2012年9月11日火曜日

民主・自民の代表選挙、日本を普通の国家に戻せるか?


民主党の代表選の告示が10日になされました。21日が投開票です。

立候補は4名。「野田首相」「赤松元農水相」「原口元総務相」「鹿野前農水相」の4名です。よく見ると、ろくな仕事もしてこなかった面々。

赤松農水大臣は、狂牛病事件の時の失政で大臣を辞めざるを得なかった、人間的にも問題視された人物。なぜこのような人物が立候補するのか、民主党は本当に理解出来ない政党ですね。

推薦する方々は「海江田万里」「近藤昭一」「首藤信彦」「山花郁夫」「佐々木隆博」「桑原功」「富岡芳忠」「初鹿明博」「皆吉稲生」「吉川政重」「吉田統彦」「神本美恵子」「ツルネン・マルテイ」「那谷屋正義」「石橋通宏」「江崎孝」「大河原雅子」「今野東」「斎藤嘉隆」「武内則男」という人たちです。(敬称略)
よく覚えておきましょうね。

このメンバーですと、野田首相の当選が確実のような気がいたしますが・・・

さて、14日告示で24日投開票の自民党。谷垣現総裁が立候補をしないそうです。まあ、民主党にさんざん日本国家を痛めつけられても、ほとんど何もできなかった野党自民党の総裁ですから、仕方がないと言えば仕方ないのでしょうが、どうやら森喜朗元首相や古賀誠元幹事長ら党重鎮の思惑が働き、石原伸晃幹事長に一本化するための処置だということです。

石原伸晃氏は、石原都知事の息子さん。尖閣諸島国有化の裏側で石原都知事に購入を諦めさせた条件が、息子の総裁選出馬だったとか噂が流れています。
信じたくはありませんけど・・・
それにしても「石原伸晃氏」自身、自分が総裁の器かどうか自覚していないのでしょうか?
この立候補は重鎮たちの延命という側面もあるように見えますね。

この茶番劇の反対側では、一度首相を経験し、疲れ果てて途中で権力を放棄して入院した人物、安倍元首相が立候補するそうです。
巷の評価では「責任を投げ出して首相の座を降りたやつが、なんでまた立候補なんだ」という厳しい批判が飛んでいます。

安倍元首相は、それでも「憲法改正の際の国民投票法」を通し、「教育基本法の改正」、「防衛庁の省への昇格」、「社会保険庁の解体」など、普通じゃなかなか出来ないことを一気呵成に行った政治家でもあります。
孤立無援で行ったのですから、そりゃ疲れたでしょう。

その後がいけなかった・・・「福田元首相」のあの政治は何だったのでしょうか?
そしてその後に続いた「麻生元首相」。彼はすぐに解散し、選挙で勝利してから、安倍首相の行った、まだ荒削りの政治方向をきちんとしようとするはずでした。

あせったサヨクが、「漢字の読めない首相」とか「漫画ばかり読んでいる」などとこき下ろしました。
反論しようにも、福田元首相の何もしない政治の影で、小沢・民主党が「政権交代」というスローガンで国民を欺く選挙戦を開始したようで、マスコミが反自民に回り、反論ができません。

不幸にも、この時に起こった「リーマンショック」で、日本経済は非常事態に陥り、麻生首相は必死にその対策を行ったわけです。
このおかげで、それから1年は経済は何とか浮上していました。しかし、その功績は反日マスコミによってシカトされ、ついに衆議院は解散、選挙で民主党が政権を奪取したわけです。

鳩山由紀夫首相が行った、典型的な「衆愚政治」。しかし、この時はまだ麻生首相の行った経済対策のおかげで経済だけは何とかなっていたわけです。
1年後の管直人首相に至って、もはや日本は無政府国家状態でした。犯罪者が首相の席に着いたようなもの。
さすがに怒った英霊たち、地べたを揺るがして日本国民に抗議したようですね。

立候補を決めた石破茂前政調会長。「自衛隊」を「国防軍」に変えることを公約しました。組織替えも行うのでしょうね。さらに「ポジティブリスト」から「ネガティブリスト」へ行動規範を変更しないと、戦えない国防軍になってしまいます。

さて、来年になるであろう解散総選挙。野田・民主党に対する自民党の顔は「安倍元首相」か、それとも「石破茂前政調会長」か・・・
石原氏、町村氏には、今の日本を立て直すことは出来ないでしょうね。2人とも、戦後レジュームの申し子のような存在ですから・・・

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