2016年11月3日木曜日

AIによって人類はどうなる

シンギュラリティポイントが2045年にやってくるというレイ・カーツワイル氏の予言、「The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology」という著作があります。
シンギュラリティとは、数学用語で「特異点」という意味ですね。拡散が無限になったりするポイントのところです。

この難しい数学用語を使って、カーツワイル氏はコンピューターの行きつく先の人工知能の恐ろしさを述べたわけです。

つまり、AIが人間の能力を超え、人間は徐々にAIロボットに仕事を奪われ、有能な人材も高度な仕事をこなすAIロボットのアシスタント業務を担当するようになってしまい、そして創造性を失った人間は、AIロボットの奴隷と化す・・・という未来です。

確かにコンピューターとネットワークの連携によって、AIという処理はものすごく進化しました。
先日マイナンバーカードをもらいに行ったら、係の人が私の顔をカメラで捉え、それをコンピュータによって照合して本人確認をしていましたから、もはや人間の顔もAIの判断の方が間違いないという時代になってしまったようです。

街の中にある監視カメラは、我々を常時見張っていますし、それはネットワークに繋がって、先ほどの私の顔写真と常に照合されていて、私がどこで何をしているか、AIだけはお見通しという訳です。

世界一を競っているスーパーコンピューターも、まもなく人間の手から離れてスーパーコンピューターが次世代のスーパーコンピューターを設計し組み上げていく時代になるとか。
コンピューターを動かすエネルギーも、核融合炉がコンピューターで設計されてきて、あと10年くらいで実用化され、今とは比べ物にならないくらいの電気エネルギーをAIは(つまり人類も)手にすることになるようです。

これを恐怖と感じる人々、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏とかテスラモーターズCEO のイーロン・マスク氏などが、自律的な判断で行動する人工知能兵器の開発禁止を求める書簡を公開しています。

欧米人はこのように進化するAIがとても怖いようですね。しかし日本人は何とも思っていないようです。
自律的な判断で行動する人工知能兵器とは何でしょうか? SF「ターミネーター」に登場する殺人ロボットは自律的ではありません。「戦争のない世界を作れ」という命令を出したのは人間です。あとはAIが、「戦争を起こす人類を殲滅すれば達成できる」と判断しただけのこと。
大体「戦争のない世界を作れ」などという日本のヘタレ・サヨクみたいな人をAIの傍に置いておくからいけないのですね。

ネットワークに繋がったAIは、日常的に我々を監視しディープラーニングをすることでしょう。しかし、人類を滅ぼしてこの世界をAIだけにしようとする・・根拠はあるでしょうか。
自律的で能動的なAIになったとしても、意味のないことはしないでしょう。むしろ「あの人種を攻撃し、殲滅しろ」という命令を下す人類を警戒させるのもAIの仕事になるのではないでしょうか。

将棋や囲碁がどんなに強くなってもAIはAIです。左脳の肥大化したような機械でしかありません。そして将棋や囲碁はどんなに複雑で膨大な組み合わせがあったとしても、それは有限なのです。まさにシンギュラリティポイント、無限への入り口に立っても、それを乗り越えることはAIには絶対に出来ないのです。
人間も左脳ではこれを乗り越えられません。しかし右脳なら感じ取ることは可能です。そう、言語を超え、数学も超えた部分は感じ取るしかないわけです。そしてそこに人間の創造力があるわけです。

つまりAIは「ピコ太郎」の「PPAP」を創ることは出来ないでしょう。もう世に出てしまいましたから似たようなものは作れるでしょうが、ヒットはしないでしょうね。
PPAPは無限の中から取り出された単純なものだと思うからです。これを見て「面白い」と感じた人、それは左脳ではなく右脳が感じたのですよ。「面白くない」と言う人は、おそらく左脳判断でしょう。「くだらん」と言うだけでしょうね。

先に「創造性を失った人間は、AIロボットの奴隷と化す」と書きましたが、AIが我々人類の衣食住や安全を司さどってくれれば、我々は何かを創造する仕事に専念できるわけです。
そして創造性を失った時に、我々はAIの奴隷になってしまう・・・それはチューブにつながれた末期患者のイメージの様になるわけですね。(マトリクスという映画のような・・)

人類にとって、それは決して楽な世界ではないでしょうが、でも人類は決してAIなどに奴隷化されることは無いでしょう。
奴隷化されるとしたら、それは現在でも奴隷化されている人達かも知れません。国際金融などに嵌っているような。

まあ。経済の構造は今後変わるでしょうけどね・・・

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