2013年9月11日水曜日

東京2020、中共と韓国の反応

東京に2度目のオリンピックが決定したことは、中共そして韓国にとって大きなダメージを与えているようです。
1964年の東京五輪の時は、開会式に合わせて核実験を行った中共です。それくらいダメージは大きかったわけですが、今回はさらに国家存亡の危機にもなるわけです。

事大主義の韓国は、「強い日本の復活」を警戒します。大東亜戦争の敗退で、もはや日本とは一線を画しアメリカに側について、しかも復興説などを演出して自分達を犠牲者の立場に置き、あたかも戦勝国のような顔をした韓国です。
その深層には「日本はこれでアメリカに吸収されて奴隷国になる」という思いがあったはずですね。

ところがその後脅威の経済復興がなされ、その象徴として、1964五輪が東京で行われてしまったのです。
サンフランシスコ条約締結と同時に日本を引き上げたアメリカ軍のある兵隊は、「あれから10年ちょっと、オリンピックが東京で行われると聞いて来て見たが、いやたまげたね。あの焼け野原が大都市になってよ、しかも都心に高速道路が走っていたんだ。新幹線っていうスマートな電車も走っていて・・・」と述べていたと言います。日本がアジアのリーダー国に相応しい復活を遂げていたからです。

日韓関係は急速に改善しますが、それでも「朝鮮を植民地にした日本は許せない」などと、自らが進んで属国化したことを棚に挙げて叫び続けています。

最近は中共の経済成長に伴って、国力の低下が著しいアメリカと日本でした。だから「朴槿惠」新政権が選んだ道は、中共への擦り寄りでした。
しかし、中共がいくら経済成長しようとも、その産業の要所を押さえているのが日本であることを、朴政権は知らなかったのでしょうか?

またあの悪夢が、中共と韓国に蘇ります。「東京2020・オリンピック」です。
しかも招致活動の終盤は、皇室の高円宮妃久子さまも参加されてスピーチを行いました。このようなことに、欧州の方々は感動します。共和国というものを下に見る癖のある欧州の歴史ある国々です。立憲君主国の面目躍如というものでしょう。
おそらくこれが中韓の神経を一番苛立たせたところではないでしょうか?

その証拠は、中共外務省の洪磊報道官が我が国に対し出してきた東京五輪の招致成功に関する記者会見での「国際オリンピック委員会(IOC)の決定に注意を払っている。日本側は歴史と現実を正視するように」などとして祝意の表明は避けたことに現れているようです。

これから「東京2020」までの7年間、中共が日本に対して仕掛けるであろう「Japan五輪中止のプロパガンダと対日・誹謗中傷」に、我々はどのように対処すべきかを考えておかなければならないでしょう。日本の若者に「歴史の武装」を与えねば・・
「歴史と現実を正視するように」と言っていますが、これが宣戦布告の言葉なのかも知れません。なにしろ超限戦を仕掛けてきていますからね。

「歴史と現実」という点では、むしろ中共の方こそ見直した方がいいようなもの。第2次世界大戦の歴史では、すでに共産党の陰謀が明らかになってきています。
「コミュンテルンにやられた」ということが歴史の事実として見えてきています。ですから「歴史と現実を正視」すればするほど、中共の犯罪的行為が見えてくるはずです。

中共の言う歴史とは「ポツダム宣言」のことであり、安倍首相の言う戦後レジームもまた「ポツダム宣言」を意味しています。
我が国の現政権は、そこからの「脱却」を宣言しており、真っ向から中共と対峙していることは間違いありません。

さあ、これからの7年間はこの歴史認識について、ポツダム宣言の裏にある「戦勝国の山分け議論」の現実について、大いに調査研究しようではないですか。
そして中共との議論を深めましょう。

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