2019年4月16日火曜日

スマホ通信料値下げとNHK

昨年の8月21日、菅義偉(よしひで)官房長官が「日本の携帯電話の料金は4割程度引き下げる余地がある」と発言しました。
世界の携帯電話料金の約2倍を取っている携帯業界はあわただしくなってきたようです。

今年は「楽天」が携帯電話業界に入ってくる予定で、その楽天は料金を既存事業者の半額程度に設定する計画を公表しているようです。
つまりそれでも十分に利益は取れると言うことなのでしょうか。

ご承知のように、スマートフォンは価格が高いものです。それはかなり高性能なコンピューターと同じになりますので、もともと製造原価も高いはずです。
こんな高いモノはなかなか日本の消費者には売れないと考えた回線業者は、スマートフォンを安くしてその分回線使用料で分割払い形式で払わせ、払い終わっても回線料をそのままにしておけば儲かると計画したようです。

ですから2018年のデータ通信量20GBの料金が、東京で8642円/月となります。おなじものでロンドンが3684円/月です。
ロンドンでのスマートフォン価格を割賦料金込みで比較すると、それほどの差は出ないようですね。

そしてこの手法だと3年ほどの割賦料金が無くなった後は回線業者が丸儲けとなります。個人でかなりシビアな人なら、回線をもっと安く上げようと調べるでしょうが、一般の利用者は「回線料はこんなものだ」で気が付かない人が多いようです。

また、「回線料が安くなる」と利用者に錯覚させる為か、極めて複雑な料金体系を作っております。これなどは財務省の税金計算と同じで、複雑にして納税者の追及をあきらめさせるのと同じ手法です。

官房長官はそこを突いたのかも知れませんね。回線業者が回線使用料を安くし始めました。もちろんこれまでの料金が悪質な抱き合わせ販売とバレないように工夫しながらですけど。

回線料値下げのもう一つの理由が、5Gの登場だと思います。
現在は4Gですが、このGと言うのはジェネレーション(世代)と言う意味でギガヘルツという意味ではありません。

つまり5世代の無線通信ということで、高周波にして1秒間当たりに乗せられる情報量を極めて多くしようという技術です。
ご承知のように、周波数が上がると指向性が出てきて、また干渉や反射も激しくなります。どのようにアンテナを配置すれば良いか・・など技術的テーマは多いのです。

最近世界各地で、飛んでいる鳥が心臓麻痺を起こして死んで墜落するという事件や、牧場で草を食んでいた牛が突然心臓麻痺を起こして死んでしまう事件が起きています。

原因不明の死と言うことでかたずけられていますが、インターネット情報によりますと「このような事件の在った場所の近くには「5Gの研究所がある」と調べた人がいます。

想像ですが、5Gのアンテナを少なくするために、電波の有効範囲を広げる必要から発信電力を高くする実験をしていたのかも知れません。
しかし、高周波の出力を高くすれば、もともと電子レンジのようなものですから、当たった生き物に影響が出ることは大いに考えられます。

人の命が安い中共ならこんな実験をすぐやることも出来ますから、5Gの技術が進むのも解りますけど・・・
このような高周波の技術は、イージスシステムのフェーズドアレイレーダーや、レーザーシステム、そして今研究が進んできた電子ビーム兵器などにも応用が出来るものです。ですから5Gについて、情報が盗まれることを極度に嫌う訳ですね。

さらに、5Gが可能になるとすべての回線が無線(電波)側に行ってしまうかも知れません。そこで光回線なども値下げが始まるようです。
そしてテレビがほとんど高周波帯に行ってしまう可能性もあり、そこでNHKはスマートフォンも受信設備だなどと言い出したのではないでしょうか。
NHKが根拠にしている法律は愛宕山時代のものです。このような法律をまだ残している方が立法機関の怠慢です。

スマートフォン各社は。その機種の中にNHKが映らない機種を作って、NHKの承認を受けた機種としたらどうでしょうか。

売れるかも知れませんよ・・・

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