2020年1月27日月曜日

沖縄民族とアイヌ民族、分断の虚妄

まず昨日書きました「武漢の邦人が日本政府に見捨てられる」についてですが、安倍内閣は「新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中共・湖北省武漢市に滞在する邦人について、希望者全員をチャーター機などで帰国させる方針」を打ち出しました。
チャーター機のめどは立ったと言う事ですが、ただし中共政府との調整はまだ整っていないようです。

さて、現在日本はどこかの分断工作に見舞われているようです。北海道では「アイヌ民族は先住民族である」とか、沖縄では「沖縄民族は日本民族ではない」という主張です。

これは2007年9月13日、ニューヨークの国連本部で行われていた第61期の国際連合総会において採択された国際連合総会決議で、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」がなされたことを利用した日本分断工作でしょう。

アイヌは12世紀ごろ列島に移住してきたツングース族(狩猟民族)が源流であると言うことで、「先住民族ではない」ことが判っているそうです。
また、沖縄には縄文土器が出土することで、縄文人が列島を中心に親潮と黒潮を上手く使って海上を動き回っていたことが判っています。
つまり沖縄は日本人であると言うことです。南方から漂流してきたアジアやオーストラリアからの人間も居たでしょうが、すべて縄文人が吸収したのでしょう。

ところが国連を利用した反日団体が「アイヌは先住民族」とか「沖縄県民は先住民族」いうプロパガンダを流し、日本の政界を洗脳し始めているようです。
国際社会とか国際連合という言葉に弱い日本の政界は、まだ東京裁判史観を引きずっているようですね。しかしそこを利用して中共と北朝鮮が攻撃を仕掛けていることは、誰の目からも明らかです。(日本国民だけがマスコミによって隠蔽されていますから判らないだけです)

このアイヌや沖縄の先住民プロパガンダの陰には「チュチェ思想研究会(創設・尾上健一:会長・佐久川政一沖縄大学名誉教授・現在は「自主の会」と称しています)」という団体が居るというのが篠原常一郎氏の調査によって判っています。

チュチェ思想は、北朝鮮が「故)金日成主席」の時代に、社会主義革命のための成文化された思想を構築するために首席思想相談役だった故)黄長燁氏が書き上げ故)金正日氏が構成した「主体思想」から始まった政治哲学です。
「人間が全ての事の主人であり、全てを決める(主体(チュチェ)思想)」という観点から始まって「常に朝鮮の事を最初に置く」と変遷し、結局「金日成をあがめる」という思想になって行ったそうです。

唯物論的なマルクス・レーニン主義から、人間主体とするチュチェ思想は、マルクス・レーニン主義の独創的な発展と見なすという見方がありますが、自然の営みとは対立するらしく、それが北朝鮮の国土荒廃に繋がっているようです。

日本の場合は、「天皇陛下」を中心としていますが、その天皇陛下は天照大神などの「自然を擬人化した対象」を上に置き、相対して祈ることを中心に据えた哲学体系ですから、おそらくこのチュチェ思想とは正反対の位置づけになるでしょう。

チュチェ思想にとって、天皇陛下を中心とした自然崇拝(すなわち自然を人間の上に置く)思想は邪魔な存在でしょう。ですから攻撃対象が天皇陛下になるわけで、最近の「女系天皇」プロパガンダなどは、それで天皇制度が破壊されることを知っていて工作しているのだと思います。

また一方では日本全体のまとまりを崩すための分断工作として「アイヌ先住民」とか「沖縄先住民」を持ち出しています。
もちろん国連での「先住民族の権利に関する国際連合宣言」が採択されたことを受けて、それを日本分断工作に利用しようとするチュチェ思想の謀略であることは間違いないでしょう。

日本政府が「国連の懸念」に弱いことを知っていて、国連を踏み台にして迂回工作を行ってきました。日本政府はそれをまともに受けてしまい「アイヌ新法」などを国会で通しています。
安倍政権はもう「憲法改正」のためなら右も左も見えなくなってしまったのでしょうか?

このような北朝鮮からの攻撃が繰り返されています。しかし日本国民は攻撃されていることに気が付いてはいないようです。マスコミの隠蔽が効果を発揮しているようですね。

チュチェ思想が北朝鮮にもたらした国土荒廃。そしてそれによる危機を国民弾圧によって隠蔽してきた歴代政権。金正恩委員長になってからその末期的状況が表出してきたようです。

篠原常一郎氏によりますと、最近「金正恩委員長は重病に伏していて、マスコミに登場する金正恩氏は3名くらい居る影武者である」とはっきり述べています。
その根拠として、「画像を細かく調査すると似てはいるが違う人物であることを端的に示すのが耳の形状だ」と言うことです。

安倍首相が仕組んだ「お金は拉致被害者が全員戻った時、すべて日本が出す(アメリカはびた一文出さない)」というトランプ大統領を代弁者とした伝達が、厳しく金体制を揺るがしているようです。

チュチェ思想・・結局「亡国の思想」のようですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿