2012年9月6日木曜日

尖閣諸島国有化、東京都知事はどうする?そして中共は?

石原都知事が尖閣諸島購入を決定してから、完了のメンツk何だか知りませんが、政府が国有化を持ち出しました。
この問題も本質が解らない民主党政府。東京都議員に馬鹿にされたような気持ちだったのでしょうね。
地権者に対して相当の圧力を掛けたのでしょうか? しかし、中共からの圧力はあったのでしょうか?聞くところ、中共にとっては、国有化よりも東京都の所有の方がいいような噂も聞きます。

メンツが絡むと前後の見境もなくなる日本国政府の役人たちです。やってしまった国有化を実現すべく必死に地権者を脅したのかも知れませんね。

「地権者は政府が出した20憶5千万円で契約することに同意した」と述べています。本当でしょうか?
自民党の山東昭子前参院副議長(地権者と親交のある)は5日午前、地権者から連絡を受けたとして「(地権者は)いろんな形で迷っているが、国に決めたわけではないということ」と語りました。
ただ、東京都にも売ると約束したわけではないとも・・・

この迷いは、対中関係の心配から来るのでしょう。
おそらく政府は、「東京都には対中交渉は出来ないし、軍事的威圧があった場合も東京都は結局政府に泣きつくしかない」などと話したのではないでしょうか?
だから迷うんです。

中共はたいへんです。国有化などとなったら戦争しかなくなるからです。
当然、対抗手段を取ってくるでしょう。インターネット上には、「日本に宣戦布告すべきだ」とか「釣魚島を実弾演習の標的にせよ」「習近平指導部は(日本に 対し)強硬な措置を取らなければならない」などという書き込みが相次いでいるそうです。少なくとも中共の国民は民主党政府よりも、この国有化がとんでもな い出来事であることを知っているようですね。

中共政府は、経済制裁や漁業監視船の尖閣沖派遣など何らかの対抗措置を打ち出す方針を決定したそうです。
もはや戦闘回避は不可能という判断なのでしょうか?

しかしまだ地権者は決めかねているようですから、東京都に売ることにして、国有化を避ければいいわけです。
民主党政府は、国有化して上陸禁止にすれば、中共は安心するなどと間違った考えなのかも知れません。
ボケた頭では、国有化が意味することが解らないのでは?

石原都知事が尖閣に上陸し、施設などを作ろうとすれば、中共政府は日本政府に文句を言ってきます。つまり交渉の場はまだあるということになります。
しかし、国有化で施設の建設となれば、それは日本国の意志表明そのものですから、戦闘行為しかなくなるわけです。

何もしなくても、そこが国有地となれば、奪取は戦闘行為のみ。交渉は不可能。
そんな状態にいきなり持っていくとは、何を考えているのでしょうかね、民主党さんとその高官は・・・

地権者さんも迷っていないで、まだ交渉の余地のある法を選ぶべきではないでしょうか?

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