2015年11月13日金曜日

北朝鮮より悪化しそうな中共

権力機構が崩壊する時、きわめて暴力的な暴走が始まることは人間の歴史を見れば解ることです。太古から現在に至るまで、その様相は変わっていないようですね。

中国共産党が崩壊し始めています。習主席はそれを止められません。むしろ自分が暴君になり始めているのかも知れません。ともかくやることに余裕がないのです。

美しい女性を決める国際的なコンテストが、ミス・インターナショナル、ミス・ユニバース、ミス・ワールドというコンテストです。
まあ美人が大勢いる方が楽しいですから、ミスコンはたくさんあってもいいでしょう。そして今年はミス・ワールドが中共南部海南省で来月中旬に開かれることになっています。
何故中共で開催するのかは知りませんが、また賄賂の工作でもやったようですね。

しかし、最近の美人は自己主張が強く出て来るようです。それくらい頭脳明晰で、しかも機智に飛んでいなければ、単に美人だけでは通用しないようですね。
そういうわけで、今回のミス・ワールドのカナダ代表(ミス・カナダ)に選出されたのは、カナダ籍の中国出身の女性「アナスタシア・リンさん」でした。

湖南省出身で女優でもあるリンさんは、中共の人権状況を厳しく批判してきました。気功集団「法輪功」を支持し、拷問されたメンバー役を演じたりして、演劇活動でもかなり中共批判をしていたようです。
その彼女が、ミス・ワールドに参加するために南部海南省に行くわけですが、習政権は査証(ビザ)発給を拒んでいると言うことです。

IMFのSDRに人民元を入れることなど、国際化を目指す中共なのに、美人コンテストに参加しようとする一人の女性を拒絶するような国家であること自体が、矛盾する中共なのです。
表と裏を使いわけ、表ではいかにも国際化に準拠する姿勢を演じながら、その実裏では姑息な手段によって自国の淫行を隠してきた疑似国家が中共です。
隠すだけで淫行を止めようとしない国家でもあります。華人の淫行は、性的と言うよりももっと酷いもので、臓器売買や拷問殺人などがあるようです。

それを知っているであろうリンさんは、そういう中華の現状を変えたくて、演劇などで世界に訴えているわけで、何も嘘をついているわけではありません。
中共はこれを「内政干渉」だとか、「犯罪者はどこにでもいる」などの詭弁で片づけてきたわけですが、もうそれも限界なのではないでしょうか。
台湾の誰かが、「中共が嫌なんじゃない。野蛮が嫌なんだ!」と叫んでいたことを思い出しました。共感できますね。

香港に目を移せば、中国共産党政権を批判する“反中本”を扱っていた書店の関係者が、先月から相次ぎ行方不明となっているようです。
どのように「反中」だったのかは知りませんが、政権は表側で反論出来なかったのでしょうね。ですから裏側で拉致、拷問、殺害、消滅という手段を使うわけです。

この書店は銅鑼湾書店という小さな本屋さんです。英BBC放送によりますと、書店の親会社の幹部3人が訪問先のタイで、そして中国広東省の東莞市で連絡が取れなくなったということです。

銅鑼湾書店は、米国に亡命した反体制派作家の余傑氏が書いた「中国のゴッドファーザー・習近平」という習近平国家主席を辛口に論評した本を売っており、中共本土からの観光客が買い求め、“土産”としてひそかに持ち帰るケースもかなりあったそうですね。

11月12日までに書店は営業を停止したとのこと。香港メディアは、不明となった4人の行方を探す報道を始めたとか。
しかし、おそらく遺体も出てこないでしょう。それが中共政府のやり方のようですからね。

こんな中共が、尖閣諸島周辺でいよいよ「軍艦」を出してきました。11月11日の午後5時頃から12日午後7時頃にかけて、南方の接続水域の外側を東西に航行しているのを確認したと「防衛省」が発表したのです。
もう「海上保安庁」ではなくなってきたようですね。今回は公海上の航行で、日本の領海や接続水域への侵入はなかったそうですが、「日本とならやってやる」という意気込みは感じられます。

人民解放軍が綱紀の乱れにイラついているのかも知れません。軍事衝突を起こせば、日本となら勝てるなどという思い込みも、日本のサヨク、即ちマスコミが流す報道で舐め切っているように感じます。
人民解放軍が、アメリカには勝てないが日本なら・・・と考えているとしたら、いつかは戦闘行動が起きるでしょう。
そしてそれを誘発しているのが、マスコミの戦争反対報道であったり、サヨク議員の事なかれ主義であることは、間違いないでしょうから・・・・

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