2013年12月25日水曜日

どうなるNHK、日本の放送局に戻れるか?

NHKの会長が変わります。JR東海の代表取締役からNHK会長に就任した松本正之氏の任期満了を持って、次期会長に日本ユニシス特別顧問の籾井(もみい)勝人氏が就任することになりました。

NHKの問題はこのブログで何回も取り上げましたが、要するに内部に入り込んだサヨク日本人を追い出す手腕がある会長が待望されているわけです。
このサヨク日本人が、中共などと結託し虚偽番組を作って国民洗脳を行っていたわけですからね。

ですから、NHKの放送を見ていますと、面白いもの、よく出来ているものなどがある中に、突如として極端な反日番組が組み込まれます。
あの「ジャパンデビュー・アジアの一等国」も、台湾の方々を巻き込んだサヨク系の偏向+捏造番組でした。

しかもこの番組が放映された後、どこかの学校がこのビデオを見せてから「台湾への修学旅行」に行っていたと言うのですから、サヨクNHKと日教組が連携した反日番組だったことがうなづけます。

この番組に対する国民からの批判は大きく、ついに1万人が署名する集団訴訟となって、この11月28日の高裁判決では、NHK敗訴という結果が出ました。
(判決文は以下の通り)
http://www.ch-sakura.jp/sakura/NHKappealcourtdecision.pdf

NHKが左傾化していったのは、日中友好の番組として1980年代前半から始まった「シルクロード」というシリーズを始めたあたりからでしょう。
この番組自体は偏向したものではなく真面目なものだったようですが、この取材が中共で行われ、その時の取材許可条件としてNHKが受けたものが、その後時間をかけて中共プロパガンダの放送局へとNHKを変質させて行ったと考えられます。

この中共のNHKスナッチの謀略は、単にNHKだけでなく、背後には中共のトラップに引っかかった有力政治家なども居るように思いますが、最近はNHKの渋谷内部に中共の中央テレビ局の分室が入っているなどの噂も聞くようになりました。

団塊の世代でサヨク教育を受けた人たちが、就職先としてNHKを選んでいたことを思い出します。
何でも、「体制側を内部から変えるのだ!」などと言っていましたが、その彼らのうちの何人かは、NHKとか朝日新聞の要職に就いているようですね。(もうそろそろ定年でしょうけど)

さて、高裁の判決を受けたNHKは、その判決を不服として最高裁に上告しました。
その時の理由が、「高裁判決は名誉毀損に関する従来の最高裁判断とは異なる。」と言うものです。つまり、NHKは今までの最高裁判決を参考にして裁判をやっていたということになるのでしょう。

このことは、日本の司法権力が戦後次第に左傾していったことを意味しているように思います。「名誉毀損」に関する判例が、左傾化したNHKに都合よく出来ていたという証のようなものということではないでしょうか?

高裁の判決文を読みますと、かなりNHKに対して厳しいことを述べておりますが、しかし同時に常識的でもあります。
インタビューした映像を、その人の意向などは無視して、あらかじめ決められたシナリオに合わせて編集することが、報道のありかたとして正しいかどうか、誰でも解ることですね。
それが「いままでの最高裁判例と違う」と言うことは、これまでの最高裁判例が常識的でなかったことを意味するのではないでしょうか?

NHKの次期会長である籾井勝人氏の出身が日本ユニシス(元はアメリカのコンピュータ企業)で、経営者であることから、NHKの左傾に対して、それを元に戻す力量があるかどうかは判りません。
ただ、NHKを民間企業として再編成するような、そんなシーンでは力を発揮出来るように感じますけど。

テレビ放送がデジタル化したことは、すなわちこれまでのNHKのビジネスモデルが崩壊したことを意味します。電波はコード化されているわけですからね。
そのことを隠蔽し、視聴者から今まで通りに視聴料を取りたてることは、詐欺に等しいものではないでしょうか?
この技術環境の変化が、NHK既得権を破壊したわけです。(技術環境の変化が、唯一、既得権破壊の手段ですからね)

NHKの一万人集団訴訟の最高裁判決は、日本の司法の左傾化を判断する良い機会となります。
それを見た上で、次期衆議院選挙での「最高裁判事の国民投票」で国民の意思を反映させましょうね。

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