2013年10月19日土曜日

安倍首相、参拝見送りで真榊を奉納

安倍晋三首相は、17日に始まった靖国神社の秋季例大祭に参拝しないと発表しました。第2次安倍政権が始まった時、安倍首相は参拝に意欲を示していました。しかしどうやらアメリカからの圧力(もしくは要望)があったようですね。
おそらくアメリカの要望は「今、中共を刺激しないで欲しい」というような事でしょう。なにしろケリー国務長官とヘーゲル国防長官が千鳥ケ淵に参拝したのですからね。靖国神社は目と鼻の先なのに。

参拝はしなくても、「真榊(まさかき)」を「内閣総理大臣」名で奉納しましたから、参拝したようなものであることは、中共からのメッセージで明らかです。
華春瑩報道官は17日の定例記者会見で、安倍首相の靖国神社への供物奉納に、参拝したと同じと言う意味を込めて、「参拝を控えたことは評価しない」と述べ、反発の姿勢を示しました。
「改めて日本側に対し、侵略の歴史を適切に正視、真摯に反省し、アジアなど被害を受けた国の人民の感情を尊重し、適切に問題を処理するよう促す」などと、相変わらず東京裁判史観を持ち出しています。
もっとも中共は今、それどころではないのでしょうけど・・・

さて、韓国政府の反発は、「深い憂慮と遺憾」としております。「(この安倍首相の参拝見送りが)韓国など周辺国に配慮した結果だという意見には同意できない。韓国国民すべてが同じ考えだと思う」と述べていますから、参拝したのと同じという見方は中共と変わらないようです。

すなわち、真榊を「内閣総理大臣」名で奉納したことは、参拝と同じ意味を持つことを、中共と韓国が証明しているようなものです。
ですから見方を変えれば、「ご英霊も大切ですが、今は首相として生きている国民のことをなさねばなりません。ですから肉体をもっての参拝は後日に」という意味になりますね。
安倍首相は周囲の人達に「どこかのタイミングで参拝することは決めている」と述べているそうです。小泉元首相もタイミング的には何もない日に参拝していました。

韓国政府も、本当はそれどころではないはず。戦後韓国の嘘がばれそうなんです。従軍慰安婦のことから始まって、すべてが・・・
ですから「日本の右翼が『河野談話』の無力化を図っている」などと騒いでいます。昭和20年8月15日を復光節などと呼び、日本の植民地支配から解放された日などとして、それまで日本軍とともに戦ったことを、いかにも「強制されてやった」ように見せかけて、しかも自分達も連合国側だったような印象付けを行って国家再建を図ってきた韓国です。
その象徴が「従軍慰安婦」なのであって、それを嘘とされると、韓国の国家基盤が失われてしまうからでしょう。

しかし、だからと言って日本側はそうは行きません。河野談話の問題は日本国内の反日サヨクがねつ造したものです。それを利用して韓国の反日が構成されているのです。
河野談話が、韓国政府に騙されて発行したことを裏付ける証言が出てきています。また、河野洋平氏を告訴する準備を進めているグループもあるとか。

裁判であろうと、聞き取り調査であろうと、「河野談話」が間違いであることが証明されたなら、今度は世界に向かってその間違いを告示しなければなりません。
しかし戦場での性の問題は、誰にも「あって当たり前」という感覚があります。ですから難しいかも知れませんね。それでも、日本側は言い続けなければなりません。そう言い続けても特亜3国以外では問題になることはないでしょう。ただ「あって当たり前」ということに同調しないようにしましょうね。

最近、産経出版から発売された「日本が戦ってくれて感謝しています」という本の中で、インドのコヒマと言うところの老人が、「日本兵士は強かった。勇敢だった。村人と日本軍兵士は交流し、和気あいあいと家族のような付き合いをした。これほど高貴な軍隊は見たことがない。神のようだった」と語っていたと書かれていました、
ちょっと褒めすぎでは、と思うでしょうが、それはそれまで現地を仕切っていた英国人の、略奪と婦女暴行が相当ひどかったためだろうという事です。
英領のインドで人々が見た日本軍は、「軍規がきびしく、統制の取れた軍隊で、略奪や婦女暴行をしない軍隊」であったのでしょう。英印軍との比較の上で、まさにそれを「見た」のでしょうね。
ですからインドの長老たちに聞けば、「あって当たり前」と言うことは日本軍には当てはまらないと証言してくれるでしょう。裁判ではなく、世界の人々に向かってね。

東京裁判の場で「日本無罪論」を展開したラダ・ビノード・パール判事の判断こそが、太平洋戦争の真相を踏まえた判断でしょう。
それを捻じ曲げ、勝利のフィクションを作り上げた東京裁判でのアングロサクソンたち。
そしてそれを知りながら、戦後既得権を得て日本を仕切ってきた日本の敗戦利得者たち。そこに反日サヨクも含まれることが、この靖国参拝問題を難しくしている元凶ではないでしょうか?
その反日サヨクが従軍慰安婦なるものをねつ造し、韓国がそれを利用し、今日に至っているわけです。

「戦後レジームからの脱却」とは、この敗戦利得者から日本を取り戻すことかも知れませんね。
補助金漬けになっている農家も敗戦利得者のグループであり、電波という既得権を確保した反日マスコミもまた敗戦利得者であり、戦後体制を守ってきた官僚たちもまた敗戦利得者といえるのではないでしょうか。どう見ても、もうその時代は終わりました。

これらの既得権を解放し、未来に向けた柔軟さを取り戻すことが出来たとき、始めて安倍首相は靖国神社を参拝するのかも知れません。
安倍政権の皆様に、どうか英霊のご加護がありますことを・・・・

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