2013年10月27日日曜日

無人機撃墜すれば「戦争行為」、中共の言い分

無人機とは、航空から偵察し情報を採取するだけではありません。攻撃能力を持ち、隠密裏に行動し、目的の標的を破壊する場合もあります。そしてそれが国家の要人である場合もあるわけで、当然撃墜する対象の飛行機であり、その飛来そのものが戦争行為であることは疑う余地がありません。

ですからアメリカの場合、その無人機をステルスにしてどこの飛行機か判らないようにして飛ばしていました。撃墜されても文句は言いわず、ただ「返してくれ」などとととぼけたことを言っていましたね。

中共の場合は、隠密な行動をする必要はないわけです。なぜならそこが自国領土と言っていますからね。そこが日本領土であるから撃墜するわけですが、それを口実に戦争として侵略を正当化しようとする中共の意図は見え見えです。

「人民解放軍が領土主権を守る固い意志と決心を軽く見るべきでない」などと申していますが、中共の固い決心があれば、どこでも侵略して良いんだと言っていることになりますね。
どうせ故障で落ちても「撃墜された」と因縁を付けて戦争に持っていく気かも知れませんから、それなら撃墜した方が得策かもしれませんね。

日本政府は、「領空侵犯した無人機が警告に従わない場合、撃墜を含めた強制措置を取る方針」ですから撃墜でなくても良いわけです。
すなわち捕獲という方法も考える必要があるのではないでしょうか?
方法は判りません。中共製の無人機がどのくらいの大きさで、速度、運動性能などが判りませんから、どのようにすべきかは判断がつきません。
しかし、捕獲をすることで敵の武器内容が判ることは戦争の常です。撃墜のような破壊的行動ではなく、意図的に故障を起こさせて低空に持っていき、そこで墜落させて捕獲するなどの方法があるのではないでしょうか?
捕獲は撃墜ではありませんけど、それでも「われわれは果断な措置で反撃する」のでしょうか?「調べたら返却する」ことを事前に言っておきましょう。

少しでも機体の損傷を少なくして、捕獲した上で精密に調査し、破壊されたところを直して返還してもいいわけです。「これ以上、こんなものでの侵犯ごっこは止めろよ」などとコメントを付けてね。
ともかく中共政府を中共国民の前でさげすむことですよ。そうすれば中共政府の崩壊は中共の国民がやってくれることでしょう。

安倍首相はウォールストリート・ジャーナル(電子版)のインタビューに、「中共がアジアの現状を法手続きでなく力(軍事力)で変えようと企図しているとの懸念が多くの国にある」と述べました。
そして「中共はそのような道を選ぶべきではないと、日本が強く訴えることを多くの国が期待している」と付け加えて、「戦略的互恵関係」は日中間の極めて重要な関係であると続けて、ふたたび「日本はいつでもドアを開けている」と述べました。中共が東シナ海の覇権を止めるわけには行かないことを知っていて、その上で述べているわけですね。
中共を「さげすむ」ことにかけては、安倍首相は上手ですね。

さて、外務省が尖閣諸島が日本の領土であることを説明するインターネット用動画を作成しました。もちろん竹島についても作ってあります。
まだ日本語だけですが、今後10か国語に訳して発表するということです。1分半ほどの動画ですが、判りやすく説明しています。
http://www.youtube.com/watch?v=t78GO7efdYM&list=PLz2FHGxPcAlhlobcx-uY95TgNJKJ3zJmR

NHKの関係者が、私に「あんな小さい領土なんかやっちまえばいい」などと言っていましたが、本当にそう思っているのでしょうか?
この方は、「あんな小さい島で戦争になるのは御免だ」ということを言っておりました。しかし尖閣諸島の次が沖縄であり、九州も取ることをすでに中共は申しております。本州も取る気でしょうね。北海道はロシアと相談するのでしょうか?
華人は、軍事力しか気にしません。軍隊を放棄した憲法を持った日本など、侵略しても良いと思っているのですよ。
そしてそれは、小さな島も守れないようならば、すべてが取られてしまうという領土の世界一般の常識であって、特に華人が身勝手と言うわけでもないのです。

尖閣諸島が我が国の領土であることを、まずは日本国民の共通のコンセンサスにしないといけませんね。そのためには良く出来た動画です。
多くの人に見てほしいですね。

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