2012年1月7日土曜日

石原都知事の新党構想


東京都知事の石原慎太郎氏が、再び新党構想を持ち上げました。
石原氏は、すでに「たちあがれ日本」という政党を作り、平沼赳夫氏を代表として活動しております。さらにまた保守系政党を立ち上げるのはどういう発想でしょうか?

国民の期待を裏切り続けた民主党。
もはや民主党には居られないとして9名の議員が飛び出し、新党を結成、「きずな」などと震災の効果を持ち込むようなネーミングをしました。
「きずな党」は人数から見て、政党助成金を取れる政党となります。
これについて、石原氏は「政党交付金目当てみたいでみっともない」と罵倒しておりますから、新党構想はやはり理念にもとづく保守政党ということになるのでしょう。

保守系の弱小政党をいっぱい作って、政治決断(評決)の時には賛否それぞれの考えでやればいい・・・という発想なのでしょうか?
むりやり大きな政党を作っても、綱領もなく「烏合の衆」だの「選挙互助会」だのと言われ、政治は出来ず、公約も一つも実現できないどころか、そんなものは選挙の時だけ必要で、あとは官僚まかせで党内抗争だけに明け暮れる「民主党」を見ていると、石原都知事がこのような発想をしたとしても理解できますね。

「たちあがれ日本党」の平沼代表は、実に誠実な方ですがなかなか国民にアピールしません。
それがちょっと不満の石原都知事。今度の政党は「日本核武装」を中心とした公約で挑みたいようです。
反核日本人が目をむいて怒りそうな公約を持って、議論を吹っかけようという腹積もりでしょう。
「核武装が(さまざまな理由で)できないならスーパーコンピューターでシミュレーションだけでもやればいい」と断言しているようです。

どうせ核兵器は脅しの兵器です。ですから日本は・・「核爆弾を設計し、その情報を部分リークし、シミュレーションで爆発の大きさを誇示し、作成可能なことを公言して」、そして持たなくてもいいということでしょう。
設計には、日本でしか出来ない技術を盛り込むことも必要でしょうね。
賛成です。ぜひそういう政党を作って欲しいですね。

この新党構想、党首に日本新党の亀井静香氏を起用するという噂が飛び交っていたそうですが、どうやらそれはガセネタだったようです。

核兵器のシュミレーションなどという発言も飛び出す日本の2012年・正月。
自衛隊が去ったあと、何ヶ月たっても復興はまったく進まず、民主党の政権担当能力が皆無であることは国民の目前に晒されています。
マスコミを押さえ、報道しないように工作しても、インターネットは容赦なくこの現実を国民に知らせます。
官僚に付け込まれ、「復興のための財源には増税」などと、政治家がもっともやってはならないことまで言いくるめられ、どうにもならない民主党・野田政権。
閣僚は勝手な発言を繰り返し、党員の脱党も起こって、瓦解が始まった民主党。どうみてもサヨクの末路としか思えない状況です。

国民はすでに保守系を求め始め、そこにこの石原発言。
もしかしたら、この流れを作り出したのは「靖国の英霊」達かも知れませんね。

一昨年の尖閣列島漁船衝突事件は、中共がいかに粗暴で侵略的国家であるかを世界中に示しました。
そして、昨年の東日本大震災では、日本国民が公(おおやけ)のためには、いざとなれば命をも捨てるということが、現在も生きていることを世界中に示しました。

このような背景を持って、尖閣列島に石垣の市議ら4名が上陸したのです。
1月5日に中共外務省は、ネットの中で「(尖閣諸島領有権の)解決の条件(中共のものにするための条件)が整っていないのなら(日中間の同諸島をめぐる)争いを一時棚上げするべきだ」と訴えたとか。

強く出れば引き下がる・・・それが中共の特性であること、英霊達はよくご存知だったようですね。

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