2016年2月26日金曜日

「心神」の巣立ちはまだ・・・

日本の領空の防衛はまだF15に頼っております。F15は第4世代の戦闘機です。これでは中共と戦闘になった時は危険なのです。
国産の戦闘機はF2(F16と同じ格好をしていますが)ですが、これも第4・5世代の戦闘機でステルス機ではありません。

アメリカは韓国、そして沖縄にF22を配備しました。南シナ海、東シナ海の中共の軍の動きを牽制してのことです。F22は第5世代の戦闘機で、初めてステルス性能を引き出した戦闘機です。

細かいところに日本の技術が散りばめられたF22なのですが、コストの問題などで難があり日本が購入することが出来ませんでした。
なにしろ1回飛ぶごとにステルス用の塗料を塗りなおさなければならないなどの問題点もあるようです。(厚化粧のF22だそうです)
F22の問題を解決して他の付加機能を加えたマルチロール戦闘機、F35が第5世代の戦闘機としてアメリカは同盟国に配備する計画を立てたのです。

F35はステルス性能に加えて、短距離離着陸(STOVL)であり、また垂直離着陸(VTOL)も可能となっています。そして無人攻撃機にもなります。
そこで日本はF35の購入を決定し、現在は4機がアメリカで作成中とのこと。戦闘機ですから出来上がった後にはパイロットの訓練が必要です。それらを合わせて日本の防空に就航するまでに10年は必要だそうです。
ですから4機はアメリカで作成し、アメリカで訓練することが必要になるわけで、その後は日本で組み立てたF35を配備していくそうです。

第4世代だとか第5世代と述べましたが、これは戦闘機の総合性能の比較であって、第5世代が出て来ると第4世代の戦闘機は全く歯が立たなくなるそうです。空戦のシミュレーションでは100%第5世代が勝つそうですね。もちろんパイロットの錬度がその性能をフルに発揮できるようになっていなければなりませんけど。

F35の設計仕様はすでに中共にハッキングされておりますから、時間が経てば中共の第5世代戦闘機が登場してくるでしょう。しかしパイロットの錬度などを上げるには時間が掛かります。それまではF35を早く防衛実務に就かせなければなりませんね。

ステルス性能が無い戦闘機は、まもなく消え去るでしょう。勝負にならないからです。打ち合うのはミサイルであり機関銃ではなくなっていますからね。どちらが先に居場所をレーダーで見つけてミサイルをロックオンするか、それが勝敗を分けます。
中共はJ-20というステルス機を開発し、2018年には就航する予定だそうですが、パイロットの錬度を上げるのはもっと時間が必要でしょう。

日本はステルス戦闘機を先に見つける装置も開発中です。これは異方向に反射した電波を別の位置で捉え、友軍のパイロットに知らせる総合システムです。
それが完成すれば、地対空ミサイルでも敵ステルス機を落とせます。そのシステムと次世代戦闘機の組み合わせによって、東シナ海の我が国土を守るわけです。

中共が第5世代を防衛戦線に投入してくれば、F35の優位性は失われます。そこでどうしてもその次、つまり第6世代の戦闘機が必要になります。
その第6世代の戦闘機を開発するのに必要な設計情報を得るのが、この「心神」の目的です。ですから「先進技術実証機」という訳ですね。

心神は機体のほとんどの部分を炭素繊維を核にした高強度軽量複合材を使っています。ただ炭素繊維の複合材そのものは恐らくすでに台湾経由で中共に提供されているそうです。
心神の開発陣は、それだけでは戦闘機は作れないとしていますが、それは時間の問題なのです。中共は自ら詳細な開発をしようとはしていません。開発した国から盗むことが常套手段です。
それは開発能力の問題ではなく価値観の問題なのです。ですからそこに時間差が生まれます。その時間差で国土防衛を行っていくしかないわけです。

心神のタクシングが名古屋空港で始まっているようです。MRJと比較するとまるで玩具ですね。でも巣立ちが近いひな鳥のようにも見えます。
タクシングでもいろいろ問題が出ているようで、2月のテスト飛行が3月にずれ込んでしまいました。

中共が第5世代に追いついてくるまでに、我が国は第6世代を開発するわけです。6世代機が追い付かれる前に7世代機と言うように、この繰り返しで国土を守るわけですね。

中共は数の多さで圧倒してくる戦法を取るでしょう。第4世代機でも数が増えれば、少数の第5世代機でもなかなか追い払うことが難しくなります。この点も第6世代機に課せられた課題となります。
高運動機能と燃費の良さを武器に、相手戦闘機をその基地から遠くなる方向に追い払います。それだけで戦闘機は基地へ戻れなくなります。燃料が足りなくなるからです。
南シナ海の基地へも帰れなくする方向はどちらでしょうか・・・

数機が海に不時着という事態が生じれば、いくら数が多くても危なくて近寄れなくなるでしょう。自衛隊がミサイルはおろか銃撃すら許されていない現状でも、この手法なら使えるはずですね。
このような理由で、第6世代、第7世代と開発を進める必要があるわけです。

これと同じように、海上では艦船も戻れなくする方法を考えれば良いのですよ。漁船団などは追い帰すのではなく、母港と反対の方に追いやるか・・・あるいはその他の方法で燃料切れで母港に帰れなくすればいいんです。

日本の憲法の厳しさをクリアし、ミサイルも砲撃もしないで、相手を自滅させる戦法を考えれば良いだけなんですよね。本当は・・・

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