2010年10月10日日曜日

尖閣実効支配をどうやって行うのか?

民主党の前原外相が「尖閣(諸島)はわが国の固有の領土だ。未来永劫、実効支配していく外交原則は絶対曲げてはならない」と述べたそうです。
しかし、もし中共からやってきた便衣兵が上陸し、居住を始めたらどうするのでしょうか?

すみやかに日本の入国管理法違反で逮捕し、強制送還かもしくは投獄でしょう。しかし尖閣列島の場合は敵・中共の拉致行為があることの覚悟が必要です。
今度つかまるのはトヨタの社員か観光客か? そしてそれに対し毅然と入管法違反者への日本国内法の適用と、人質奪還の作戦を準備すべきです。

尖閣周辺には海上保安庁指揮下の武装船団を用意し、乗組員には訓練された陸上自衛隊の特殊部隊が入るという作戦が必要ではないでしょうか。
目的は島周辺に停泊する偽装漁船を拿捕することを目的とする出動で、上陸された場合でもさらに後に続く上陸を阻止すること、便衣兵を分断するということが必要でしょう。
敵・中共が卑劣な行為を繰り返してくることは、もはや疑う余地のないこと。それを外交の舞台で非難しながら、国際社会を中共非難に向けさせ、アメリカ軍が動ける環境を作るまでは日本外交の責任です。ですからまだ武力は使えません。

上陸した中共便衣兵に対する物資補給を海上で封鎖しなければなりません。尖閣列島は中共の領土だの、人道だの、と中共が言っても耳を貸さず、海上保安庁の海上封鎖を続けることが肝要でしょう。
敵が国民を守るとの大儀で軍艦を出してくれば、日米安保の発動を要請し、かつ海上自衛隊の仕事に切り替えます。航空自衛隊は燃料を満タンにして出撃、制空権確保が必要でしょう。
そうしませんと、ヘリコプターでの救助活動(作戦活動)に支障が出ます。
中共から宣戦布告がない限り、これは紛争であり戦争にはなりません。そして小銃などによる最初の威嚇発泡などの軍事行動は明確に中共側にさせないと、盧溝橋事件の二の舞になってしまいます。

さらにどうするか、このようなシナリオを用意することが尖閣列島実効支配という実際の意味でしょう。この場合、拿捕した偽装漁船は返還せず、上陸した便衣兵は逮捕し日本国内へ連行、調書と留置を続けることを先に明言したほうがいいのではないでしょうか。そしてこのシナリオを発表した上で、中共へ入国する日本のビジネスマンとか観光旅行者に、覚悟を求めましょう。
場合によっては助けられないということを。

民主党は中共の偽装漁船が海上保安庁の艦船に2度も体当たり攻撃をする映像の公開を先延ばしするとか。その理由として「中共との関係悪化を懸念」だそうです。
ノルウェーは中共の激しい圧力(関係悪化という脅し)にも負けずノーベル平和賞を中共で投獄されている民主活動家「劉暁波氏」に与えることを決定しました。
もしかしたらこれは、中共に対する警告と同時に、日本に対する警鐘かも知れませんね。
中共がどんなに平和だとか友好だとかの言葉を使った恫喝をしても、所詮駆け引きに過ぎないことをノルウェーの政治家は知っているのでしょう。
その上で、ノルウェーの正義(国益)を貫いたということではないでしょうか?

尖閣列島有事は、もはや日本だけの問題ではなく、アメリカの国益にも抵触する問題となっています。もちろん日本の争奪戦という意味ですが。
民主党に巣食ったサヨクが、中共(即ち老いさらばえた社会主義)に益するためにどんなに日本国民を愚弄しても、ノーベル賞が2人の日本人化学者に与えられています。その上で、中共初の受賞者に民主活動家を選んだこと・・・
その意味がわからない民主党首脳陣では、日本の運営はできません。

国家感を持たない民主党がどんなに中共との争いを回避しようと努力しても、為すことは相手に妥協するだけで本当の意味での回避が出来ていません。回避するすべを知らないのでしょう。
中共が困っているのは、これで日本国民が反中になれば、平和と友好という戦略用語で日本侵略しようという戦略が挫折するからでしょう。
国民も、すぐに忘れることなく、この事件を追及し続けることで中共の日本侵略に歯止めを掛けることが出来るということを知るべきですね。

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