2011年6月14日火曜日

米中接近か、外務省の米国世論調査

日本の外務省がアメリカで世論調査を行ったそうです。その調査とは、「アメリカにとって最も重要なパートナーは?」というもの。
この設問は、昭和50年からほぼ毎年外務省が行っている調査だそうです。そして、今年ついに日本は中共に負けたとか。トップは中共の39%、日本は31%だったとのことです。
この調査、今回は米国人1200人を対象に2月19日~3月16日に行ったものだとか。

昨年は日本、中共ともに44%の同格。平成7年頃は日本を重要なパートナーとする回答が55%もあり、当時中共は14%ということです。
この16年でついに逆転されました。

アメリカが中共をパートナーに選ぶ時は、騙されている時とも考えられます。第二次世界大戦ではすっかり騙されて蒋介石に莫大な援助をして日本を排除しようとしました。
そしてその裏側で暗躍していたのが現在の中共。まだソビエトの援助で暗躍していた時代で、ソビエトと共同作戦の謀略。日米を離反させ、共に戦わせて漁夫の利を得る謀略。
蒋介石は満州を乗っ取ろうと、そこの日本軍を追い出すためにドイツの支援を受け、ゲリラ戦のような戦いを挑んでいました。ドイツも中国の権益が欲しくて、満州の日本軍が目障りだったようです。ナチスドイツが政権を取ってもその方針は変わらなかったのですが、日独伊防共協定が出来てからヒットラーは蒋介石の援助を止めます。
アメリカが欧州の戦いに出てこないように、日本で抑えておこうという戦略があったのでしょうね。
ですから当然英国はナチスと反対の戦略を取ります。何とかアメリカをこの戦争に巻き込みたいという・・・。
それを知ったソビエトが、中共(当時は毛沢東軍)と結託して行った日米離反のための共産主義者の謀略。その最後がハルノート。人種差別主義者のルーズベルト大統領を操ったアメリカ共産主義者の奥様。知っていても黙っていたチャーチル首相。
当然ドイツに変わって蒋介石を援助し始めたのはアメリカでした。広大な中国大陸への野心もむき出しに。
四面楚歌になった日本は、天皇陛下の意向に反しついに真珠湾攻撃へ。この奇襲作戦が卑怯者のだまし討ちとなってしまったことが悲劇の始まり。その責任は日本の外務省にあったことはご承知の通りです。

あまりにもうまくいったこの謀略。中共は忘れてはいないでしょう。ですから再びその手を使うのかも知れません。
ロシアが中共とタッグを組んで北方領土をアピールしたのも、このような歴史の事実を利用した手口ではないでしょうか?
日米離反は彼の国々にとっては最高の戦略。その歴史の真実を日本国民も、そしてアメリカの国民も熟知する必要があるのではないでしょうか?

戦勝国としてその後の世界に覇権を伸ばし、世界に君臨したアメリカ。そして敗戦国として、アメリカに追従し戦後復興をなしとげ、経済大国として世界に影響力を持った日本。
謀略を使ったソビエトと中共は、ともに政策的失敗を重ねてきました。そして今、ブッシュ・アメリカの経済的失政と日本の売国政府が作り出す無政府状態を見て、チャンスと捕らえるロシアと中共。当たり前と言えばそうでしょうね。

中共がアメリカから見て本当にいいパートナーなのかどうか、日本国民は感じているはずです。
口に出しては言えませんが、このままアメリカ国民の意識が変わらないと、中共に乗っ取られてしまうのではないか・・・と。

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