2017年10月25日水曜日

マスコミの敗北・衆院選

衆議院選挙、今回の自民党は改選前の議席をほぼ確保しました。それを朝日新聞は「野党がだらしないから消極的に自民党を支持した」などと勝手なプロパガンダを流しているようです。

朝日、毎日、東京新聞と、ともかく安倍首相を何とか降ろしたいマスコミの総攻撃を阻止したのは、ネットで彼らの悪だくみを知っている国民の力だったようです。

東京都議選で、安倍首相の演説に「安倍帰れ」とか「戦争法案反対」というマスコミが演出したヤジを、テレビカメラが大写しにして、「こんな人達には負けられない」と述べた安倍首相を「国民の意見を排除する姿勢だ」として報道し、自民党都議を完敗させられた経験が自民党にはありました。

そして今回は、また同じことを繰り返すマスコミとヤジ集団を、国民が防御したと言うのです。
つまり、ヤジを飛ばそうとした集団の前に立って、テレビカメラがそれを映せないようにし、しかも「安倍・頑張れ」などと書かれた紙を掲げたそうです。

また、そのほかの演説会場でも安倍首相をヤジる人に向かって「うるさい。ヤジはやめろ」という声も上がり、ヤジは収まったそうですね。
つまりマスコミはヤジを大写しにしながら、「国民と離反した安倍首相」という嘘報道によってイメージダウンを図り、そして自民党を敗退させようとしていたわけですが、その企みを国民が阻止したと言う事のようです。

「候補者の演説を妨害(ヤジも含む)するのは公職選挙法違反である」という情報がインターネットを通じて国民に行き渡っていたからだと思います。

テレビの討論会でも、記者たちの質問時間になって、ボス的な記者の口から「森友学園と加計獣医学部」の話が出され、むりやり安倍首相に謝罪の言葉を言わせようと誘導していた場面もありました。視聴者はこれをどう見たのでしょうか。

おそらく質問する記者の方に不快感を持ったのではいでしょうか。ネットを見ている方々は「モリカケ問題は加戸守行氏の国会での発言でけりがついていること」と思っておりますし、もはや新聞やテレビの報道が嘘だらけであることを知っています。
マスコミ側は「モリカケ問題から首相は逃げている」と書いていましたが、どうも有権者にはそれが嘘だと解っていたようです。

この選挙期間中、選挙の争点としてマスコミは一切「北朝鮮問題」とか「中共の侵略・尖閣海域問題」を取り上げませんでした。
マスコミに報じられなくても、安倍首相は今回の解散の目的の中に「憲法改正」を入れております。つまり憲法改正は自民党の公約として国民から強く支持されたことになるのではないでしょうか。

モリカケ問題から首相が逃げたというのに結果は自民圧勝でした。これをマスコミは有権者の間に齟齬があったと言うのですが、安倍政権と国民の間に齟齬があったのではありません。マスコミと国民の間に齟齬があったのです。
そしてそれをマスコミは絶対に認めようとしないわけです。国民の知る権利は自分たちマスコミが提供するものと思い込んでいる節がありますね。

長い間、マスコミは一方向の通信手段として国民の間に浸透しておりました。しかしインターネットの双方向通信がこれを打破し始めたのです。
その意味が解らない朝日新聞の23日付の社説が、ネットの中で笑いものになっています。

「自民、公明の与党が過半数を大きく超えた。有権者は安倍首相の続投を選んだ。」としながらも「本紙の直近の世論調査によると、『安倍さんに今後も首相を続けてほしい』は34%、『そうは思わない』は51%、自民党だけが強い勢力を持つ状況が『よくない』が73%、『よい』は15%」だったそうです。

しかし衆院選の結果は逆に出ていますから、当然この朝日新聞の世論調査が間違っていたことになります。つまり世論調査のサンプリングの手法が偏向していたのだと思います。

朝日新聞はそれを認めず、「おごりと緩みが見える『1強政治』ではなく、与野党の均衡ある政治を求める。そんな民意の広がりが読み取れる。」としております。自分たちのやった世論調査と、逆に出た選挙結果からどうしてこのような結論が導き出されるのでしょうか。

社説では、「死票の多い小選挙区制の特性」だとか「首相が狙った権力ゲームに権力ゲームで応える前原誠司代表と小池百合子代表の姿勢」が取り上げられ、「野党同士がつぶし合う形になったことも与党を利した。」などと結んでおります。

さらに「経済を前面に掲げ、選挙が終わると正面から訴えなかった特定秘密保護法や安保法などの『共謀罪』法案を押し通す。首相が繰り返してきた手法だ。」と、まるで安倍首相が国民を騙しているような書き方をして、「憲法53条に基づく野党の臨時国会召集要求を3カ月も放置した末、あらゆる審議を拒んで冒頭解散に踏み切った。(今回の選挙の)与党の多数は、そんな憲法と国会をないがしろにした政争の果てに得たものだ。」とまるで今回の衆院選が憲法違反であったような言い方ですね。

ようするに安倍政権の憲法改正は憲法違反とでも言いたいようです。そして憲法改正の前に、首相は森友・加計問題をめぐる国会での「丁寧な説明」をすべきだ・・とかなんとか。加戸守行氏の国会での発言を報道しないのは、これを言うためだったのかも知れませんね。

ネットを見ている国民はすでに判っていることなのです。マスコミが負けたのは、この時代遅れの驕りが原因なのだということを。だから笑いものになるのですよ・・・

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