2012年8月25日土曜日

アメリカの憂鬱・日韓の竹島問題


中共を封じ込めるための日米韓の同盟が、竹島という小さな島の問題で危機に直面しています。こう考えると、竹島問題は共産主義者が仕掛けているとも見えますね。
なにしろこういった謀略を持って、日米を死に物狂いの大戦争に嵌めた過去の実績がありますから。

国務省のヌランド報道官は、領有権問題に関し「われわれは特定の立場をとっていない」とわざわざ前置きして、「日韓両国とも強固で貴重な米国の同盟国であり、両国のいさかいが米国にとって心地良くないことは明白だ」と述べ、、「話し合いを通じた解決」を求めました。

キャンベル国務次官補なども「領土問題など国際紛争は国際法に基づいて解決すべきとの認識」を示しております。
もちろん日本も国際司法裁判所での提訴を前提にした提案を行っているわけですから、韓国とその大統領だけが、駄々をこねているだけ。

この提案の申し出を書いた親書を、見ないで突っ返すという非礼が、日本の国会で問題となり、日韓経済の強化を目的にした相互国債の当地通貨建て購入計画を、民主党・安住財務相が凍結してしまいました。
韓国側はすでに日本国債を購入済みだとか。(大丈夫です。日本国債は韓国国債よりも安心ですからね)

竹島問題も尖閣問題も、さらに悪化すれば困るのは韓国であり中共であることは間違いの無いことです。もっともそれが判っていて、だからこそ癪に障るのでしょうけど・・・
韓国は、日本の原発麻痺を狙って国際市場に韓国製「原発」の輸出攻勢をかけようとしております。しかし、原発に使用する部品はほとんどが日本製。
自動車部品メーカーの経営者は「政治的には安定してほしい。いってみれば大事な“お客さん”だしね。しかし、日韓関係が悪化すれば、本当に困るのは韓国側ですよ」と話しております。(産経)

ただ「選挙」目的で反日感情を煽り、反日マスコミと一緒になって騒げば「竹島」が韓国領土になることは絶対にありません。
日本さえそれを認めればいい・・などという考えは、「呪文を唱えていれば実現する」というオカルト的な発想です。アメリカが望むように、話し合いで解決、即ち国際司法裁判所で話し合うことが一番いいはずです。

さて、竹島に注目が集まっていますが、もっと重要な尖閣諸島はどうなっているのでしょうか?
わざわざ香港からやってきて上陸した人たちは、香港に帰還して「熱烈歓迎」されたのでしょうか?
それにしても、なぜ香港から・・だったのか・・・

中共各地で発生しているデモも、暴徒化しているようですが・・・日本車をひっくり返してぼこぼこにしている写真をよく見ますと、パトカーです。そう、警察車両の。
中共には大金持ちがたくさん居て、日本車に乗っている人口はもっと多いはずです。それなのにパトカーが狙われているとは?

中共は共産国家。政府に反対すると捕まって、良くて収容所、基本的には銃殺となっています。
ですから、政府が許可した「反日デモ」しか出来ません。そこで、反政府デモを行いたい場合は、「反日デモを行います」と官憲に申し出るわけです。
ですからほとんどの反日デモは「反政府デモ」。尖閣諸島に日本が積極介入すると中共では反政府デモがやりやすくなるというジレンマがあるようです。
 
これが本音の中共政府。経済の危機がわからない中共の国民と人民解放軍。共産主義的技法で通貨発行、住宅の空売りなどを使って、ここまで経済の8%以上成長を続けてきた中共政府。そう何回も使えるわけもなく、中共の労働者はだんだん我慢が出来なくなってきているようですね。
昨年11月に開通した「陽明灘大橋」が1年未満で崩壊したのも、経済的危機の表れではないでしょうか?

上海では「真野奈子」という日本人のまったく知らない日本の女性がバッシングを浴びているとか。
中共の誰かが作ったバーチャルキャラクターでしょうけど、「日本にいる華人(民主党のことかな?)の死期も遠くない」などと書き込み、反発を買っているとか。
何のことやら意味は判りません。しかし、書き込みには華人を蔑視するような言葉があって、それが反発を買っている原因だとか。
どうやら中共にも自虐的発言が出てきたようですね。

冷静な日本を演出する野田首相の発言は、それでも中に「海保の強化」とか「監視警戒に万全を期す」との文言があって、北方領土にまで言及しました。
これから中共、韓国、そしてロシアの反発が押し寄せてくるでしょう。楽しみですね。

経済危機が迫る中共、韓国そしてロシア。
中共には中国民主党が出来て、中国共産党と2党対立の民主主義が出来て、7つの州に分裂すれば危機は分散する・・・華人にはそれが出来ないのかもしれませんけど。(出来ないと統治不可となり、内戦になってしまいますよ・・・昔みたいに共食となって・・橋が落るよりもっと深刻な事態になりますよ)

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