2017年10月2日月曜日

「希望の党」の使い方

「『赤い小池』は『緑のタヌキ』」と民進党リベラルに揶揄されている小池都知事です。
遂に民進党との対決局面が出てきました。
小池氏が安倍首相の引けた腰を狙って進める選挙戦に、安倍卸しだけを目的にした民進党が合流を申し込み、それに対して「安全保障法制に反対した人はダメ」と踏み絵を設けたからです。「憲法改正と日本再軍備」を信条とする小池氏なら当然ですが、何でも構わず入党させて「数だけ多い烏合の衆」になり果てた民進党内部には、差別だとか人権無視などというサヨクが得意とするフェイク言語が飛び交います。

小池氏はエジプト大学出身。内容はともかく「軍という力」が無ければ国家は存続しないことを良く知っているようです。
しかし敗戦でGHQに媚びた日本のサヨクが、GHQからソビエト共産主義へ乗り換え、そしてソビエト崩壊後は中共に乗り換えて生き延びてきた「妄想平和主義」が蔓延っていることも知っているのでしょう。

中共や朝鮮が日本に帰化した人間を使って行う陰謀と、票欲しさにそれに乗せられて議員になった「なんちゃって議員」は、中共や朝鮮が操る「日本弱体化作戦」に従って、差別だの人権だのと言う言葉を使って我が国の根っ子を潰してきました。
このような政治家を我が国の政界から追放する手段が、この小池氏の「踏み絵」なのかも知れません。

昨日、私の友人が「小池知事の眼を見ろ。どんよりした黒目で眼光がない。あれは野獣の眼、メスライオンの眼だ。オスのライオンを戦わせ、強い方の子供を産む、そういう本能を持ったあの野獣。小池知事の眼はそんな眼だよ」と述べていました。

写真を改めてみるとなんとなくそんな感じもします。希望の党と合流を決めた日本のこころの中山恭子議員の眼とは対照的かも知れませんね。

しかし戦後の暗黒を乗り切ってきた敗戦利得者も小池知事と同じような目をしていますから、悪魔に立ち向かう妖怪のような感じなのかも知れません。
小池知事を妖怪呼ばわりするのはちょっと失礼かも知れませんが、しかし本当に戦後レジームから脱却するには、このような妖怪でなければ出来ないかも知れません。

この妖怪に立ち向かう亡者が、遂に炙り出されて新党結成を公表しました。枝野議員が「立憲民主党」を立ち上げると言うことです。
旧民主党の議員は、妖怪と亡者の綱引きに使われて右往左往している亡霊のようになってきますね、きっと。

今後は希望の党と立憲民主党の綱引きとなる様な気がします。そして立憲民主党には社民党も共産党も合流が可能になったわけです。
選挙は、自民党、公明党、希望の党と、社民党、共産党、そして立憲民主党という対立軸を持つ選挙になり、争点を北朝鮮の暴走と中共の侵略、そしてアメリカの世界戦略の変更の問題となり、結局憲法問題と日本再軍備をどうするか、に持っていかなければならないでしょう。まさに国難突破選挙になるのではないでしょうか。

安倍首相は解散宣言では少子高齢化と教育問題を取り上げ、消費増税の用途変更で国民に信を問うと述べました。
しかし希望の党の小池都知事は、「消費増税には反対です」と述べております。ですから自民党は選挙演説では消費税問題は出さずに、北朝鮮問題と中共の侵略という国難に切り替えていかなければなりません。

希望の党は憲法改正に関して「3項追加は反対で、2項削除だ」と攻めてくるかも知れません。どっちでも良いことですが、この論争に公明とか社民党・共産党を巻き込んで我が国の防衛論争にしてしまうことです。

戦争反対と言って見ても、「日本全部を焼土と化す」とか「列島全部を海底に沈める」と戦争行為を宣言している北朝鮮にどう対処するのか、それは憲法改正と再軍備しかないわけです。専守防衛などというまやかしでは対処できないことで説明すれば良いでしょう。

共産党とか立憲民主党は憲法改正には反対するでしょう。それを北朝鮮と中共の現実的脅威を論争に持ち込むことで有権者に判りやすく説明し、憲法改正への共感を得ることです。
社民党や共産党は国防に関して現在の具体的脅威には論拠を持たないはずです。どのような言い方をしてくるかは過去をみれば判りますから、それよりも有権者が理解しやすいように安全保障を説明していくことが必要でしょう。

テレビはこのような実のある論争は放送しません。安倍首相を悪玉にして、枝野氏を正義があるように放送するでしょう。そして小池都知事の映し方をどうするか、少なくとも安倍首相よりも発言内容を流すでしょう。有権者の興味を引き出し、ネット(ツイッターなど)でも見たくなるように仕向ければ良いのではないでしょうか。

北朝鮮のミサイルが中共のGPSではなく、ロシアのGPSシステム(グロノス)を使っているとの話も出てきています。
そういう意味で、北方領土問題を棚上げにしてもロシアとの交流を進める必要があります。日本にあるのは経済と民生技術だけですからそれを使うしかありません。
ロシアがグロノスの誘導をやめれば少なくとも北朝鮮のミサイルは飛べなくなります。
もし外交問題で北方領土が争点になれば、自民党と希望の党が北朝鮮を意識した建設的な討論をして欲しいものですね。

選挙のど真ん中、10月18日に北朝鮮は核実験もしくはミサイル発射をするかも知れません。18日は中共の党大会初日ですからね。
その時、自民党と希望の党の憲法改正の議論がなされていれば有権者への憲法改正認識も変わってくるのではないでしょうか。

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