2011年5月7日土曜日

ウサマ・ビンラーディン暗殺作戦に使われた兵器

戦闘現場に残されたヘリコプターの残骸。それがMH60ヘリコプターだったことが公表されました。
この海軍所属のステルスヘリコプターと同機種が、大震災の前、3月5日に沖縄軍嘉手納基地に緊急着陸しています。
「悪天候のための予防着陸」と米軍の説明です。あいかわらず沖縄のサヨクは3月16日付けで、この緊急着陸に対する意見書を出しておりますが、大震災後の「トモダチ作戦」で、この意見書の効果はほとんど無効化したようですね。

さて、このMH60ヘリコプターとウサマ・ビンラディン暗殺作戦に関係があるのかどうかは判りませんが、この作戦中に故障を起こし作戦現場近くで緊急着陸し、秘密保持のために爆破してしまったということですから、嘉手納基地に緊急着陸せざるを得なかったMH60と、奇妙な類似性があるように見えます。
同じヘリコプターだったのかも知れませんね。
MH60ブラックホークの改良型というこのヘリコプター、ステルス性能を高めるために重量が500kg以上重くなり、さらにこの作戦用の新兵器を積んでいたのでしょうから、もっと重かったはず。

さて、いくらステルス性能を持たせても、所詮ヘリコプターです。レーダーでは見えなくてもその飛行音で気づかれてしまうのではないでしょうか?
ビンラディン氏の住まう豪邸でも、集団のヘリコプターが上空で作戦活動すれば騒音で気づかれてしまうはずです。
この騒音が無かったら沖縄米軍基地でもそれほど問題にはならないはずですね。
ヘリコプターの騒音は、相当高い場所を飛行していてもうるさいもの。新聞社のヘリでも我が家の上空に来ればうるさくて仕方ありません。

しかしビンラディン氏は気が付かなかったようです。
妻と娘が一緒だったようですから、居間でくつろいでいたのではないでしょうか? そこに突然海兵隊シールズが突入してきた、と言う感じです。
「飛行音を抑えたヘリコプター」との記載がありますが、ここまで気づかれないほどの低操音が得られるのでしょうか?

考えられるのは、位相を反転した音波を出して消音してしまう技法。パナソニックなどが研究していた技術で、窓を開けたままでも外の騒音を消してしまうことが出来る研究があったはずです。
複数のヘリコプターのプロペラ騒音を、その音を打ち消す位相と音量の音を出して消音する・・・こんなことが出来るのかどうか、それは判りませんが、もしMH60というステルス機に、その装置を付けていて、ゆえにウサマ・ビンラディン氏はヘリによる海兵隊の突入に気づか無かったのかも知れません。
アイディアも基礎技術も、すでに民生品で使われているものですが、ステルスヘリの騒音を消すことが出来たとしたら・・・
もしかしたら米軍はこの技術の開発に成功したのかも知れません。そうだとすれば、今回は実戦での使用に大成功したことになります。

この技術、出来ていたとしたら今後の応用範囲は広いはずです。ただちに日本も軍事応用を考えるべきではないでしょうか?
北朝鮮拉致問題の解決には、ステルス性能を高め、プロペラ騒音を消すことの出来るヘリコプターでの敵地進入は不可欠です。(たとえそれが無人ヘリの偵察飛行であっても)

破壊・殺戮兵器ではありませんから、日本での開発に法的障害もないと思います。くれぐれも中共のスパイに盗まれないように注意すること・・それだけが心配な点ですけど。

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