2015年11月8日日曜日

安倍晋三首相の矜持

11月2日に行われた日韓首脳会談では、韓国側は何の謝罪も」引き出すことが出来ませんでした。
朴大統領が取った手段は、公式訪韓した中共の李克強首相を晩餐(ばんさん)会でもてなし、安倍首相を実も訪問として一切の歓迎式典をやりませんでした。

しかし、安倍首相はまったくそのよううなことを意に介せず、日中会談を行い、そして日韓会談を行いました。そして「見解の違い」だけを強調し、決められたことは来年は東京で「日中韓首脳会談」を行うと言うことだけでした。

日韓会談が終わって外に出た朴大統領は、安倍首相に「これからどうされますか」と聞いたそうです。韓国の一部に「昼食をも共にしないのは冷たくはないか」という意見があったそうですから、そのような流れに持っていきたかったのかも知れませんね。

しかし安倍首相は、「焼き肉を食べに行きます」とだけ告げて朴大統領を後にしたそうです。
事実この後、安倍首相はソウル駐在の日本人財界人らと韓国料理屋で会談し、帰国の途に就いたそうです。
この安倍首相を見送った朴大統領はけげんな表情をしていたとか。安倍首相の方が食事会を断った形になりますからね。

食事で客をもてなす。客が満足するまでもてなしたがるのが韓国の文化だとか。しかもそれが政治の世界まで浸透しているようですね。
どうやら中華の方にもこれがあるらしく、中韓は「もてなし」あって両国関係の親密度を測っているのかも知れません。お互い儒教の国ですからね。
しかし、日本にはそのような慣習も価値観も持っておりません。むしろ意見が対立する相手とは、礼をもって議論することが良しとされる文化です。
落ち着いて、結論など出さず、静かに議論し、違いを明らかにしてどちらが「正義」であるかを考えるわけです。もし早急に結論を出そうとすれば「決闘」になってしまいます。歴史書ではなく「講談」などを読んでもこのようにして悲劇が描かれます。

これに対して韓国には、火病(ファッピョン=憤怒症候群)という朝鮮民族特有の精神構造があり、それを「怒りの抑制に因る各種障害」と呼んでいるそうです。
「過去の体験(歴史)で生まれた『恨(ハン)』に根ざす永続的悲哀」との定義も可能だそうです。悲哀などという甘いものではないですけどね。
「切迫した死への恐怖」→「パニック」→「生存本能が込み上がる」という症状の変化が産経の野口記者によって語られていましたが、慰安婦問題もさることながら、竹島問題でも済州島四・三事件でも、そしてベトナムにおける虐殺事件にも、このような症状が出ていると見るとある意味で理解できます。なにしろパニックの病状が悪化すると、理由も分からず人を殺す者も出るそうですからね。

もしかしたら、この朝鮮民族特有とも言われるこの遺伝子が、中国大陸のいくつかの民族も持っているのかも知れません。これが中共の周辺民族への弾圧の背景にあるのかも知れませんね。「ヴァンダリズム的生存本能」だけで軍備拡張が行われているのかも知れません。
(ヴァンダリズムとは、ローマを破壊したゲルマン系のヴァンダル族が語源で、文化破壊運動のこと)

このような朝鮮民族であることを全く無視し、火に油を注いでいるのが、あの鳩山由紀夫氏です。
わざわざ韓国に赴き、ソウル大学で約70分間にわたって特別講演をしました。そして安倍晋三首相と安倍政権を批判したそうです。
「河野談話の継承は当然として、アジア女性基金をはじめとした償い事業でも満足されない方々のために何をすべきか、もう一度、日本政府は韓国政府と協力して答えを出す必要がある」と強調したとか。

戦後70年の安倍談話に対しては、「評価される内容ではない。侵略、植民地支配、反省と謝罪の言葉は盛り込まれていたが、文脈はとても納得のいくものではない。安倍首相本人の反省や謝罪の気持ちとしては伝わらなかった」とか、「首相は自らを愛国者とはき違えているのだろうが、自信のなさの裏返しだ。真の愛国心とは、過去の歴史的な事実に目をつむらず、過ちには謝る勇気を持つことではないか。このような内容になってしまったことを申し訳なく思う」などと、勝手に自分の妄想を元に謝っています。「謝る勇気」は中韓には単に「弱さ」と見られるだけです。

また、「安倍談話に、韓国政府も中共政府もそれなりに大人の対応を示していただいたことはありがたいことだ」などと述べていますが、単に反論出来なかっただけではないでしょうか。

ソウル大学の大講堂に集まった人達は熱演する鳩山氏に盛大な拍手を送ったそうですが、これが憤怒症候群を呼び起こさなければいいのですけどね。

激情の抑制は、おそらく脳の前頭前野(前頭前皮質)で行われるものだと言うことです。そしてこの部分は他の脳領域と比べて成熟するのに時間を要することが知られているそうです。
抑制が効かないと、歴史認識を客観的に行うことは出来ないのではないでしょうか。利害関係が先に立ち、そこに自国の保存本能が働くわけです。

従軍慰安婦問題は、日本のサヨクが作り上げたものです。サヨクが朝鮮人のこのような性質を使って仕掛けたものであり、同時に連合国側に媚びたものだと思います。
謝罪外交で動く莫大な資金。その担当になることがどれだけの権力基盤となるか。その既得権が、ある種の政治家に内在しているのでしょう。

安倍政権が続き、韓国がスワップを得られないままデフォルト状態になって、北朝鮮化していけば困るのは日米になります。
サヨクはそれを狙っているのでしょうか。道具に使われる朝鮮民族の「憤怒症候群」であるような気がします。もし朝鮮民族に「憤怒症候群」が無ければ、朝日新聞などの偏向報道に引っかかることは無かったように思うのですけど・・・

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