2017年4月19日水曜日

空母・カールビンソンはどこに居る

現在、最新の空母はドナルド・レーガンですが、カール・ビンソンも最新軍事技術を搭載しております。
ドナルド・レーガンは母港「横須賀」で現在は定期整備中でまだそれが終了しておりません。朝鮮半島有事を目前に控えて、現在整備が急ピッチで進められているそうですね。

そこでカール・ビンソンの登場になったようです。朝鮮半島到着は4月25日くらいだと言われています。つまり今月末と言うことらしいです。(現在スンダ海峡付近を航行中という記事はありますが)
現在地が不明確なのは、すでに半島が戦時体制に入ったことを示しており、我々もミサイル着弾に対する備えをしておかなければなりません。

参議院議員の青山繁晴氏によりますと、北朝鮮のミサイル保有数はそれほど多くないので、中距離ミサイルで狙うとしたら世界的に影響の大きい東京で、住宅街ではなく永田町とか霞ヶ関あたりだろうと言う事でした。

核ミサイルの可能性もありますが、出来るだけ近所の地下駐車場(頑丈そうなところ)に非難するようにと言うことです。(Jアラートが鳴った場合です)
夜間攻撃の可能性も高いので、夜は繁華街であまり呑まずに酔っぱらわないように注意することと、近くの地下鉄とか地下駐車場を常に確認しておくことが必要だと言うことです。
ともかく日本政府は事前には何もしてくれませんから、自己責任で準備しなければならないようです。

16日に発射されたミサイルが発射5秒後に自己爆発したのは、おそらくアメリカのサイバー部隊の働きによるものだそうです。どのような手法なのかはもちろん発表はされません。
今後発射されるであろう北朝鮮ミサイルが、どの程度アメリカ軍の関与で空中爆発させられるかも判りません。だから着弾の可能性に合わせた準備は必要です。

アメリカは北朝鮮攻撃に当たって現在各国と調整中であり、カール・ビンソンの現在地がスンダ海峡付近だとの発表も専門誌に書かれていますが、ずらしているかも知れませんし、今後定期整備を終了して参戦するであろうドナルド・レーガンも出航すれば位置はわからなくなるのではないでしょうか。

北朝鮮は航空戦力もなく監視衛星も持っておりませんから、空母の位置が判らなければ対艦ミサイルも打てません。

習主席が訪米中に行ったトマフォークによるシリア攻撃とか、MOAB(モアブ=Massive Ordnance Air Blast、大規模爆風爆弾兵器)の使用は、150mの地下に隠れる金正恩氏に逃げ場はないことを告げる警告であり、生き残る道はただ一つ、「核を捨てアメリカ軍に投降せよ」ということだと告げているようです。
地下道に居れば、直撃は避けられても強烈な灼熱の爆風がトンネル内を伝搬し、金正恩氏を焼き殺すと言う警告です。TNT800%とアルミニウム粉末20%の混合爆薬ですから、トンネル内に居たら、まあ悲惨な結果になるでしょう。

地上に出れば、すでに北朝鮮上空を飛んでいるグローバルフォークやプレデターに補足されるでしょう。これらはステルス機ですから北朝鮮のレーダーでは捉えきれないと思います。操縦している場所はアリゾナの砂漠の中のようですから北朝鮮のミサイルは届きません。

アメリカ軍にとって、これまでなかなか使わせてもらえない兵器を実戦で使うチャンスなのです。2001年、ブッシュ大統領が「これからはテロとの戦争だ」と宣言してから、アメリカの兵器技術がこのように変わっていたのはご承知の通りです。
今までは中東の国家ではないテロ集団に少し使っていましたが、今回初めてテロ支援国家に使えるわけです。

この20年間、話し合いで何とか解決しようと画策したのですが、中共の不作為と6か国協議のまやかしで失敗したのです。オバマ大統領のモラトリアムにも責任があるでしょうけど。

もちろん日本にも責任がありますが、サヨクの蔓延っている日本の政界が浄化されないと、政府組織が救出に動けないことも確かでしょう。事態がここまで来て、しかも首相が安倍晋三氏であっても、まだなお拉致被害者救出を武力で行うことにブレーキがかかっているのです。
そこを見透かしたような北朝鮮の宋日昊・日朝国交正常化交渉担当大使は、記者会見で、拉致問題は「もう誰も関心がない」と述べたり、さらに「朝鮮半島で戦争の火がつけば、日本に一番被害が及ぶ」と強調するなど、明確に脅迫してきました。

北朝鮮側が、拉致被害者を金正恩氏と同じトンネルに入れ、その写真を公開したらどうなるでしょうか。日本側はアメリカにMOABの使用の中止を呼び掛けるのでしょうか?
それこそサヨク達の思惑通りになってしまいますね。アメリカ側は恐らく蹴るでしょうけど。
拉致被害者は北朝鮮国内でどのような生活をしているのでしょうか。北朝鮮政府がまだ招待所などで管理しているのか、日本人であることを隠して、都市に紛れて生活しているのか、それは判りません。

25日に朝鮮人民軍創建記念日があります。そこでまたミサイルを発射するのか。日本を狙い撃ちする可能性も高く、サイバー攻撃でそのミサイルを自爆させられるのかどうか・・・
防衛省幹部は「日本の安全保障に直ちに影響を与える事態は(現在のところは)発生していない」と述べております。「安全保障」とはそんなもので良いのでしょうか?

また、自衛隊特殊部隊などでは拉致被害者救出訓練が行われているようです。現在韓国に居るペンス副大統領は18日に来日し、安倍首相と軍事力を行使する場合も含めた米側の対応について事前協議を約束するそうです。

アメリカの狙いは習政権に北朝鮮の軍事力行使を含めた対応をさせようという目論見ですが、中共は軍事力誇示はしますが軍事力行使は出来ないのではないでしょうか。
宋日昊氏の発言は、習政権(あるいは中共政府)のそのような弱さを知っている発言のように思います。
アメリカはどこで中共に見切りをつけるのか、そのタイミングで拉致被害者救出が可能かどうか・・・

緊迫の4月が続きます。

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