の範囲に限られ、穴がある。自衛隊が参加しなければ米国は戦わない。憲法改正を急がなければ日本は自国を守れない」と述べて、この時一番被害を受けるのは沖縄県民なのに、この2紙はまったくそのことを県民に伝えていない。
最後に「こんな新聞は訃報(おくやみ)欄とテレビ欄だけあればいい」と吐き捨てました。

それにしても、今回の選挙でも立候補者が一人も中共の脅威を言わなかったようです。そこまで沖縄の議員、そして質問すらしなかった県民はボケているのでしょうか。
「琉球新報・沖縄タイムズを糺す会」の我那覇真子氏などは普段から必死で訴えていますが、何とも南の島の楽観主義なのか、それとも中共の恐怖がまったくわかっていないのか、理解できていないところが恐ろしいですね。

日本全国を見ても、現在は北朝鮮の脅威だけがマスコミなどで流布されていますが、本物の脅威は中共であることは間違いありません。
「憲法改正」は北朝鮮の脅威に対してはもはや間に合わないでしょう。あくまでも対中防衛を強化するための憲法改正です。

北朝鮮がアメリカと戦争するかどうかは判りません。現在は亡命をするように説得しているようですが、金正恩委員長は「核」の力をまだ信じているようです。
亡命しなければ「斬首作戦」が一番被害を少なくする手法です。しかし北朝鮮にアメリカが入ってくるのを一番嫌っている中共がどうするかが注目されます。

アメリカと直接対決を望まない中共は、北朝鮮との国境に集結させている人民解放軍に対して「敵は北朝鮮」だと言いだしたようです。
もし中共が北朝鮮に入れば、アメリカ軍との挟み撃ちになり北朝鮮は両面戦争になってしまいます。

我が国にとって、中共が北朝鮮を制覇してしまうと拉致問題が中共によって解決するという最悪の事態を迎えます。
これが沖縄に取って悪夢であることは間違いありません。
沖縄の米軍は出ていってしまうかも知れませんし、そうなれば代わりに入ってくるのは人民解放軍です。もし県民が反対活動をすれば台湾の2.28事件のようになる可能性は高いですね。

台湾も完全に中共支配になってしまうでしょう。

こうなれば、あとは太平洋からアメリカ軍を追い出す中共の戦略が動き始めます。我が日本をアメリカが失えば、この戦いは不利になるのではないでしょうか。
戦闘にならないように、注意深く、謀略の限りをつくして行う華人の戦争は、結果的には相手国の主権を踏みにじり、現地の宗教や行政の上に中国共産党を置き、弾圧を始めます。

東アジアにとっては大迷惑な話ですね。それを未然に防ぐことが出来るのは沖縄の対中姿勢なのです。

沖縄ではまだ中共の甘言とお金が動いているのかも知れません。また、時代遅れのサヨクが沖縄に集結して「基地反対」などと叫んでいます。すべて中共の侵略の地ならしと言ったところでしょうか。

この沖縄に百田氏が現実をぶつけたわけです。我那覇ファミリーは「沖縄防衛情報局」というラジオ番組を立ち上げ、毎週中共の侵略行為などを告発、さらに沖縄に集まったサヨクの批判をしております。
https://www.youtube.com/watch?v=aY97AJKE4tM

百田氏はこの我那覇ファミリーの応援講演を行ったものとも言えるでしょう。
しかし今回の衆院選の結果を見れば、まだまだ沖縄県民が危機に気が付いているとは言えませんね。

はやく沖縄が危機に気付いてくれることを望みます。

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