2012年12月29日土曜日

パシフィストとは何か?


安倍政権が動き出しました。これに対して「右傾化」とか「極右」政権と呼ぶ一部海外メディアや日本のサヨクメディアが居ります。
このような論調に対し、岡崎研究所の岡崎冬彦所長が、日本国民には「まだまだ世界の常識からはずれたパシフィストの国家」だということを、産経に寄稿されていました。

さて、このパシフィストとはどういう言葉でしょうか?
記事には「日本語の平和主義者より、やや悪い意味がある」と注意書きがなされていましたが、一般的な訳語は「平和主義者」となっていました。

記事には、古い話として「あなたは国を守るために戦いますか」というアンケート調査で、国際標準では80%程度の国民が「戦う」と答えているのに対して、日本国民での調査では50%をはるかに下回っていたとか。
「現在は、50%程度になっているかも知れないが、それでも国際水準より遥かに低いだろう」というのが岡崎氏の感想です。

すなわち、日本は右傾化どころか、まだパシフィスト国家だということ。
おそらく、パシフィストの意味は「反国家的平和主義者」と訳すべきなのかも知れませんね。日本には、平和を守ろうと言いながら、戦争反対などと叫び(世界中の誰だって反対でしょうね。それでも起きるのが戦争というものです)、「国境をなくそう」などを本気で考える国民が居ります。

その代表格が元総理の鳩山由紀夫氏。「日本は日本人だけのモノじゃない」などという暴言を吐いて、「日本を開かれた国家に」と、まるでアジの開きのようにして外国に食わせようとしました。
おかげさまで、竹島に居座った暴民は増え続け、尖閣諸島には狂った船長が海保の船に体当たりするなど、本当に開きになって食われる寸前までになってしまったのです。
このような「病的な平和主義者」を、パシフィストというのではないでしょうか?

その国家が平和であるためにはどうしたらいいか、それを考えるのが本来の平和主義者。そのために必要な軍事力は維持するというのが世界の常識です。その上で外交がなされて、そしてそのバランスが平和を支えるわけですね。

「国境があるから戦争が起きる」とか「軍隊をなくせば世界は平和」などという平和主義者を、おそらくパシフィストというのだと思うのです。
極端な妄想平和主義で、思考が浅く、単純で洗脳されやすい人たち。岡崎氏はこのような国民がまだわんさと日本に居ると言われているのでしょう。

問題は、このようなグループに外国の魔手が伸び、こういう団体を使って日本を懐柔し、解体にむかわせようとする戦略が動いていることです。
旧社会党とか社民党がそういう団体でした。日本共産党もそういう団体だったようです。気をつけなければいけないのが「公明党」の母体の「創価学会」。ここも、このような団体である可能性が高いのです。(だからフランスでは邪教扱いされています)

このような妄想を利用した団体に「シーシェパード」があります。「かわいそうなクジラ」という妄想をもって、反捕鯨に動き出します。国際世論に衛星テレビやインターネットで訴えますと、莫大な寄付が集まるわけです。自然保護の陶酔者が世界的にいかに多いことか。これからクジラだけではなく、マグロやサメまでも対象にしようと考えているようですね。
この国際社会に訴えるということが、結果的に「反国家主義」へと変質していくわけですね。

さらに、日本で活躍する「反国家的原子力恐怖症」というのが、「反原発団体」です。こちらは妄想恐怖を使った団体で、同じように外国の魔手のもとで踊ります。
原子力発電所の危険性というものは、稼働していても停止していても同じであることは、国民的常識です。ウランもプルトニュウムも、集めれば発熱し、離せば冷える物質です。
でも、集めようと離そうと、危険度は変わりません。止めれば安全などという単純な発電所ではないことは、反原発団体も知っているはずです。それなのに動かそうとすると反対を叫ぶ団体は、外国勢力からお金をもらっているからでしょうか?

安倍政権に託された仕事の一つが、このパシフィストの一掃かも知れません。パシフィストを操る影の団体こそ、日本をむしばむ元凶であることを、日本国民はもっと認識する必要があるのではないでしょうか。

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