2010年10月2日土曜日

レアアースで脱中共。日本とアメリカ

尖閣列島でのいざこざ。日本の海上保安庁の船に中途半端な特攻をやった船長を、とっ捕まえて尋問していたら、あせった中共の行った恫喝、人質、そしてレアアース資源の禁輸処置。
何も知らされていない中共の国民は、「日本はもう要らない」とか「日本と戦っても尖閣列島は中共の領土!」などと叫んでいます。
しかし、日本の反撃の怖さは知らないのでしょう。日本政府と反日マスコミ、そして売国政治家だけを相手にしていたのでは、日本の怖さは判らないかも知れませんが・・・

レアアースは現在の日本の技術的最先端が欲している資源。だからこそ中共は、自国の領土で安い人件費(奴隷というべきか?)を使って掘り出し、世界需要の97%を供給してきました。
レアアースは、周期表の下側に並ぶ「ランタノイド」と「アクチノイド」に含まれる物質です。含有量に差があっても、結構どこでも取れるもの。ただし含有量はきわめて少ないわけで、だからこそ「希土類」というわけですね。
金や銀のように、掘ったらすぐに抽出できる物ではなく、さまざまな薬品とか分離機を使って濃度を上げていく必要があります。
民主主義国家では、この時使う薬品の後処理をきちんとしないと、民事訴訟を起こされてしまいます。ですから高価になってしまうのですが・・・

民事訴訟法も整備されず、安い人件費と公害垂れ流しOKの中共にはかないません。このレアアースが安く出来るわけです。そこで世界需要の97%を牛耳ってしまいました。ユーラシア大陸を汚染しながら。
その目的はどこにあったのか? 単に経済的理由ではなかったことが、今回の事件で発覚してしまいました。恫喝の道具として考えていたということが。

健全な国家の日本、そしてアメリカは今回の事件でやっと反省をしたようですね。中共にあまりにも頼り過ぎた事を。
そして始まった「脱中共」のためのレアアース研究開発。
今回の研究開発には、ユーラシア大陸を漢民族の汚染乱獲から守る意味もあるようです。(買わないことで守るという・・・)
ユーラシア大陸は人類の宝。漢民族などにいつまでも汚染させ続けておくわけには行きません。しかもレアアースはこれからの資源です。これらを利用した人類発展のための英知が、いくら安いからと言って、漢民族の汚染垂れ流しの乱獲状態の上にのっかていたのでは、一神教の神様に対しても、多神教の神様達に対しても罪悪であることが、やっと判ったようですね。

レアアースを使った製品が多少高くなろうとも、中共に作らせず、長持ちするようにしっかりと作り、さらに回収再生産も可能にすればいいだけです。
もし、ユーラシア大陸にしか産出されない物質があったとしても、それは技術的に代替物質を研究すればいいのです。
これまでは中共産の安いレアアースのおかげで日の目を見なかった研究も復活することでしょう。

そしてこれらレアアースを利用する製品のほとんどが電気に関係する製品です。
中共もロシアも石油とガスの資源確保に夢中です。尖閣列島もそのために領土宣言をした中共です。
しかし、先進各国の技術者は脱石油・天然ガスを目指して電気エネルギーの開発を行っているのです。
リチュウムイオン電池の開発は、とりあえず小型自動車を動かすことが出来るまでに進みました。太陽電池は電気変換効率が40%近くにまでなりました。研究室の目標は現在60%であり、応用物理の世界では90%までは可能のはずだとの意見もあります。
原子力の次のエネルギーとして、先進各国企業のエネルギー開発競争がエスカレートしています。

船長逮捕に人質拉致、日中間の戦争は今後「冷戦構造」にもって行きたいですね。ともかくまともに付き合わないことですよ。
そしてこのようなエネルギー開発競争を、日中代理戦争として転化していけばいいのではないでしょうか?

中共には世界中の化石燃料や地下資源を掘らせておく方がいいのかも知れませんね。

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