2012年2月25日土曜日

2月22日は竹島の日


韓国が領土主張をする竹島。北緯37度15分、東経131度52分にあって、島根県と韓国の等距離くらいにある島です。面積はわずか0.23平方キロの島。それも男島と女島の2つに分かれています。

戦後韓国人が住み着き、その領土権を主張していますが、歴史的には我が国の領土。韓国の不正占拠ということになります。
竹島が日本領になったのは1905年(明治38年)1月28日のこと。明治政府が島根県隠岐島司の所管の竹島と閣議決定して我が国の領土となりました。もちろん世界の承認があってのことです。

大東亜戦争で敗戦が確定し、太平洋の諸島に領土を広げていた日本は、その多くをアメリカの委託統治領として渡さざるを得ませんでした。
しかし日本は漁業を行う国。島とともかく海の範囲がわからないと漁業がやりにくいのです。そこで占領軍のトップ「ダグラス・マッカーサー」氏がマッカーサーラインなるもので範囲を決めたことは確かです。占領軍は、この線内での漁業操業を認めたのですが、これは占領政策の一環であり、管理上の問題として決められたものです。つまりその範囲内であれば、アメリカ軍が守ってやるということ。

1951年9月8日にサンフランシスコで行われた「サンフランシスコ条約」によって、日本の主権が回復する少し前、韓国は連合軍に日本に放棄させる地域に竹島を入れるように要求したのです。
もちろん、あの大戦中は日本として戦っていた韓国ですから、そんな要求を連合軍が呑むはずもありません。明確に拒否されてしまいます。
そしてサンフランシスコ条約が発効すると同時に、マッカーサーラインは消滅することになりました。

サンフランシスコ条約が発効するのは、調印の日から半年後の1952年の4月28日です。
そこで韓国は、その直前の1952年(昭和27年)1月18日、当時の韓国大統領であった李承晩氏が、李承晩ラインなる線を勝手に引いて、竹島を自国の領土と宣言したのです。
李承晩ラインは、マッカーサーラインを継承しようとする、李承晩の謀略でした。

1945年に当時のアメリカ大統領トルーマン氏は、「公海の一定水域における沿岸漁業に関する大統領宣言」を行い、「アメリカ国民のみが利用していた水域をアメリカの統制と管理下におくことが適当であり、他国民とともに共同利用されてきた水域は他国と合意された規程により統制管理される」と述べました。
これは南米とアメリカ合衆国の間の領海のごたごた、つまり漁業権などのトラブルを抑えようとして宣言したものです。(うまくいかなかったようですが)
李承晩ラインはまったく関係ないのですが、なぜかこの宣言を引き合いに出して竹島の領有権を主張し始めます。
世界中から承認されない李承晩ラインを、何とか世界に認めさせたい足掻きなのでしょう。

しかし、その李承晩氏も亡くなり、韓国は次の手を打ってきます。それが竹島に住み着いて既成事実を作り、それによって自国領としてしまおうという算段です。
なんとも見苦しい振る舞いですが、これが韓国の国民のやり口。日本政府は、国際司法の場で決着を着けようと話しても、負けることがわかっているのか乗ってきません。

その代わりに、朝日新聞の記者が捏造した「従軍慰安婦」をネタにアメリカ議会を動かし、日本海を東海と併記させて、日本の存在を薄くし、竹島を盗む算段もし始めたようです。
現在もなお、竹島に施設を作り、軍事的に侵略し、観光旅行なども行って、既成事実を積み重ねています。(誰がどう見ても、明らかな軍事侵略です)

日本の島根県が「竹島の日」を作ったことは、日本が毎年竹島は日本領土であることを世界に宣言する日でもあります。日本が領有権を主張する限り、決着は国際司法裁判か、あるいは戦争ということになります。どんなに韓国が既成事実化しようとしても・・・

日本の現政権には何も期待はしませんが、国民もそろそろ軍事力に訴えるべく、国軍保有を目指す政治家を占拠で選ぶようにしないといけないのではないでしょうか?

日本国憲法ですら、侵略されたときの軍事力行使については、何も書いていない(黙認)のですからね。

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