2018年1月19日金曜日

野党が日本をダメにする

衆議院選挙でボロ負けした希望の党です。小池百合子都知事の人気にあやかろうとして、小池氏の人気を落とし、立憲民主党などという底の浅いサヨク政党を生み、そして今だに腹の座らない離合集散をやっている我が国の野党です。

自由党の小沢一郎氏が声を掛ける「野党の団結で安倍独走を阻止」などというスローガンに乗っかっているのでしょうか。
小沢一郎議員は、「国会は数だ!」という結論だけを持っていて、その数を集めるのは「理念」「政策」「実行力」という肝心の点をないがしろにしている政治家です。(自由党は衆議院2議席、参議院4議席)

さて、対する立憲民主党(衆議院55議席、参議院6議席)は、理念があるようで無い・・古臭い憲法学などを持ち出し、「憲法は権力を縛るもの」などと言い出しています。それはマグナ・カルタの思想で日本の憲法学者にもそういった間違いを述べる人が多いようです。
明治でも、憲法とマグナ・カルタは別物と考えられていたようで、だからマグナ・カルタは「大憲章」と訳されているのではないでしょうか。
この間違った理念の上に「政策」や「行動」を起こされたのではたまったものではありませんね。

この政党が野党第一党なので自民党・安倍内閣は安泰なのですから、悪い気はしませんが、それにしても野党の低下は困ったものです。

財務省は自民党議員を籠絡しています。経済の判らない議員を狙って、プライマリバランス(PB)黒字化などを、もっともらしい嘘で洗脳しているわけです。
一方で国民に対してはマスコミを使った「国民に知らせない」技術でPB黒字化を当然のことと洗脳しています。
1000兆円以上あった政府借金は、日銀の国債買い入れオペレーションで半減し、新国債の発行が必要になっております。

財務省がPB黒字化という目標を閣議決定したのは2010年6月の「財政運営戦略」の席上でしたね。財務省は消費税率アップが出世に繋がるとして、その目的の為のみにPB黒字化を必死に押してきます。(菅直人首相時代でしたからね)
トロント・サミットで国際公約になっただとか、2010年代半ばまでに段階的に消費税を10%まで引き上げることを国際公約にしたなど、勝手にしゃべりまくってきました。
世界の首脳も経済にそう詳しいわけではありませんから。「やってみたら?」という感覚だったのでしょうね。それを楯にして出世の道を広げたわけです。彼らにとって我が国の将来などどうでもいいことでしょうからね。

そこで安倍政権は、官僚の人事権を内閣人事局から「官邸主導人事」に移してしまいます。ですから「税率を上げデフレが継続したら首にする。」くらいの人事に変えれば良いようにも思いますが、そこが政府内部ではなかなか思うように行かないわけですね。

加計学園の「忖度」は、「人事権が官邸にあるからこのような忖度問題が生じる。」と言いたかったようです。そして「人事権を内閣人事局に取り戻そう」・・とした陰謀だったようですね。
そしてその陰謀に「安倍を潰せ!」の無能野党が乗せられて、踊り狂った昨年の国会だったわけです。我々の税金は湯水のごとく消え去り・・・何が消費税10%なんだ!・・と言いたいですね。
現在は官邸の菅官房長官が握っていて、一括管理しているのが萩生田官房副長官です。萩生田氏が加計問題で責められたわけもここら辺に理由があるようですね。

いずれも官僚に利用される野党の不甲斐なさを物語っています。古い左翼思想が残るサヨクの集団が我が国野党ですから、変わって行く時代にまったく対応できないのです。

「日本の防衛をどうするか」に答えられる野党の議員はいないでしょう。もし居たとしてもマスコミに潰されます。ですから周辺国の問題とか新しい兵器の出現による防衛問題の変化などまったく解っていないわけです。だから「護憲」だの「9条を守れ」などと不勉強むき出しで主張します。
経済問題も同じで、ようするに不勉強なんですね。落選しても勉強はしていません。ただ次期選挙で当選することだけしか考えません。ですから官僚の思いどうりに動きます。
彼らが当選するのは、労働組合やマスコミのフェイクによって集まる票だけではないでしょうか。

いわゆるサヨクの本性は、「国境を無くす、あるいは限りなく低くする」という点にあるようです。我が国の基軸「皇室」を無くそうと、女性天皇から女系天皇に持って行こうとする陰謀や、朝鮮を使った慰安婦問題などで日本を貶めている陰謀は、ほとんどがこの「国境を無くす」という理想(妄想)が基礎にあるように見えます。
移民の受け入れに積極的になったり、資本の移動を自由にしようとしたり、これらもまた「国境を無くす」活動でしょう。

いわく、「国境が無くなれば平和になる」というまったく無知な妄想を、もっともらしく述べるのがこの人達です。
しかし、これらが混乱を招き、悲劇を生み、そして格差社会を作っていることを見れば、それがとんでもない妄想であることは一目瞭然ですね。(EUの失敗、ユーロの失敗など)

中共が持っている「中華思想」も、中華を頂点とした「国境なき社会」の妄想に基づいています。
華僑ネットワークがすでに出来上がっています。常に地域社会に根付いて経済活動をしている華僑は、その地域社会が壊れたら自分たちの居場所も無くなることを承知しているのでしょうか。
華僑は大陸中国に忠実に動きながら、絶対に中共に戻ろうとはしません。華人の恐ろしい性質を熟知しているからではないでしょうか。

それでもこの妄想を政治に反映しようとしているのが我が野党ではないでしょうか。
自滅憲法を「平和憲法」と呼び、軍隊を悪として活動する政治家こそ、日本をダメにする野党の姿なのでは・・・

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