2011年1月2日日曜日

中共海軍の原潜、第一列島線を突破!

昨年の2月ごろ、中共の原潜が九州-台湾-フィリピンを結ぶ第1列島線を突破していたようです。そのことが12月30日、複数の政府筋から、やっと発表されました。

海上自衛隊とアメリカ軍が警戒していたにもかかわらず、ついに中共は宮古島と与那国島の中間線あたりを、日米軍が警戒する中でも、察知されること無く突破できる能力を持ってしまったということです。

原潜の型は「漢級(5500t、全長98m、全幅10m)」の艦で、平成16年にも同域を通過していますが、その時は音もうるさく、出港時から米国衛星などが探知し、米原潜や海上自衛隊のP3Cが継続して監視することが可能で、作戦活動が出来るような状態ではなかったとのこと。
それから5年で、そのスクリューなどの改良が進められ、音が静かになり、また同海域の海底海図などの調査が進んでしまったようです。すでに中共海軍は、東シナ海の海底を熟知しているとも考えられるとか。
その結果、警戒網を発見されることなく突破出来たということ。

日米両政府は強いショックを受けて、その後に中共潜水艦の監視網を強化しました。
静寂が進んだスクリュー音を録音するために、音響測定艦「インペッカブル」を派遣、集音をはじめたところ、3月になってそのインペッカブルが海南島沖で中共船舶(漁船?)に包囲される事件が起きたことはご存知の通り。
インペッカブルのソナーを外そうとするなど激しく妨害、米中間の緊張が一気に高まったことは記憶に新しいところですね。
尖閣列島海域での日本の海上保安庁の船への漁船衝突妨害も、おそらくこの連中の仕業でしょう。予想に反して保安官が船長を逮捕してしまったから、あわてた中共が日本企業「フジタ」の社員を人質に取って、たとえ殺してでも船長を奪還しようとしたのは、その船長から南シナ海の現状が米軍に抜けることを恐れたからではないでしょうか?

日本周海への侵略はかなり昔から始まっており、中共は2010年までに第1列島線内の制海権を確保する予定でした。
そしてそれはある意味において完成しており、有事の時の対米防衛ラインはすでに出来上がっているということを証明するような事件ですね。

今後さらに中共は、2020年までに伊豆諸島-グアム、サイパンを結ぶ第2列島線までの防衛ライン拡大を狙う予定です。
沖縄本島~宮古島間の海域を押さえ、宮古島以西の日本領土分断を狙うことも確実なようで、日本国内での平和運動の促進とか防衛予算の削減を画策し、日本人サヨクにそれをやらせることも、彼らの作戦なのでしょう。
(サヨクが、中共のための法案を通そうと必死になっていることからも、かなり情報戦争が激化していることを感じさせます。)

対する日本の自衛隊は、やっと無人偵察機スカイホークの導入を「検討し始めた」など、遅れを取っていることも確かなようです。また、潜水艦を増強し、東シナ海での海底からの監視活動の強化も必要不可欠なはずですけど・・・

米中戦争(経済除外戦争)の拡大とともに、日中戦争(情報戦)も拡大を続けています。
今年は産業界に対しても、中共への技術供与(廃棄物処理技術など)に対して何らかの規制を掛けなければならなくなるかも知れません。
日本国内の森林資源(水資源)乱獲防止の法律を強化することも必要ですね。
同時に、中共国内の民主活動を刺激して、内部摩擦の温度を高くすることも戦略として考えられるでしょう。「日の丸デモ」が果す役割も大きくなっていくことが考えられます。

反日マスコミも、7月から地デジに全面変更となり、マスコミとインターネットの境目が薄れていきますから、もはや一方的な隠蔽工作報道もやりにくくなるはずです。(昨年の尖閣列島ビデオなどから、インターネットがマスコミを凌駕することも明らか)
また、海上自衛隊とか海上保安庁などからの「日中戦争・状況報告」などのインターネット報道も可能になるのではないでしょうか?

日中戦争(情報戦)も、今年は新たな局面を見せ始めるような、そんな気がいたします。

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