2011年5月14日土曜日

菅政権、首相とか大臣は名誉職と思っているのでは?

民主党が政権を取って、鳩山氏が首相の座に着き、日米安保から沖縄の国防体制まで、ことごとく破壊しました。
さすがに事態に行き詰まり、鳩山氏は去り次に首相になったのが菅直人氏でした。

この大震災を振り返って、それでも鳩山政権でなく菅政権で良かったと思っております。鳩山由紀夫氏は、世界の見方が戦後サヨクの「お花畑」そのもの。現実の政治などまったく頭に無かったようですから。最近も中共に出向き、つまらないパフォーマンスを展開しています。自分が「日本を軽蔑する対象」として中共に呼ばれたのではないかという疑いは、まったく心中にないようです。

菅直人氏はそれほどルーピーではありません。しかし戦後サヨクのプロパガンダに嵌っていることだけは確かなようです。
危機管理の本質が理解されていないようです。確かに戦後の教育では、世界は「お花畑」と教えられていますから、それを信じ込んでいるのでしょう。
その「お花畑」に対比して旧日本軍が取った行為を「間違っていた」と悔やんでいるわけです。
ですから村山談話に続く「菅談話」がなされたわけでしょう。
もちろん世界中の人々には、この「お花畑」は見えません。彼らが見ているのは野獣が闊歩する現実の世界です。
ですから日本がいくら謝罪しても、一般世界はその真意などまったく理解できないでしょう。
中共とか韓国、北朝鮮が金をせびる口実にするだけ。このことに菅首相も気づいていないようですね。

菅首相は昨年の10月21日に行われた原子力防災訓練に参加しているとの事。
そして、そこで行われた訓練は「原子炉給水系の故障により原子炉水位が低下し、原子炉が自動停止。非常用炉心冷却装置なども故障して、万一放射性物質が放出された場合、その影響が発電所周辺地域に及ぶおそれがある」というものだったとか。
菅首相は早朝の15分間、官邸の大会議室から訓練に参加し、「緊急事態宣言」や、現地への「指示」を出していたというのです。

それから半年後、本番の震災が発生しました。この時、首相はこの訓練のことをすっかり失念していたようです。
訓練を生かすことが出来るのは、訓練の目的がはっきりと認識されている場合だけですね。
菅首相は、この訓練で最高指揮権を持つ自分に名誉を感じていたのかもしれません。そして訓練の目的がその時点で失念され、首相になった名誉感だけで訓練を終えたように感じます。
その時、その大災害の本番が自分の任期中に来るだろうなどと、夢にも思わなかったのではないでしょうか?

何ともこれが我が国の首相かと思うとゾッとしますが、人材不足の民主党にあっては仕方ないことかも知れません。
全責任は、民主党を選んだ国民にあることだけは確かなのですから・・・

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