2018年6月6日水曜日

対日発狂する北朝鮮

米朝首脳会談を6日後に控えた北朝鮮です。
トランプ大統領は「核の廃棄をCVIDで行う」ということには妥協しないでしょう。北朝鮮は経済制裁を廃棄の進捗に合わせて解除するように懇願するでしょうが、そこをトランプ大統領がどのような言い回しで「完了した後に制裁解除」を崩さないかが注視されます。

ある程度の妥協はするかも知れませんが、「経済制裁解除」という切り札がトランプ政権側にありますから、北朝鮮は核廃棄を急がざるを得ない状況のはずです。
韓国は支援したくても韓国経済の外貨準備が無くなっていますから、そう簡単には制裁解除と支援はできないはずですね。
中共はお金に関しては他人ごとではないでしょう。

そのあとに控える「経済支援」は日本が2002年の「日朝平壌宣言」に基づいて支援するというものですから、拉致問題が解決しないと発動しません。
ここが一番北朝鮮にとって痛いところでしょう。

北朝鮮は、祖国平和統一委員会の「わが民族同士」というウェブサイトで、発狂したように激しく日本をののしります。「米国の手下にすぎない日本反動らが『最大の圧迫共助』をわめき立てている」とか「そんな醜態がもたらすのは現在のような『日本疎外』現象だけだ」などと、こうなってしまった安倍外交に対して恨み骨髄に徹しているようです。
すなわち「拉致問題解決」に向けた北朝鮮への安倍晋三首相の作戦は敵の中枢を麻痺させたのでしょう。

北朝鮮は相変わらず「拉致問題は解決済み」というスタンスを取ろうとしております。そして「過去にわが国を占領し、わが民族に与えた前代未聞の罪をまず謝罪し、賠償すべきだ」などと叫んでおります。この言葉には何か日本のサヨクと同質のイメージが感じられませんか?
「日本反動ら」と言う表現にも、そうでない日本人(反日サヨク)の存在を知らせているようです。

さらに日本のサヨクメディアが「日本が現在、『日本疎外』現象にあることを大いに憂慮している」などと報じたことを利用して、「日本疎外」とか「日本素通り」、「蚊帳の外」といった言葉を多用しています。

しかしこれこそ「日本に近寄ってほしい北朝鮮」の、独特の言い回しにも聞こえます。「拉致問題の解決」に対してどうしようもない北朝鮮の焦りが見て取れます。
そしてこの点が7日の「安倍・トランプ会談」の焦点になるのではないでしょうか。つまり「拉致問題の解決」をどこに置くか、その具体的なゴールを決めろというわけです。

北朝鮮に直接話しても、北朝鮮とはクールな話が出来ませんから、「トランプ大統領に間に入ってもらう」という考え方で良いように思います。
拉致のシンボルとなった「横田めぐみさん」は死亡しているか、あるいは日本に帰せない別の理由があるのかも知れません。そのほかの拉致被害者も死亡しているか、ほかの理由で帰せない者もいるかも知れません。
しかしそのことを追求するのが我が国の拉致解決なのです。死亡の場合は死亡した年月、場所と理由、そして遺体の状況が問われます。
そしてこれを調査するのは、北朝鮮ではなく日本の警察であるべきです。
つまり「ゴール」は、これらの情報が明確になり、生存者の帰還も含めて日本国民が納得できた時点がゴールなのですが、これではトランプ大統領は納得しないでしょう。いつまで時間がかかるか判らないからです。

そこで「生存者全員の帰還」と「死亡者に対しては『日本側の立ち入り調査の受け入れ』が約束されること」という言い回しで、「それをゴールとする」で良いのではないでしょうか。
これならトランプ大統領も納得するかも知れません。

これを北朝鮮側が受け入れるかどうか、おそらく拒否するでしょうが、そうなると核査察のための入国はどうなるのか、自由に核施設を調査し、衛星でチェックし、ステルス偵察機で確認してきた秘密の核施設などの調査は出来るのかどうか、そこが疑問点になってきます。
トランプ大統領には、「北朝鮮を中共から切り離すことで対中共対策の一環にしよう」として、北朝鮮の罠に嵌る危険もあります。焦ってはいけません。トランプ大統領は2期勤めることを念頭に、この交渉に当たってもらいたいですね。

北朝鮮側は、日朝会談で解決済みの拉致問題が出るなら、会談を行わないでしょう。日本はアメリカのポチだからトランプ大統領に「安倍に金を出す様に命令してくれ」と頼むつもりかも知れません。まさかトランプ大統領がそんなことを引き受けるとは思いませんが、こんな会談でしたらやらない方が良いでしょう。
更に制裁を強化することを言い残して席を立つべきなのですが・・・

シリアのアサド大統領が北朝鮮の金委員長と会いたいそうです。プーチン大統領も北朝鮮訪問が予定されています。
米朝会談が不調に終わることを意識した動きです。トランプ政権のやり方に反対する勢力が少しづつ固まって行きます。そしてここに中共も加わるかも知れません。
こうして世界は2極化するチャンスを伺っているわけです。2極化が出来ればその他もろもろは、そのどちらかに付くしかなくなり、世界はカオスからは救われるのかも知れません。

プーチン政権が、かつての冷戦時代の米露2極化を狙っていることも間違いありません。しかしこのまま行けばロシアと中共が対決せざるを得ないのは言うまでもないでしょう。3極化はあり得ませんから。その仲裁を行うのがアメリカなのか日本なのか、それが世界の新たなパワーバランスを作って行くのではないでしょうか。

このような思惑が渦巻く中での米朝首脳会談です。北朝鮮がアメリカに屈服すれば、中共の計画は大きく崩れるでしょう。台湾は独立の機運が見えてきます。
しかし物別れになれば、台湾海峡には一触触発の危機がやってきます。米中に戦争の危機が訪れますからね。

日本国民はまったく危険を感知しておりません。マスコミが伝えませんから・・・
発狂する北朝鮮は、何とかこの危機を日本国民に知らせたいのかも知れません。しかし日本国民は、それをまるで映画を見るような感覚で見ていますね。

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