2012年11月7日水曜日

始まった日米共同統合演習、16日まで



離島奪還をテーマとする日米共同の模擬訓練が、5日から沖縄周辺海域で始まりました。
最初は那覇市の西北約60キロにある無人島・入砂島で実施する予定で進められていた訓練計画ですが、岡田副総裁にイオン経由で圧力が掛かったのか、「良し」としていた計画を突然不可と言い出し、日米の軍関係者に批判されながらも、野田首相から中止の命令を出され、仕方なく沖縄周辺海域を使った訓練に変えさせられたもの。

こんなことで「中共に配慮した」と言っても、中共側が納得するはずも無く、単に日本の弱点を曝け出しただけのことですね。
「離島奪還」とは、尖閣諸島に中共の侵略がなされた場合の日本領土防衛出動のこと。

頑張れ日本・全国行動委員会の水島幹事長は、「尖閣諸島に領土問題などない。あるのは中共の侵略意図だけ」と述べていますが、その通りです。
何度もこのブログで述べてきましたが、尖閣諸島は日本領であることは歴史的事実です。
そしてここに石油があるから中共がちょっかいをだしてきたという、「エネルギー資源の争奪紛争」でもありません。
侵略意図を持った中共の「軍事を使わず、詐欺的行為とそれによる恫喝を用いる侵略」があるだけです。

中共の意図は太平洋。即ち経済破綻のアメリカが国家を建て直す前に太平洋への橋頭堡を作り、アメリカの世界戦略を押し戻そうという計画です。
さらに、この対応でアメリカ経済が長期低迷に入れば、その間に中共の軍事技術を向上させて、軍事的にも優位に立つことを考えているのでしょう。

中共のネットには、「日本人の殺し方」などが盛んに書き込まれているとか。日本の女性は好きなようで、「強姦してから殺す」そうです。
中共政府の監視下にあるネットですから、このような書き込みがあると、当局によってすぐに消去されるそうですが、頻度が多いため、時々このような書き込みが我々の眼にも触れることがあるとか。 しかし日本のマスコミは一切このようなことは書かないわけです。
したがって日本国民は「中共への配慮」などを行う民主党政府に、違和感を持たないようですね。

マスコミが書くことは「中共との大人の話し合い」とか「知恵を出して友好を取り戻そう」などという、敵国の実情を隠すような記事ばかりが目立ちます。中国語が出来てネットを見ている人達からすると、「こういう発想そのものが、むしろ危険を助長する」ことになるとか。

「尖閣諸島に領土問題などない。あるのは中共の侵略意図だけ」という事実を、もっと世界に向けて喧伝しないと、このままでは中共のプロパガンダに日本が呑まれてしまうのではないでしょうか?

上記の「中共の意図」は、中華思想から派生しているものです。おそらく実現はしないでしょう。
しかし、アメリカが国力を取り戻すのにどのくらいの時間が掛かるかはわかりません。その前に日本侵略がなされ、日本国民に「戦う意志と自己防衛の努力」が無いとなれば、アメリカを始め世界中が日本を見捨てるでしょう。
ナチスドイツを恐れて、抑止対策を打たなかったチェンバレン首相。そのために欧州がどのくらいひどい眼にあったか、それが第二次世界大戦の教訓であり、平和維持の失敗例なのです。

ドイツと違って中共は、「政治大国」であっても「技術大国」ではありません。空母ワリヤーグを持って見ても、その甲板から飛び立てる飛行機は作れません。
しかし欧州経済危機というものがありますから、いつその機能を持った戦闘機を手に入れるかは予断できない国際社会です。

アメリカの国防省の中にも大勢の華僑が入り込んでいます。どんなに情報漏えいを気をつけていても、かなりの軍事機密が中共に渡っていると考えたほうがいいでしょう。
日本経由で抜けていく情報にも困ったものですけど。

このような環境の中で始まった「離島奪還をテーマとする日米共同の模擬訓練」です。
今回の訓練は「全面非公開」とか。つまり、もはや手の内を敵・中共に見せることは出来ないということです。
防衛省には、これでは「抑止につながらない」と考えている方も居るとか。しかし、もはや抑止という局面では無いのかも知れません。
すでに全面戦争に突入していると考えるべきなのではないでしょうか・・・

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