2014年7月6日日曜日

次第に明らかになる戦後の事

習近平主席が、韓国を訪問しソウル大学で「日本軍国主義は中韓両国に対し野蛮な侵略戦争を行った」と述べ、我が国を批判しました。
豊臣秀吉が朝鮮半島に派兵した文禄・慶長の役についても触れたそうです。
そして「中韓は同じ敵を憎み、肩を並べて戦った」などとして、歴史を捏造していたそうです。もっとも中華思想にもとづく歴史では、聖徳太子の飛鳥時代から我が国は敵だった訳ですけど。

しかし日韓併合は韓国側から積極的なアプローチがあって行われたものであることとか、伊藤博文は日韓併合には反対の立場であったことなど、記録に残された日本側の歴史は中韓の歴史とはあまりにも違いますね。

台湾の馬総統は、台湾の慰安婦だったとされる女性2名に面会した後、カリフォルニアのマイク・ホンダ下院議員と会談、慰安婦問題で台湾の慰安婦の情報があったら協力する旨約束したとか。
ついに台湾も巻き込んだ反日活動が活発化するようです。最も馬総統の台湾における支持率は10%を切りそうですけど。大陸の焦りが見えていますね。

中共は慰安婦問題が日本を貶める為になら韓国と共闘できると考え、また、日本と台湾の間に楔を打ち込み離反させる狙いもあって、一石二鳥を狙った慰安婦作戦のようですね。
この従軍慰安婦は単なる売春婦としたアメリカの報告書があります。それが表面化しないように「性奴隷」という言葉を使ってナチスドイツと日本を同列にしてしまおうという中韓の狙いは、アメリカを巻き込んで着実に進展しているように見えます。

中韓はともかく何でもいいから日本を貶め敗戦国として永遠の謝罪(つまり金品を貢ぎ続けること)を行わせようと必死のようです。
もし日本が敗戦国を脱して欧米社会の中で名誉ある地位を築いてしまうと、中韓の存立が危うくなってきます。ともかく日本と同等ではまずいわけですね。日本を中韓の下に位置させることが必要なのです。
これが中華思想であり、欧米には理解しがたい思想です。

従軍慰安婦については河野洋平元官房長官が騙されて記録文書(河野談話)を残してしまったために、欧米から見れば「政府高官も認めた日本軍の犯罪行為」となります。
ですから我が国は従軍慰安婦という狭義の場で戦えば不利になります。

そこで客観的な歴史の見直しが必要となります。つまり証拠の提示です。昭和20年の終戦以降、昭和26年までの間に何があったのか、東京裁判だけでなく、アメリカの占領政策とか日米間での交渉事、これらの詳細な事実を積み上げていくことが良いのではないでしょうか。
これらの事象は日本とアメリカに公式文書とか極秘文書が残っているはずです。
また、戦争中のあらゆる記録を再検証して、出来るだけ日本軍がどのような作戦行動をしていたか、詳細な歴史構築を行ったらいかがでしょうか。

最近、この様な記録を収めた多くの書籍が出版され始めています。
天児都氏の書かれた「慰安婦と医療の係りについて」とか、水間政憲氏が書かれた「ひと目でわかる「戦前日本」の真実」など、民間に存在した証拠を使って書き上げたものです。ですから政府機関に残された記録はもっとあるはずです。

中共が最近になって「旧日本軍の『戦犯』供述書」の公開を始めたそうです。「侵略中の反人道的な暴行を暴き出す」というのが趣旨だそうですが、信憑性はゼロに近いそうです。
なぜなら、供述書を書いたのはシベリア抑留を経て中国・撫順の戦犯管理所に送られ、生きるか死ぬかの極限状況で洗脳工作を受けた人達だからです。
生きて日本に戻られた旧軍人の方は、「当時は真実を言うことが期待できる状況ではなかった」との証言をしております。当たり前ですね。

これから中共は、いかに日本軍は残虐だったかを供述させた書類が次から次へと出して来るでしょう。それは食糧とか労働をネタに何度も何度も書き直させられ、書かないと「生きて帰りたいのか」と恫喝され、かれらの意図する供述書になるまで書き直させられたものだそうです。

そういう供述書まで使ってでも、日本を貶めることに躍起となっている中共です。経済はもう崩壊しているのに、まだ日本に頼れば何とかなるだろうと考える浅ましさ。

これから我が国は、一切「中韓」のこのような脅しには乗らないで無視できるように、シベリア抑留者で生還した人たちの日本での供述調書なども準備し、中韓以外の国々に説明できるような歴史資料をまとめておくことも必要ですね。

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