2014年10月16日木曜日

日本の台頭、おびえる中韓

安倍政権になってから、「日本の軍国主義復活を許すな!」だとか「(東京裁判などで)決まったことを守れ!」などという悲鳴が中韓から聞こえていましたが、経済破綻のアメリカは何も言うことが出来ませんでした。
アメリカは中東の「イスラム国」対応でもう手がいっぱいです。しかしもとはと言えばアメリカが作り出してしまったイスラム過激派です。それに手を焼くのは自業自得なのではないでしょうか。

世界の覇権環境が、第二次世界大戦後の環境から変わらざるを得なくなってきた現在、もしアメリカ民主党政権がオバマ大統領の後をビラリークリントン氏が受け継ぐならば、12年の民主党政権となります。
前回の12年に渡る民主党政権はルーズベルト大統領の時代でした。不景気が世界を覆い、ケインズ的経済対策(ニューディール)を打った大統領は「共産主義の政策」の烙印を押されて失敗、そして第二次世界大戦へと突き進んでいった経緯があります。
まさに現在とそっくりですね。

あの時、大日本帝国は極秘裏に新兵器を開発していました。三菱重工業と中島飛行機によって開発された「零戦」です。
共産主義者の謀略で第二次世界大戦に突入し、その後は御承知の通りになったわけです。

ポツダム宣言と東京裁判、そして「ウォーギルトプログラム」で両手両足を縛られてしまった日本ですが、「敵国アメリカ」とすぐに安保条約を結び、その後アメリカの庇護のもと経済発展に邁進し、その裏でアメリカとの共同開発という名目で軍事技術の維持・研究が続けられてきました。

ウォール街の暗躍で、経済破綻と急激な国力低下を招いているアメリカ。その状況の中、今、「日本」が戦後レジームから脱却し始めたのです。
中共の「尖閣侵略」、韓国の「従軍慰安婦問題」は日本国民を激怒させ、秘められていた軍事力が少しづつ表面に出てきているのは、むしろこのような外圧による必然とも言えるのではないでしょうか。

進水式を終えて建造中の護衛艦「いずも」は、来年3月に就役になりますが、この「いずも」に対して中共は日本の「右傾化」を証明するものだとして、「日本は歴史から学び、自衛政策を守り、平和発展の道を歩むとの約束に従うべきだ」と牽制を始めました。そしてそれに呼応するかのように、あの朝日新聞が「憲法解釈上『攻撃型空母』は保有できない。なし崩し的に拡大解釈しているのでは」などと反日宣伝を始めております。

日本政府は「『いずも』は敵地を攻撃する戦闘機を搭載する格納庫を有していない。またF35など垂直発着可能な戦闘機を艦載できる甲板設計にはなっていない」と述べるにとどめておりますが、これは「格納庫を改造し離発着甲板の耐熱性能を上げれば空母にすぐになります。憲法さえ変えれば・・」と言っているようなものですね。
この護衛艦という名は、アメリカの空母を護衛すると言う意味で、自衛隊と米軍が連携して行動することを前提とした設計になっております。ですからいくら中共と朝日新聞が騒いでも、アメリカは耳を貸さないでしょう。

そして日本は、あの零戦を作った三菱重工とIHIの連係によって、国産初のステルス戦闘機を開発しています。「心神(しんしん)」と名付けられたこの戦闘機「ATD-X」は、現在、来年1月の初テスト飛行に向けて準備中で、4年後に実用化する予定だとか。(防衛省が買ってくれれば・・ですが)
この心神は小型でステルス形状をしていますので、電波吸収塗料を塗らなくてもかなりレーダーには映りにくいとか。ここに電波吸収塗料を塗ればほぼ完全に機影を隠せるようです。
そしてアフターバーナーの噴気孔が可動になっているという噂もあり、おそらく「いずも」型護衛艦に搭載可能とすべく、STOVL(短距離離陸)性能を高めているものでしょう。
日本の先進軍事技術はすべて「憲法を変えればすぐに・・・」というスタンスのようですね。

さらに日本の軍事技術は、武器輸出3原則を弱めたことで「潜水艦技術」のオーストラリア輸出を可能にしました。
10月6日政府は、オーストラリア政府と「国産潜水艦技術の輸出」に向け協議に入る方針であることを発表しました。
最新鋭の潜水艦「そうりゅう型」で、原子力を使わない通常動力型では世界最大級であり、潜航深度や航続距離、敵に気づかれずに航行する静寂性能で世界トップの水準を誇る技術です。
日本側には、機密性が高い潜水艦技術の輸出に慎重論がありましたが、急ピッチな軍拡を続ける中共を考えればそうも言ってはいられません。
7月の安倍首相とアボット首相による首脳会談で、「船舶の流体力学の共同研究」での合意もあることから今回の決定となったようです。

このように、中共軍拡に対する防衛網は軍事的にも着々と安倍政権の下で進んでいます。
アングロサクソンが嫌がる日露関係改善も、安倍・プーチン「お友達作戦」が動いております。
北方領土問題を抱え、しかもウクライナ問題も影響して難しくなってしまった日露関係ですが、安倍首相の還暦のお祝い電話がプーチン大統領から届いたり、プーチン大統領の誕生日をお祝いする電話を安倍首相が届けたりしながら、対話が続けられています。
「誕生日のお祝い電話」なら、英国もアメリカも文句は言えません。また内容を盗聴してみたところで、内容を公表も出来ず、離反作戦を立てようにも、盗聴されていることを前提の電話ですからなかなか難しいわけです。両首脳とも、国内に反動分子が居ることを承知していますからね。

このようにして対中包囲網は政治的にもかなり進んでいるようですね。
だからこそ、中韓が日本を貶めることに必死になるわけで、このような理由を世界に向けて発信した方が、従軍慰安婦問題とか南京虐殺問題で釈明するよりも効果があるかも知れませんね。

表面では勇ましい文言しか出ませんが、かなり中韓はおびえているようです。

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