2012年1月3日火曜日

野田首相、まだ政権を維持するのか?


昨年の12月25日、野田首相は中共を訪問し温家宝首相と会談したそうですね。
話の内容は、金正日総書記が亡くなったあとの朝鮮半島情勢に関し、「冷静かつ適切に対応すべき」との認識で一致。野田首相は会談後、記者団に「6カ国協議を開く環境を整えることができるとの認識で(温首相と)一致した」と語りました。

さらに「朝鮮半島の非核化、平和と安定は中国と日本のみならず関係国の共通利益だ」とか「拉致被害者を含む邦人の安全確保への協力」などを話し合ったようですが、肝心の尖閣諸島周辺の問題については、
「東シナ海の海洋危機管理メカニズム構築に向け、外務省次官級をトップとする『高級事務レベル海洋協議』を創設することをで合意しただけ。
領海問題はどうなったのでしょうか?

そして中共の国債を買うという約束までしてきました。まあ、ドル建てで買うそうですけどね。

経済問題は「日中韓3カ国の自由貿易協定(FTA)について、来年早期に交渉を始めること」になったようですが、中共が自由貿易などやれるのでしょうか?

さらに東日本大震災について、「被災地・仙台市の動物園へのパンダ貸与に協力する」という約束をしてきたようです。
震災被害に対して、なぜパンダなのか・・・ほとんど馬鹿にされているようにしか思えません。
それとももっと危険な中共の思惑があるのかも知れませんよ。

さて、そのあとに続いて一川防衛大臣が中共へ行こうとしたら、どうやら断られたようです。日本側の政府関係者は「中共側が参院で問責決議を受けた一川氏を迎えてもメリットはないと判断し、受け入れを事実上拒否したのではないか」と述べているようですが、まあそうでしょうね。
はやく防衛大臣を変えないと、他国から相手にされません。

TPP問題、女性宮家問題、金正日総書記死亡問題・・・
野田政権になってから発生したこれらの問題に、野田首相はほとんど対応出来ていないようです。

TPP問題とは、TPP交渉への参加のこと。そしてこれはやくざ者に因縁を吹っかけられて、仕方なく行う交渉のようなもの。しかも周りにはおまわりさんも、別の助けてくれるやくざ者もおりません。
しかし、さまざまな経緯から、いまさら交渉から降りることも出来ないと言った状態です。野田政権には荷が重過ぎるのではないでしょうか?

女性宮家問題は、日本の根幹にかかわる問題。ともかく皇室解体を、意味なく狙う反日サヨクの罠であることは明白なこと。
しかし、「陛下の激務を少しでも軽減するため・・」などと、もっともらしい大儀を掲げていますから始末が悪いのですね。
しかも、マスコミを使ったこの問題の「緊急課題」化は、なんとなく国民をあせらせていますが、どこにも緊急の課題であるような要因は見つかりません。しかし野田政権はこのサヨクの陰謀に乗ってしまったようです。

金正日総書記死亡問題とは、本当は即・拉致事件の解決へ向けた行動を起こすことです。これこそが緊急課題。しかしおそらく今、民主党の中が大変なのは、この北朝鮮利権がどうなっていくかと言うことだけでしょう。
民主党の選挙の切り札が、崩壊するかもしれませんからね。

波乱の幕開け2012年。こういう時の日本の得意技は首相の挿げ替えですが・・・それよりもはやく解散して政権交代をして欲しいのですけど・・・

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