2017年3月11日土曜日

今後マスコミはどうなるべきか

トランプ大統領の成立で、アメリカのマスコミがまったく事実を伝えていないことがはっきりしました。マスコミはただトランプ氏を誹謗中傷し、自分たちにとって都合のいいクリントン候補を何とか当選させようと画策していただけでした。

トランプ候補は国民に面白くアピールするために、わざと暴力的な言い方で政策を表現していましたから、アメリカのエリート層やハリウッドなどの俳優たちが反トランプを展開したのも判る様な気も致します。
しかしトランプ候補は、これら一部の高級国民よりも圧倒的に多い一般国民に訴えたわけです。

客観的に見ますと、トランプ候補の政策は一昔前の民主党の政策に近いそうです。それを共和党が他候補を卸して、むしろ盛り立てていったのです。
結果的にトランプ氏が大統領に当選したために、現在のアメリカ国民はマスコミに対してまったく信頼を持っておりません。

トランプ氏はツイッターで自分の意見を発信し続けております。記者会見ではトランプ対マスコミのような言葉が飛び交います。

現在のトランプ大統領は、選挙中とは全く変わって政治家として発言をしております。閣僚には共和党の人材が多く取り入れられ、アメリカ第一の政治体制を作りつつあります。
それでもマスコミに対しては気を許しては居りません。

安倍首相も官邸ホームページやメールで国民に直接報告していますし、国会の模様は衆議院TVやら参議院TVなどでおおむね見ることが出来ます。
話題性のある映像はここから抜粋してインターネットTVなどで配信されております。

これらの映像や報告を見て、その評価をするのは我々国民になることが今後の報道の重要なポイントではないでしょうか。

マスコミはこれまでこのような情報を独占し、その解釈を押し付けるようにして国民に見せておりました。
これによってマスコミの偏向報道が可能になっていたわけです。現在は、インターネットを使える人達によって、マスコミの偏向が見えるようになってきました。
政治家、評論家などもマスコミを意識することなく、自分のページで意見を発表できますから真意を国民に伝えることが可能です。

しかしながら、まだマスコミを経由せずにインターネットを使って情報を閲覧し、各種情報を見ることの出来る国民はほとんど居りません。
多くは、マスコミの提供する情報を見て、それとインターネットの情報を見て自分が判断する状況にあると思います。

マスコミは事実だけを報道し、世界に複数の評価がある場合はそれを併記することで生き残るしかないはずです。
第二次世界大戦以降にあった世界平和の夢想は、現実によって目覚めさせられております。
アメリカは実戦配備可能な核兵器(ミニ・ニューク)を繰り出すでしょうし、紛争の芽は小さいうちに潰すように仕向けるでしょう。
そのために軍事力は必須となり、各国の軍の共同作戦が重視されるようになってくるはずです。

戦争反対とか軍備拡張、軍事研究反対などとしてきた我が国のサヨク・マスコミの価値観。そこから出てくるさまざまな評価記事は、すでに時代錯誤になってきております。

トランプ政権は日本との軍事技術の共同開発を望んでいますし、日本の持つ民間の技術でも、転用していけば軍事的利用が可能なものもいっぱいあるはずです。
そしてその技術は、戦争の拡大を未然に防ぎ、平和維持に貢献することは間違いないでしょう。

そしてこのような事がなかなか実現しない背景には、日本のマスコミの古い平和妄想という価値観が根強く、国民をミスリードしているように思います。

今後のマスコミはネット社会を考慮して、その広範囲なインデックスとしての話題の提供が主な仕事になるように思います。
ですから、事実だけの報道と、複数の評価を併記する原則に立ち返るべきではないでしょうか。
少なくとも世論や国民の価値観をリードするなどという妄想は捨てた方が良いでしょうね。

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