2011年12月21日水曜日

金総書記死去、殺害か?



北朝鮮の国民に塗炭の苦しみ与え続けた独裁者、金正日氏が亡くなったそうです。
視察途中の列車の中での心筋梗塞との発表ですが、これを信じる人がどれほど居るのでしょうか? もっと前から死んでいたという噂もありますし、殺害されたという噂もあります。
まあ殺されても仕方が無い人でしたからね。

このところ、軍人の脱北者が増えていることとか、中共が日本に対し、大使館に脱北者が逃げ込むのを防止するよう覚書を出させるなど、少し異常な事態が始まっていました。
相当周到な手順を踏んだ死亡の発表だったように思います。

息子の金正恩氏を担ぎ上げ、その取り巻き達で集団指導体制を組むという構想も出来上がっていて、国民をないがしろにする政権はまだまだ続きそうです。

北朝鮮と言えば、日本国民にとって最初に思うのは「拉致問題」のこと。
金正日氏が亡くなったことで好転するとはとても思えませんが、少なくとも大韓航空機爆破事件の首謀者が亡くなったことで、これらの事件をすべて金正日総書記の責任にしてしまうことも出来ます。
あの事件の真相を隠すために、拉致被害者が返せないということがあったかも知れませんから。

北朝鮮の拉致は、最初は子供の拉致から始まったようです。すべて金正日氏の発案で、子供をさらってきて北朝鮮の主体思想を植え付け、その後成人してから、その国に戻してスパイ活動をさせようという計画だったとか。
しかし、この計画はうまくいかなかったようです。子供が極端な情緒不安定に陥り、主体思想どころじゃなかったとか。まあ当然ですね。

そのあと、若い男女をさらってきて、子供を産ませて、これに主体思想を埋め込んでスパイとして送り出す作戦に変わって、それが日本、韓国などからの拉致事件として具体化していったということです。
まあろくなことを考えない総書記だったようですね。こんなことばかり考えているから、国民が飢え苦しんでいても何も感じなかったのでしょうか?

戦後吹き荒れた共産化思想の嵐の中、日本にも多くの共産主義信奉者が出てきました。敗戦でアメリカコミュニストによって公職追放された人達に代わって、ソビエトなどに亡命していた日本の共産主義者が公職(教育者も含む)に付くようになり、それがやがて東西冷戦の中でアメリカが変わってしまい、日本にねじれ現象が起こってしまったことはご承知の通りです。(それは今でも続いていますね)
そのため、その後学生運動が吹き荒れた日本。そのころに北朝鮮で台頭してきたのが金正日氏でした。どうやら金日成主席を陰で操っていたのが金正日氏だったとか。

北朝鮮と日本サヨクとのつながりが強いのは、このようなことから闇のコネクションが出来上がっているからではないでしょうか?

金正日総書記、どうせろくな死に方はしないだろうと思っていましたが、やはりそうだったようですね。
ご冥福をお祈りします。

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