2017年10月15日日曜日

選挙、沖縄はどうなる?

衆議院選挙戦が始まって前半が終わり、中盤になろうとしています。希望の党の失速とか立憲民主党の奮闘などが話題になっていて、自民党総裁・安倍晋三首相の演説に飛び交うヤジに、聴衆からヤジに対する非難のヤジも飛び交う選挙戦となっているようです。

中には安倍晋三首相の演説に対し「72年間、憲法9条が平和を守ってきたんです」という甲高い女性の声が浴びせられると、「選挙妨害するな!」というヤジに対するヤジが飛び、聴衆から拍手が起こるというような状況も出ているらしいですね。

新潟市での安倍首相の演説では、首相の背後で「おい、テレ朝 偏向報道は犯罪なんだよ!」などとTBSやテレビ朝日の偏向報道を批判するプラカードも掲げられるなど、マスコミ批判も飛び出す選挙戦になっているようです。

それでも千葉県のJR柏駅前での首相の演説では「安倍やめろ」「おまえが国難だ」というヤジが起きたことを根拠に、あるマスコミはネットのニュースで「安倍首相 街頭演説『逃げた』、告知なく厳戒登場もアウェー状態」との見出しで報じたようです。
聴衆のうちの約20人ほどが起こした騒動ですが、マスコミは首相が聴衆から非難されているように報道したと言う事。現実には聴衆の圧倒的多数は安倍首相の登場に拍手を送っていたというのに・・です。

今回の選挙戦で一番気になるのが「沖縄」の選挙です。選挙戦が始まった直後に米軍のヘリコプター事故があり、翁長知事を始め自民党県連までが米軍への非難を始め、沖縄のマスコミ、そして他の新聞社も「米軍のヘリコプター墜落・炎上」などと嘘記事を書きまくっております。

だいたいヘリコプターの墜落で死者・けが人がゼロということはあり得ません。ヘリコプターは異常を感じたパイロットが安全な場所に不時着し、搭乗員を退避させた後に異常部分から出火したらしく、機体がほとんど焼けてしまったと言う事のようです。

地上に人が居たら大惨事・・ということも無いでしょう。パイロットは地上に人が居ないことを確認して不時着しますから、人が居たらそこを避けるからです。このような事が出来るのは日頃の訓練のおかげですね。

この事故を選挙戦に使う基地反対派は、翁長沖縄県知事などと共に盛んに辺野古基地の撤去を叫びます。
基地反対デモに参加している活動家たちは沖縄県以外から来ている人達だそうですから、沖縄県民にとっては不愉快な存在です。しかし暴力的な振る舞いで県民を恫喝し「基地反対」と言わせているとも聞きます。

しかし沖縄県民も周辺海域に中共の侵略が目に見えてくるようになると、意識も変わってくるようです。
今年2017年の7月9日に行われた那覇市議選で、自民党から出馬した元航空自衛隊員の大山孝夫氏(36歳)が2640票を取って市議に当選しました。

元来沖縄は「元自衛官」を支持する土地柄ではありませんでした。しかも公示日直前の個人の決起集会に集まった支持者も30人程度で、血縁者も同級生も地盤もなしの選挙戦だったとか。
尋常ならざるビラのポスティングなど、選挙違反がまかり通る沖縄の選挙で、「公職選挙法違反はしない」を前面に掲げて選挙戦に挑んだ大山候補なのです。

それでもインターネットなどでの応援は沖縄県民になにがしかの変化を与えたらしく、中共の侵略予兆も手伝ってか、彼は上位当選したのです。

今回の衆議院選挙は、まさに自民党とマスコミの戦いの様相を呈しています。若い有権者はテレビよりもインターネットの閲覧時間の方が長く、マスコミが伝える以上に日本のリアルな危機を知っています。
ですから安倍首相が「消費税の使い道変更選挙」などと述べても、彼らはこれが「日本防衛のための選挙」と捉えているようです。

そしてその危機感が、どこまで沖縄県民に届くのか、そこがポイントになります。

マスコミなどが時々掲げる「平和憲法擁護論」は、我が国の為ではなく自己の敗戦既得権擁護のために行われているに過ぎません。
断末魔のサヨクは、それゆえに暴力や詐欺的言動(ヤジ)で有権者を惑わせています。

その中で沖縄は今、このような「やさぐれサヨク」の吹き溜まりとなっているようで、沖縄県民は迷惑を被っています。
そのやさぐれサヨクの集団が翁長知事の掲げる「オール沖縄」というわけです。

今回の衆議院選挙、沖縄県民がどこまでリアルな判断を示すか、それは10月22日に判りますね。

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